NBロードスター実態調査2025①「NBの魅力」

NBロードスター実態調査2025①「NBの魅力」

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2025年7月15日~2025年8月15日にかけて、インターネットにて行った「NBロードスター実態調査」の報告をさせて頂きます。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

総回答数623名(NBオーナー518名/元オーナー67名/NBファン38名)
体験談等のコメント数は648件、荒らし回答は0件でした。

そんなに回答はもらえないかな・・・と杞憂していたものの、1カ月の間に相当数のコメントを頂き、読込むのに時間がかかったこと、お詫び申し上げます。その内容は心打つもの、共感できるもの、気づきを得るもの等々・・・色々あったのですが、全ては紹介しきれないので、独断と偏見により公開内容は取捨選択をしております。なにぶん文字数が多いトピックになりますので、時間の空いてる際にゆっくり読んでいただければ嬉しいです。

言葉の向こうに、NBロードスターってクルマのイメージが見えてくるはず・・・!

NBロードスターの魅力について(全員回答)


まずは、全員に回答をいただいた「NBロードスターの魅力」に関してです。圧倒的に多かったのは、ドライビングプレジャーに関わる回答で、NBロードスターにおける魅力の核心には「丁度よさ」という言葉が多く見受けられます。

特に、「使い切れるパワー」と5ナンバーサイズ、「NAの良さを最大化させた」という歴史的な立ち位置、そしてそれがもたらす「部品供給の安定」という現実的な恩恵。速さだけではない、乗り手の人生にとっての「最適解」としてのNB像がそこにありました。

NBロードスターの持つ魅力は
どんなところに感じますか?

回答母数:623/複数回答可

正統ライトウェイトスポーツとして「走る、見る、触る」の楽しさを追求し続けるクルマとして、嬉しい評価を頂いてることが分かりますね。ただ、この回答は「NBロードスター」だけのものではなく、NA~NDまで全てのロードスターに当てはまるものではないでしょうか。もちろんNEロードスターもこのような評価を得ることができるでしょう。

絶対的な速さや豪華さではなく、運転の楽しさを教えてくれる「教師」であり、人と人とを繋ぐ「触媒」であり、そして時には精神的な支えにさえなる「存在」。多くのオーナーが自分の運転の物差しと語るように、NBロードスターはクルマの楽しさとは何か、という普遍的な価値をオーナーに問いかけます。

愛車の維持に関する、あなたの哲学は?(オーナー回答)


ここからはNBオーナーからの回答をチョイスしていきます。1998年に誕生したNBロードスターは、既に20年以上経過しているネオクラシックカーといっても過言ではない状態です。そこで、回答の内容も「楽しく走れる状態の維持」や「普段使いできること」を重視する声が多数見られました。

また「予防整備」や「無理のない範囲で楽しむ」といったコメントからは、性能や見た目の追求だけでなく、愛車との生活そのものを大切にし、長く乗り続けようとするオーナーたちの現実的で深い愛情が読み取れました。

あくまで今回のアンケートに限りますが、個人的に意外だったのは販売台数(生産台数)のままの回答ではなく、世代でいえば後期型(NB2以降)、排気量でいえばNB8(1800cc)のオーナー回答が多かったこと。また、2015年に誕生したNDロードスターは既に10年経過していますが、今回のアンケート回答者は新車購入できるNDではなく、あえてNBに乗っている方であることもポイントでしょう。

回答者(NBオーナー)518名のサマリー

愛車の維持に関する
あなたの哲学(方針)を教えてください

回答母数:518/複数回答可

美しく、楽しく、維持できる。そして、アフォーダブルな価格でその世界への扉を開いてくれる。この「ちょうどよさ」が、NBロードスターが時代を超えて愛される理由でしょうか。オーナーたちの声は、NBロードスターが単なる機械ではなく、共に生きるパートナーであることを、何よりも物語っていました。

以下のトピックからは、実際にいただいたコメントを中心にご紹介させていただきます。

オーナーエピソード①【繋がり】


人生の節目に寄り添う時間

NBロードスターの魅力は、まず「体験」そのものにあるといえるでしょう。「高校を早退して納車に向かった」原体験、恋人と海沿いのドライブ、少し窮屈だけど心地よい助手席との距離感など、数々の物語が書かれていました。オープンエアの開放感は見慣れた通勤路さえ非日常の舞台に変え、クルマ好きではなかった友人さえも「また乗りたい」と笑顔にする不思議な力を持っているようです。

この魅力は人と人とを繋ぐ触媒となり、さらに輝きを増します。すれ違うロードスターと交わす挨拶は、見知らぬ者同士が一瞬で仲間となる温かな文化であり、時にはその絆が奇跡を起こすことも。事故で廃車を覚悟した時「まだ乗っていてほしい」と仲間たちに後押しされて復活を遂げたエピソードは、ある意味でコミュニティのハブとなっていることの証でしょう。

<いただいたコメントより抜粋>

・納車後、ショップから家までオープンで帰りました。この車とこれから共に暮らせるんだというワクワクした気持ちと初めてオープンカーに乗ったという出来事が相まって感動で涙がこぼれました。あの時間を忘れる事はありません。(ゆずさん)

・肩肘張らずにどこにでも乗っていけるのが、一番の魅力に感じています。他の平成スポーツカーだとこうはいかないと思います。 記憶に残るエピソードは、下世話ですがどこに行っても話しかけてくれるロードスター乗りがいることです。バイク乗りに通じる仲間意識の強さを感じます。(宮崎県のNB乗りさん)

・孫が保育園の七夕祭りの短冊にロードスター乗りになりたいと書いていた事。その孫も九月にパパになります。(若林孝弘さん)

・余計なものが全くないクルマであるところ。出先のスーパーでバッテリーが上がったが、レッカー車を待つ間、何故か気分は悪くなかった。(名無しさん)

・数年前、通勤で駅前のコインパーキングの駐車中にゲリラ豪雨に遭い、床上まで浸水し走行不能に。廃車も脳裏によぎったものの、ダメ元で中古のECUを手配し交換したら復活!(中略)つい最近もNBに乗られている同様の方がTVで紹介されていたようで、他人事とは思えませんでした…(おそばさん)

・ロードスターに乗るまでは2年位で安いスポーツカーを次々乗り換えてて、最初は結婚したから子供が出来る前に2シーター乗ってみるかくらいの気持ちで購入しました。(中略)年1くらいで真面目に乗り換えを考えるけど、次の日運転するとその気持ち良さに、車を降りて振り返るとめちゃくちゃカッコイイなと分からされて、乗り換える気があせてしまう。(宏之助さん)

・彼女や友人を乗せるとき、決まって最初は低さに戸惑ったり驚いたりしますが、最後には全員またもう一度乗りたがってくれます。クルマ好き以外にも楽しさを分けてあげられる車だと思います。(閑谷白鷺さん)

・所有してまだ1年に満たない者ですが、良いクルマだねと頻繁に言われます。バイクのライダーやBRZ/86のドライバーからもグッドサインをもらいます。こんな経験は初めてです。(しましまさん)

・私は愛車に恋しています。(中略)許されるものならば、婚姻届に車台番号を記入して入籍したいですね。一つ不満を言うのであれば、愛車は可愛いところとカッコいいところがあるので、性別を決めかねるところですかね。まあ、男でも女でも変わらず愛せます。私の恋人なのですから。(髙名川孝司さん)

・東京日和というツーリングで仲間達と意思疎通しながらお互いにロードスターを手足のように操りながら一緒に走る喜びは最高で、ロードスターに乗っていて本当に良かったと思いました。かけがえのないものになりました。(roadysseyさん)

・社会人になりNBを購入しサプライズで実家に帰省しました。希望ナンバーで父親のNAと同じナンバーにしました。父親はとても喜んでいて、多少は親孝行になったかなと思いました。母親は呆れた顔ををしていました(笑(かんさん)

・当時は妻になる前の彼女が助手席にいて、妻になりました。時を経て子が生まれて横に乗せ…と20年以上乗っている歴史を感じます。(ふしあなさん)

・オープン状態で夕暮れ時の海岸線を走ったときは、世界は(少なくとも自分の思う世界は)まだ捨てたものではない、と思うほどにカタルシスを得ました。(きたがわさん)

・購入を決めた帰り道。カミさんが一言もしゃべらなかった。今はそれとなく応援してくれています。ありがとう。(源流さん)

ロードスターの物語は時代・世代を超えて紡がれていきます。助手席にいた恋人は妻になり、生まれた我が子を乗せて走る道は家族の歴史そのもの。

その他エピソードでは、子供の成長を毎年同じアングルで写真に収めるオーナーもいました。クラッシュした一台を「娘のために」と彼女の好きな色で甦らせ、親子でサーキットを楽しむ物語もありました。ロードスターはオーナーの歴史を共に刻む、かけがえのない家族の一員といって過言ではないでしょう。

オーナーエピソード②【走行性能】


速さの向こうにある「気持ちよさ」

NBロードスターの走行性能を語るうえで、圧倒的な「速さ」という言葉はあまり耳にしません。オーナーたちが口を揃えるのはスペックには現れない「楽しさ」や「気持ちよさ」。それは、クルマとドライバーが対話するピュアでダイレクトな感覚に他なりません。現代のクルマのような多くの電子制御を持たず、アナログな感覚を残す最後の世代だからこそ感じられる、まさに「人馬一体」の世界でしょう。

<いただいたコメントより抜粋>

・ワインディングを良い感じに流してスピードメーターをみるとびっくりするほど遅い。しかしそこが良い。(ひなたさん)

・NAと比べて「えっ、こんないいの?!」という驚き。古過ぎず新しいすぎず、ちょうどいい感じ(cheeverさん)

・車が好きで色々な車に乗るのですが、その時に一つの物差しとして自分の中にロードスターがあり、ロードスターと比べることでその車の良いところ、改善してほしいところが明確になり、その車をより楽しむことができている気がします!(Kさん)

・ハンドリングが他の車では味わえないくらい良い! 足で運転できない身体ですが、とてつもなく気持ち良く運転できています。(てりまよさん)

・高速道路を数時間走っていると(特に夜間)、運転しているという感覚が消え、自分と車が一体(カタマリ)となって進んで行くように感じること。(FLTFLTさん)

・自分のNBは、ATですけど楽しいですよー。ロードスターはMTだろーって声は分かります。でも、この車を選んで良かったと思います。(tomuちばろどさん)

・ジャガーやアルファロメオ、BMWなどのスポーツセダンを始め、ロータスやポルシェなど名だたるスポーツカーにも乗ったことのある知人から、「今まで乗った中で一番楽しいスポーツカー」と評価していただいたこと。クルマの価値、特に楽しさは絶対的性能や車両価格だけでは測れないものであり、ロードスターのテーマである「人馬一体」やアフォータブルな魅力を、単に文字としてではなく、改めて実感することができました。(110のかいどーさん)

・ジムカーナで使えて、かつ勝ち負け以上にドライビングが楽しい。そしてオープンの爽快感も味わえ、所有欲も満たしてくれる。最高の相棒。故になかなかNDに乗り換える事が出来ない。(リッキー渡辺さん)

・近代の車と違ってABSやトラクションコントールや電子スロットルといった車側のアシストが一切ない最後のロードスターで、とても素直な挙動でまさに人馬一体を体感できるのが魅力的です。(名の有る権兵衛さん)

・現在の愛車でジムカーナをしています。ステアリングやブレーキ、アクセルの操作がそのまま車の挙動に現れ、全てが上手く決まると気持ちよく走ってくれます。逆に操作が雑であったり間違っていれば、「それは違うわ!!」と言うことを聞いてくれなかったりしますが…(うっちー@NB8C乗りさん)

・NAを最初に購入した過去があります。NBはNAのメーカー純正tune、改良版。走る楽しさはNAの5割増しだと思います。(zoom zoomさん)

・過去にNCに乗ったこともあったのですが、免許取った当時に現役だったNBへの憧れもあり、6年前ほど前に購入。アクセルペダルとスロットルがワイヤーでつながってるとこなど、今の新車ではなくなってしまった昔の乗り味が一番の魅力かなと思います。(よっしーさん)

・サーキット走行会を主催し、皆で走る喜びを共有出来る事でしょうか。自身の車はドリフト用に改造していますので同乗走行などで体験して頂ける良いきっかけ作りが出来ています。これからもNAからNDまで型式にとらわれず仲良く走っていきたいと思います。(コアラさん)

・コーナーでの安定感が別格。重心の位置が低い。機械式なため物理法則にのっとっており車の挙動がわかりやすい。運転が数段階上達したと思える。ヒールアンドトウもやりやすい。当時の価格でこういう車を生み出したことに感動する。(gatya398さん)

・電子制御スロットルではないスロットルとワイヤーで繋がってるアクセルや、油圧パワステだからか、とにかく自然でダイレクト感ある操作感が気持ちいい。「作り込んだものでも、マスキングされたものでもない言ってみれば「生感覚」なフィールがこのNA、NBロードスターの魅力。(中略)ちなみに、8年乗ってて致命的な故障はまだない。(Driver.Mさん)

ステアリングやペダルの操作がフィルターを通さず、そのまま挙動として現れる。その素直な特性は乗り手に運転のイロハを教え、スキルを向上させてくれる最高の教師となります。「ワインディングを気持ちよく流してメーターを見ると、びっくりするほど遅い。しかし、そこが良い」という言葉は、その本質を捉えていました。

あるオーナーは「自分の運転の物差し」と語るように、この感覚がクルマの楽しさの基準となる。ロードスターは乗り手を育て、クルマ趣味の奥深さを教えてくれるベンチマークなのです。絶対的なスピードではなく、使い切れるパワーのなかでアクセルを全開にできる喜びから得られる価値といえるでしょう。

オーナーエピソード③【デザインが好き】


時代を超えて愛される、オーガニックシェイプ

多くのオーナーが所有する理由に挙げるの「デザイン」。歴代ロードスターの中で最も美しいと断言する声も少なくはありません。NAロードスターのプロポーションを受け継ぎながら、抑揚のある曲面で構成されたスタイリングは時代に左右されないタイムレスな美しさを宿しています。サイドミラー越しに見えるグラマラスなリアフェンダー、斜め後ろから見た時の艶かしいヒップラインに、心を奪われる人も多いのではないでしょうか。

角や直線といったキャラクターラインをほとんど持たず、生命感のある「丸み」と「抑揚」で構成されたオーガニックシェイプのボディは、光の当たり方で様々な表情を見せてくれます。その佇まいを、ある人は「上品」と、ある人は「可愛い」と、またある人は「美しい」と表現し、駐車する自分のクルマに見惚れてしまうほどの魅力を醸し出しています。現代のクルマが失ってしまったボンネットの低さや開放的な視界もまた、NBならではの美点といえるでしょう。

<いただいたコメントより抜粋>

・ちょうどよさ。NBの特徴はNAとほぼ重なるが、NBはNAの思想を継承しながら、より洗練された実用性を獲得した絶妙なバランス。スタイリングは、NAのシンプルで素朴な美しさから一歩進化し、面の張りや抑揚を加えた多面的な表情を獲得。しかし過度ではなく、時代に左右されない普遍的な美しさを備えている。NAの影に隠れること自体が、NBロードスターの魅力なのだろう。(名無しさん)

・まず第一にスタイルが気に入って所有しています。美しさに対して、価格、維持のしやすさ、信頼性のバランスの取れたとてもいい車であると感じています。(みみさん)

・NA比で片側5mmフェンダーが広がったことにより、数字以上に深リムホイールが履ける!フェンダーが捲れにくい!愛らしい顔面!(PDO(パンダのヲッサン)さん)

・真横から見た時のボディサイド上側の曲線的なラインと後ろから見た時のトランクの薄さ。(Issigonisさん)

・初代(NA)に比べて安価であり手が届きやすいこと。コークボトルの流麗かつ癖の少ない親しみやすいデザイン。まだシンプルで故障しても直しやすい。初めての一人旅で北陸三県をロードスターで周り、夕暮れの千里浜なぎさドライブウェイで写真を撮ったこと。(略)(コイルんさん)

・とにかくフォルムが好きで飽きない。2006年に初めて買った車でMTは教習車とこれしかほぼ乗ったことがない。父の最新AT車を受け継いでNBは処分するつもりだったがATとの乗り比べでMTの魅力がやっと分かりすぐには手放せなくなってしまった。(KK-41さん)

・The orange evolution is beautiful color, and the sound of the car is really nice(Colin, from Franceさん)

・歴代の中で最もボディラインが優美。丸みと曲線が主体のデザインで、角・折り目・直線・鋭い部分がない。どこから見ても美しい造形をしている。(gucchi893さん)

・過去…現在…未来…どの時代にも色褪せないデザインは魅力的で、日常の一場面でも絵になります。(リュウ ハセガワさん)

・飽きの来ないデザイン。2012年のOASISミーティング@六甲山で、デザイナーの林さんとお会いして、NBデザイン時の苦労話を効きました。お尻のプリっとしたデザイン、ほんとにこだわって造られことを聞いて感動しました。「またNBに乗りたい」と仰っておられました。(略)(たっくんRSさん)

・NBの抑揚のあるボディのデザインと多彩なカラーバリエーションが他の車にはない魅力だと思います。簡単なメンテナンスなら自分で出来ること、何より楽しかったあの時代に時間を戻してくれます(名無しさん)

・佇まいが上品で落ち着きがあり、止まっている時には絵になる。走ると車との一体感がたまらなく気持ちがいい。(りんさん)

・グラマラスなボディライン、サイドミラー越しに見えるリアフェンダーのラインとかNBならではの良さを感じます。可変バルタイ装備のBP型エンジンの吹け上がり感とパワー感はドライビングプレジャーを感じることができて気に入っています(イケセンさん)

正直、既に名車認定されているNAの影に隠れがちという見方もありますが、それを「NAの思想を継承し、より洗練させた絶妙なバランス」とも捉えられます。事実、あらゆる面での「質感」は着実に進化しており、古き良き時代の「味」とともに現代にも通じる「信頼性」を両立した、まさにちょうどいい存在。それこそが、NBが色褪せない理由といっても過言ではありません。

NBロードスター残存台数(2025/4時点)

1989年、マツダは初代ロードスター(NA)を世に送り出し、市場から消えかけていたライトウェイトスポーツカーというカテゴリーを鮮やかに復権させました。その核心にあったのは、絶対的な速さの追求ではありません。クルマとの対話から生まれる純粋なドライビングプレジャー、すなわち「人馬一体」という思想でした。

それから9年後の1998年、2代目(NB)ロードスターは、この思想を継承し、そして新たな時代のなかで深化をさせていく。そんな重い命題を背負って我々の前に姿を現しました。

NBロードスター国内販売/残存数(39.9%)

そんなNBロードスターの国内販売数30,039台。対して、2025年4月段階での残存数は11,979台(NB6:5,157/NB8:6,822)となっています。その残存率は約39.9%。20年前のスポーツカーではありながらも、約4割が生き残っているのは嬉しいデータではないでしょうか。

「欲しいクルマ」をこっそり教えて!

ここからは趣向を変えて、あえて「欲しいクルマ」を聴いてみました。NBロードスターを深く愛するオーナーでも、心の片隅には他のクルマへの憧れが。そんな「密かな願望」を探ると、1位はマツダ車という一途な結果になりました。

その一方、ポルシェへの夢、そしてロータスやケータハムといった「軽量」の哲学を共有するクルマへの強い共感も明らかに。また「今はなし」という声は、NBへの深い満足度の証でしょう。オーナーたちの多岐にわたる夢と愛情が垣間見える結果となりました。

金銭的な余裕があれば
「欲しいクルマ」をこっそり教えてください

有効回答数:453

愛着性能が深まったクルマを手放すのはしんどいですが、環境が許せば・・・という内容であるといえるでしょう。そうはいってもスポーツカーが多いのは、さすがだと思います!とりわけ「NDロードスター」という回答が多いのは、皆がロードスターの沼にハマっている証拠かもしれませんね。

今回のトピックはここまで。次回に続きます。

回答にご協力頂いた皆様、ありがとうございました!
実態調査にご協力いただいた皆様(クレジット)

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