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私のロードスターは内装がVSコンビネーションBの「ベージュ」で幌が「黒」という国内唯一の【NC4インテリア】仕様です。そんな事情から、コーディネートのために一時期エクステリアの一部を黒に変更をしていました。
Aピラーをブラック化で用意をしたもの
ロードスターのピラーを黒化するために本来ならば塗装を行いたいところですが、エクステリアはいつでも純正に戻せるようにしておきたい。そこで屋外用のカッティングシートを張ることにしました。
<用意したもの>
・台所洗剤を数滴入れた水(霧吹き)
・ハサミ&アートナイフ
・ドライヤー(電源含む)
・使わなくなったクレジットカード的なもの(ヘラ替わり)
屋外用のシートは最近カー用品店に置かなくなったので、大型のホームセンターで購入してきました。価格は1000円ほどでした。
カッティングシート施工
現物に合わせてハサミで適当にピースを揃えます。
・ピラー頂点 ×2
・ピラー上面用 ×2
ピラーの上面は(私の技術では)ワンピースで貼り付けることが厳しかったので、中央で折り重なるようにカットしています。黒なら意外に目立ちません。
貼り付け作業の写真は余裕がなくて撮れませんでした・・・が、貼り付け面に霧吹きで水をつけて、シートも霧吹きでビシャビシャに濡らし・・・あとは位置を決めて空気を抜きながら、ドライラーで曲面を慣らしていきます。シートはドライヤーで温めると若干伸びるので、エッジ部分にも折り返しながら貼り付けます。
正直、技術よりも根気のいる作業でした。
ピラーブラック化・ビフォーアフター
印象はこのように変化します。ハードトップが黒いのでシート装着前はピラーが目立ちますが、黒化することで腰上が落ち着いた印象になります。
ピラーブラックはNAロードスター「Jリミテッド」やホンダ「ビート」、「S2000」などでも施工されている有効な手段です。なお、マツダ「ベリーサ」もカッティングシート的な施工で黒ピラーになっています。
4年後、カッティングシートを剥がす
カッティングシート施工から4年後、割安DIYの割にはいい感じのコーディネートだったのですが、幌をベージュ・クロス幌に交換したことで、色が分散する(うるさい)感じになってしまいました。これがどうしても気に入らなく、シートを剥がすことにしました。
すぐに剥がれる訳は無いと思っていましたが、やはり手強いです。
気温はそこそこ暖かくなっていた時期ですが、シートが硬化しているので強引な作業は事故のリスクがあります。もちろん、ここまでやったら後には引けません。
そこで、ドライヤーで温めながら剥がしていくと作業がはかどりました。なお、シート自体の耐候性は4年間全く問題なく、ワックスをかけてもOKでした。
塗装剥がれも起こらずに無事完了しましたが、糊が若干残っています。
そこで、シール剥がし剤を塗布してふき取り、最後にワックスをかけて塗面を保護しました。
やはり幌と内装の関係もあり、ピラーはボディ同色の方が色がうるさくありません。
関連作業: