コンセプトカー

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NBロードスター ロータリーコンセプト

今回はNBロードスターがベースになったコンセプトカーのひとつ、ロータリースポーツコンセプトのご紹介です。 そもそもコンセプトカーとは コンセプトカーの定義を改めて確認しますと「自動車メーカーが展示目的で製作したクルマ」とされ、次世代モデルのデザインや技術の方向性を表現することを目的としています。 Mazda MX-4(設計思想が後のAZ-1) 市販を前提としていないコンセプトカーは、「デザインや企 […]

ついに始まった、合法チューニング(MS-1)

今回はNA/NB時代のマツダスピードを複数回に渡ってご紹介します。 マツダスピードのルーツ マツダスピードといえば、メーカー直系のチューニングブランド・イメージが強いかと思われますが、その始まりはマツダと別会社になります。 母体はマツダオート東京(現関東マツダ)、つまりディーラー部門からスタートしており、60年後半にマツダ・スポーツコーナーとしてロータリーエンジンのチューニングを始めたことがルーツ […]

市販化前提?ロードスターMPS(MPS-3)

2001年9月21日、日経産業新聞にひとつの記事が掲載されました。 高出力エンジンの機種追加? 掲載された記事は、マツダは「ロードスター」に2.0リッターエンジンを搭載した試作モデル「MX-5 MPS」を制作し、量産化の検討に入った・・・という内容でした。 当時、「MX-5 MPS」はフランクフルトショーに参考出品されましたが、高出力エンジンを搭載した機種追加による顧客開拓などを検討する・・・と具 […]

ロードスターMPS 初期コンセプト(MPS-2)

2001年の東京オートサロンで発表された「ロードスターMPS」。当時のマツダは、事実上の新車が2002年の「アテンザ」まで待たなければならなかった中、ラインナップ拡充ためにエボリューションモデルの要望が市場にあるのか、反応を見ていた側面があると思われます。 MPSシリーズの背景 クルマの分かりやすいヒエラルキーは「馬力」です。 21世紀当初の国産ハイパワーモデルはGT-R、スープラ、NSXを筆頭に […]

モアパワーを求めたロードスター(MPS-1)

今回は市販化直前と噂されましたが、様々な路線変更を行いつつ販売されなかった、ロードスターのエボリューション・コンセプトをご紹介します。 クルマの価値観は様々ですが、マツダ・ロードスターといえば「馬力」ではなく「軽さ」が性能であると、近年はやっと定着してきましたが、かつては違う時代もありました(断言)。 基本ができているからこそ、より凄いクルマに仕上げたい。この軽さにモアパワー、モアトルクを求めると […]

ロードスター開発前夜(B-2)

今回の話は、NAロードスターが開発されていく中でのエピソードです。あえて貴島さんに「何故ダブルウイッシュボーンなの?」と聞いています。 貴島さんのプロフィールはこちら FFやMRの検討モデルに対して あれは当て馬で、最初から作る気がなかった(笑)。オープン2シーターを作ることはもう分かっていたんだけれど、ホンダのシビックはアメリカで売れているからどうだ?なんて話が来るから、経営陣を説得する為にああ […]

重箱の隅(ごめんなさい)

毎年7月あたりにRCOJ主催にて横浜マツダR&Dセンターで開催される「ロードスター展」。ロードスター乗りであれば思わず唸る展示をすることで有名です。今回は、貴重なコンセプトカーが展示された2012年のレポートです。 フォトレポートなどはメディア記事や個人ブログで拝見することが出来ますが、ここはひねくれて重箱の隅をチェックしたレポートです。決して馬鹿にしているのではなく、リスペクトしている […]

マツダデザイン遍歴

マツダといえば昔から「走る喜び」を全面に打ち出しながら、デザインも「心ときめく」素敵なモデルを発表しています。そしてデザイン・アイデンティティを表現するために、テーマを設定していることでも有名です。 そのルーツは1990年前半までさかのぼります。当時、マツダの戦略で「人の感情に訴えかける魅力」をもとに差別化すると、ワールドワイド・ブランド・ポジョニングを策定していったそうです。 ちなみに、この写真 […]

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