LWSに日本文化を「NAロードスター量産デザイン」(T-3)
1989年に誕生し、世界中のエンスージアストを熱狂の渦に巻き込んだユーノスロードスター(NA型:MX-5 Miata)。当時、十数年ものあいだ途絶えていたライトウェイトスポーツカー(LWS)というジャンルの再開拓を行い、その後「ポルシェ ボクスター」「メルセデスベンツ SLK」「BMW Z3」を始めとした数え切れないオープンスポーツカーのフォロワーを生み出した、歴史的なマスターピースです。 しかし […]
歴代ロードスターに関わる様々なストーリーのご紹介です。
1989年に誕生し、世界中のエンスージアストを熱狂の渦に巻き込んだユーノスロードスター(NA型:MX-5 Miata)。当時、十数年ものあいだ途絶えていたライトウェイトスポーツカー(LWS)というジャンルの再開拓を行い、その後「ポルシェ ボクスター」「メルセデスベンツ SLK」「BMW Z3」を始めとした数え切れないオープンスポーツカーのフォロワーを生み出した、歴史的なマスターピースです。 しかし […]
1989年に誕生し、現在に至るまで愛され続けているライトウェイトスポーツカー(LWS)であるユーノスロードスター(NA型/海外名:MX-5 Miata)。このクルマは90年代のマツダを彩った「ときめきのデザイン(Inspired Sensation)」を体現した存在でした。 そこで今回は、この偉大なスポーツカーがまだ「名もなきスケッチ」だった時代へと時計の針を戻します。舞台は太陽がさんさんと降り注 […]
1990年代初頭に登場したマツダのクルマたちは、今の時代でも全く色褪せることのない美しいプロポーションと艶やかさを持っていました。いわゆる有機的なオーガニックシェイプ(※)を積極的に用いた、現在では安全基準やパッケージングの制約から少なくなってしまった流麗なスタイリングです。 ※有機的で滑らかな自動車デザインを指す言葉として、他にも「オーガニックフォルム」「バイオデザイン」「エアロージョン(風化造 […]
今回はマツダ・スポーツカーの解説でよく耳にする「ヨー慣性モーメント」の話です。最近こそ少なくなりましたが、古いカタログや雑誌でこの言葉を目にするたびに、「またマニアックなことを書いてるな」と流してしまう方も多いかもしれません。しかし、この概念こそロードスターのハンドリングの「気持ちよさの物理的な正体」であり、エンジニアたちが血眼になって磨き上げたクルマの素性にあたるのです。 ヨーとは「ヨーイング」 […]
現実世界において物理的なサイズの変更はできませんが、あえて「大きさ」の基準を合わせてロードスターを比較すると、世代を超えたデザインの共通点が明確になります。面白いのは、この比較で一番コンパクトに見えるのがNCロードスターであり、一番大きく見えるのはNDロードスターであること。実際のサイズ感とは真逆になるんですね。 ちなみに、今でこそかなりコンパクトに見えるNAロードスターであっても、そのデビュー当 […]
第二のマツダ、「M2」 【M2 1002 Vintage/M2 1001 Cafe Racer】 「M2(エムツー)」とは、1991年から1995年頃まで存在した、マツダ車の商品企画を事業目的としたグループ会社です。マツダ本社を「M1」ととらえ、M2はマツダの「2番目の会社」であることを意味していました。 その目的は、マツダ車の新たな商品開発です。「TOKYOソフト開発実験工房」として、広島本社、 […]
「ロードスターの楽しさ」を表現するために使われる「人馬一体」というキーワード。これは改めて、NCロードスターを開発する際に発表された論文「感性エンジニアリング」にて定義され、そのコンセプトが明文化されました。 「勘(intuition)」から「感(feel)」へ ロードスターはNAのデビュー当時から「人馬一体」(※)というキーワードで語られてきました。でも「これってどんな意味なの?」と問われると、 […]
近年のマツダ車全体におけるテーマカラーは、デザインテーマとなる魂動デザインにおいて「色も造形の一部」として開発された「ソウルレッド」シリーズがあります。その深い赤のコンセプトは「見る者の魂を揺さぶるような究極の赤をつくろう」というもので、マツダブランドを体現するもののひとつとして定着しています。 ただ、ソウルレッド以前にもマツダは赤にこだわる会社で「赤いファミリア」「赤いMPV」「赤いプレマシー」 […]
NDのクラッシュテストが満点ではなかった理由 2015年、NDロードスターのデビュー後に欧州で実施された自動車安全テスト「ENCAP(通称ユーロ・エヌキャップ:European New Car Assessment Programme/ヨーロッパ新車アセスメントプログラム)」の公表データが話題になりました。その内容は最新車であるにもかかわらず「星4つ」。その理由はイマドキな事情でした。 最高ランク […]
クルマのボディカラーは「白、黒、シルバー」が定番のラインナップとされています。その一方で、カタログの表紙は色とりどりの「テーマカラー(イメージカラー)」に塗られたクルマが添えられます。これは車種ごとのコンセプトやマーケティング上の狙いによって決められるものです。 ちなみに、かつてのマツダでは1色だけ車種専用のカラーを作ることが許されたそうです。もちろん、それがロードスター用に調色されたものであって […]
春頃から国内イベントで登場予告がされていた「ロードスター35周年記念車」が2024年12月25日に正式リリースされました。 本来は11月上旬発表予定だったものが、ND3ロードスター(NDXRE)の「パーキング・アシスト・ユニット」リコール対応(12月13日に公示)にて先送りになったそうですが・・・制御プログラムの書換で無事に対応するということで、納車は2025年2月になるそうですが、なんとか「35 […]
この記事は2024年更新情報です 生産100万台を突破して「最も売れた2シーターのスポーツカー(Best-selling two-seater sports car)」として2016年4月22日にギネス世界記録を更新したロードスター。 余談ですが本件は2024年時点で継続申請は行われていないのか、ギネス世界記録のWebサイトでは結果なし(404エラー)になっています。ただ、基本的には挑戦から証拠物 […]
2014年にデザイン公表されたNDロードスターですが(※)、早いものでもうデビューから10年が経とうとしています。今や街中で見かけない日はないくらいオープンカー(スポーツカー)として異例のヒットを継続しています。RFも含めてとてもカッコイイですからね。 しかしぶっちゃけ・・・もう見慣れてしまいましたが、デビュー当初はあの「お口(グリル)」はデカいと思いませんでしか?もはやNDロードスターの味だと思 […]
新進気鋭のパワーユニット「MZRエンジン」シリーズを搭載し2005年にデビューしたNCロードスターは、リーマンショックを発端とした世界同時不況の影響によりフルモデルチェンジの予定(2012年)を大幅に更新し、2015年のNDロードスターデビューまで10年間のモデルライフを持つことになりました。 そんな現行型NDロードスターも2024年に大幅なアップデートを行い、純ガソリンエンジン「スカイアクティブ […]
開発主査が「本当にどうしようもなくて変えた」と回顧するように、ロードスターは商品寿命の限度ギリギリまでフルモデルチェンジを行わないそうです。たとえばNBロードスターへのフルモデルチェンジは安全要件のレギュレーションに対応するためであり、NCロードスターではNA/NBで使用されていたパワーユニットとなる「B型エンジン」が環境規制に対応出来なかったためでした。 モデルチェンジはレギュレーションの変更の […]
NBロードスターにフルモデルチェンジが行われた際、一部から最も「気に入らない」とネガティブな意見が飛び交ったのがエクステリアデザインでした。 意見を要約するとそれは「ヘッドライト」が固定式になったことと、普通の「ドアハンドル」になり【スペシャリティ感】がなくなったことに集約されます。乗り味やハンドリングは先代を踏襲しているから代わり映えしないし、そこへ(言葉を選ばずに書くと)凡庸になった「見た目」 […]