NBロードスター、1年間の維持費(2025年版)

NBロードスター、1年間の維持費(2025年版)

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毎年同じことを書いている気がしますが、昨年(2025年)も激動の一年でした。新大統領の就任に伴う経済不安、欧州情勢や中東情勢も一進一退の状況が続いており、それに伴う世界的なインフレーション(物価高)、食料品ではお米や卵が高止まりしたままです。インバウンド需要の回復から外食も数割値段が上がった印象です。特にラーメン・・・

また、2025年はAIエージェント元年とされています。これは、単なる情報生成AIから自律的にタスクを計画・実行する「AIエージェント」が本格的にビジネスや日常に導入され、社会変革の始まりとなりました。簡単なプロンプトで冒頭にあるプレゼン画像が生成されるのは、正直かなりの衝撃を受けました。

ただ、AIは業務を加速させる「優秀な助手」ですが、アウトプットの質を決めるのは長年培ってきた「経験」や、物事を慮(おもんばか)る「感性」であり、これらは現時点では代替できません。逆説的ですが、AIが進化する今だからこそ、対面の温もりや泥臭い現場といった「リアルな体験」の価値が、高まっていくことでしょう。

さて、国内事情でいえば(また)政権交代があったり、大阪万博が予想以上に盛り上がったりと忙しい一年でしたが、ずっと高止まりをしていた燃料費(ガソリン代)において暫定税率の廃止や、原油の増産などがあり年末になって価格が下がってきました(うちの近所では20円くらい下がった・・・)。そういえば、旧車に対する自動車税にも良い方向でテコ入れが入る噂もありますね。

そうはいってもNAやNBが減益だった25年前から比べたら倍の金額・・・確かに現行車は燃費が良くなっているので(かつてと比較しても)大きな影響はなさそうですが、ネオクラシック勢からするとイメージよりも維持費がかかる印象が残っていますよね。


一方、自動車業界は明暗が分かれてきました。あれだけ騒いでいた欧州のEV政策はバランスブレイカー(中国勢)の登場により撤回され、既存メーカーは生き残りのために高級車路線に舵を切っている印象です。

マルチパスウェイ戦略でメディアに散々馬鹿にされていたはずのトヨタが頭ひとつ抜けている状態は変わらず、新型スポーツカーなどの趣味車も開発を行っている予告しているんですから、本当にすごい会社だと思います。「電動化技術のゴリ押しはエコじゃない」ということが一般常識になったことに一安心です。


ロードスター界隈のニュースとしてはNDロードスター「35周年記念車」がND3のリコールにより大幅に納車が遅れたと同時に、一気に納車されたことから4月の国内販売で「マツダで一番売れたクルマ(1918台)」なんてニュースがありました。また、メーカーチューンコンプリートカーのスピリットレーシングロードスター12Rの抽選に9500名の応募があったのも話題になりましたね。デビューから10年以上経っているのに話題になるNDロードスターって凄いクルマだと思います・・・!

さておき、私の愛車はNBロードスター。今回は私が2025年にかけた金額を集計しました。

2025年の燃料費 約8万円

走行距離(km) 給油量(L) 平均単価 給油金額 燃費(L) 給油回数
2022年 5338.9 503.18 ¥153.9 ¥77,464 10.6 15
2023年 6,423.5 560.8 ¥161.4 ¥89,766 11.6 18
2024年 5144.9 484.16 ¥161.3 ¥78,126 10.7 16
2025年 5856.3 496.24 ¥162.3 ¥80,468 12.0 19
14年合計 72,606.4 6,559.3 ¥139.9 ¥921,028 11.06 191

私はほぼ毎週末ロードスターに乗っており、2025年は長距離走行も行う機会が多くて、燃費がいい一年になりました。ガソリン価格は年末直前まで
(単価の安い埼玉界隈とはいえ)160円前後あたりになっていました。なお、私のNB6Cはレギュラーガソリンです。

NB6Cロードスターの【B6-ZE(RS)】エンジンにおけるカタログ燃費は14.8km/L(10・15モード)ですが、現行計測形式となる「WLTCモード(Worldwide harmonized Light vehicles Test Cycle)」では11.4km/L(※)となります。※X*89.7*86

14年乗ってもカタログ燃費あたりをうろうろしてくれるのは嬉しい!あくまで私の乗り方ですが、B6エンジンは意外に優秀でした。

2025年の固定費 約7.8万円

自動車税 重量税 自賠責保険 車検基本費用 任意保険 固定費計
2022年 ¥45,400 ¥34,800 ¥20,010 ¥22,390 ¥16,030 ¥138,630
2023年 ¥45,400 ¥25,700 ¥71,100
2024年 ¥45,400 ¥36,900 ¥23,690 ¥24,200 ¥27,750 ¥157,940
2025年 ¥45,400 ¥33,040 ¥78,440
14年合計 ¥612,000 ¥198,900 ¥146,760 ¥131,510 ¥249,350 ¥1,338,520

NBロードスターを所有するだけで基本的に「絶対にかかる」金額は約7.8万円でした。

2025年は車検がなかったので自動車税と保険くらいしかかかっていません。ただし、損害保険に関しては物価高に伴う料率変更が行われるのは仕方がないのですが、相変わらず値上げになっています。なお、自動車保険の等級は最高レートで、補償内容は対人対物賠償は無制限ですが車両保険はつけていません。つまり、自己責任を踏まえて趣味車に対するコストは最低限設定にしています。

また、自宅にロードスターを置いているので駐車場代もかかっていません。ちなみに自動車保険が一番安かったのは2019年の8,800円。それから4倍以上の掛け金になっているのは驚きです。

なお、旧車における税金が加算されるのは厳しいですが、現行車両の半分の燃費で倍以上の排気ガスを放出しているので、環境負担のための税金といわれたら仕方ないですね。ここから噂の走行税(走行距離に伴う税金)とか始まったら嫌だなぁ・・・

2025年の整備費 約7万円

メンテナンス トラブル整備 快適装備 年次計
2022年 ¥82,786 ¥54,170 ¥40,736 ¥177,692
2023年 ¥284,542 ¥69,105 ¥353,647
2024年 ¥58,214 ¥26,969 ¥2,498 ¥87,681
2025年 ¥25,225 ¥16,083 ¥28,176 ¥69,484
14年合計 ¥999,972 ¥354,418 ¥349,512 ¥1,703,902

今回、絶対に必要な整備は(車検がなかったこともありますが)約4.1万円の範囲でした。定期整備としては油脂類交換とメンテナンス品(ランプ類)の購入くらいです。純正部品の高騰(価格改定)は続いてる一方で、サードパーティの部品も出ているので、安価なそれを試したりしています。トラブル整備は本当に悲しいことがおきまして・・・DIY失敗によるものです。あまりに残念な内容なので記事にしていませんが、気が向けば書くと思います。

なお、快適装備は「なくても困らないもの」なので、本当に趣味の範囲内のアイテムです。

参考:https://mx-5nb.com/2023/11/13/bush-replacement/

2025年の年間維持費 約22.8万円

固定費 整備費 燃料費 年次計 月平均
2022年 ¥138,630 ¥177,692 ¥77,464 ¥393,786 ¥32,816
2023年 ¥71,100 ¥353,647 ¥89,766 ¥514,513 ¥42,876
2024年 ¥157,940 ¥87,681 ¥78,126 ¥323,747 ¥26,979
2025年 ¥78,440 ¥69,484 ¥80,468 ¥228,392 ¥19,033
14年合計 ¥1,260,080 ¥1,703,902 ¥921,028 ¥3,963,450

2025年のNBロードスターは(普段使いをする分には)ノントラブルで頑張ってくれました。どちらかというと、クルマ自体の苦労よりもプライベートで色々大変な出来事が生きまして、そっちに労力がかかった印象です。

ちなみに14年間所有して、ロードスターにかかっている総合コスト(固定費、整備費、燃料費)は約396万円。でも、NBロードスターを所有して得た「愛着性能」はそれ以上の効果があり、数値にはできません。もちろん1ミリとも後悔もありません。いろいろひっくるめて、2025年の月次コストは1.9万円になりました。

NB6C 固定費 整備費 燃料費 総合経費
14年の維持費 ¥1,260,080 ¥1,703,902 ¥921,028 ¥3,963,450
年平均 ¥90,006 ¥121,707 ¥65,788 ¥283,104
月平均 ¥7,500 ¥10,142 ¥5,482 ¥23,592

ここからは数字遊びになります。酸いも甘いもありましたが、所有14年間でかかった維持費用を年次換算すると約28.3万円/年、月換算で約2.3万円/月となります。ちなみに、1日当たりのコストで計算すると776円になりました。

なお、物価上昇が目に見えて始まった2020年以降を鑑みると約34.4万円/年、月換算で2.8万円になります。もちろんコストカットを行うことは全然できるのですが、最近は予防整備を含めたメンテナンスを重ねたから平均単価が上がっているようです。


ちなみに、中古車両本体価格も含めた14年間の総合経費で鑑みても「ロードスターRF」の乗りだし価格に届かないという・・・おそろしくバリューパフォーマンスに優れているのもNBロードスターの魅力です。正直コストを鑑みても人生を楽しむ相棒と考えると、NBロードスターは想定以上に「安い」と個人的には感じています。そんなわけで、2026年も引き続きNBロードスターを楽しもうと思います!

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