ロードスターの走行性能・まとめ
ロードスターは社内で反対勢力があっても、ダブルウィッシュボーンを採用できたことが不思議でした。貴島さんの回答はシンプルで「当時一番いいものだったから」であり、内張はベニヤ板でもメカにはコストをかける、哲学を感じたエピソードでした。 インタビュー前夜に思う そもそも、この一連のトピックを書いたのは、主査インタビューを行う前に、ダブルウィッシュボーン(独立懸架方式)・サスペンションのロジックを知りたか […]
ロードスターは社内で反対勢力があっても、ダブルウィッシュボーンを採用できたことが不思議でした。貴島さんの回答はシンプルで「当時一番いいものだったから」であり、内張はベニヤ板でもメカにはコストをかける、哲学を感じたエピソードでした。 インタビュー前夜に思う そもそも、この一連のトピックを書いたのは、主査インタビューを行う前に、ダブルウィッシュボーン(独立懸架方式)・サスペンションのロジックを知りたか […]
かつて一世を風靡した「クーペスタイル」というクルマは、2枚ドアのスタイリッシュな乗用車を指す言葉です。 その語源は「二人乗りの箱馬車」であり、本来多く運ぶことをよしとするはずの移動手段を、趣味とか優雅さに振っている【無駄で贅沢】なものかも知れません。 でも、そう考えると大昔から乗り物好きは、その【無駄で贅沢】が大好きなんですよね・・・ そういう意味では、現在の「SUVクーペ」とか「4ドアクーペ」と […]
2018年、NBロードスター20周年企画としてNA/NB/NCロードスターの主査をされた貴島孝雄さんにインタビューを行いました。そのまとめページです。 なお、20年前のインタビュー記録では、すでに先を見越した解答をされています。少し引用をしますと・・・ 「ラテン系が上手いのは、内装にボディカラーを取り込み、ビジュアルにスポーツカーを訴えていること。結局文化の違いなので、現在の日本ではまだ難しい。そ […]
当サイトにおきまして、EPC2データの解析を行った特集まとめです。 ちなみに「EPC」というのはマツダの電子パーツリスト集です。現在はオンラインに移行しているので、内容の確認はディーラー等に依頼するしかありません。 しかし、かつてはメディア(CDやDVD)で供給されていたので、その時代までのマツダ車(90年代〜00年前半頃)は車種別のデータファイルをもとに解析が可能です。こんな小難しいことは置いと […]
「MPS」とは? 「ロードスターMPS」はNBロードスターの派生車種として、2001年の東京オートサロンを皮切りに、後のショーでも華々しく展示されてきました。 MPSとは「マツダ・パフォーマンス・シリーズ」の略称です。 2000年前後のマツダは、経営再建をおこなうとともに「マツダスピード」や「M2」などのブランド事業が本社統合され、マツダスピード事業部として再出発しました。MPSシリーズはその先陣 […]
「コンセプトカー」とはメーカーが展示目的で製作したクルマです。 その意図としては「デザインや企画の方向性を発表するもの」もしくは「そのまま市販できるレベル」という二つの方向性に分かれます。そして、お披露目において好評だった企画要素は、さまざまな形で市販車両へフィードバックされていくのです。 さて、NBロードスターの発売期間は1998年~2005年。その間にはロードスターの「方向性」を模索する、様々 […]
ユーノスロードスターが発売され既に約30年。 ロードスターがなぜ愛されるのか。これらを再検証する最適な道として、元開発主査である貴島孝雄氏にインタビューを行う事は必然の流れでした。その不躾な打診に貴島氏から快諾を頂くことが出来、想定以上のこだわり、哲学、そしてロードスターへの思いをお聞きすることができました。 ・運転が上手くなった気がする ・理屈抜きに走るのが楽しい ・気軽に楽しめる そんな「人馬 […]