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新車購入する際、クルマはある程度カスタマイズすることが可能です。
純正カスタマイズはメーカーオプションとショップオプション(ディーラーオプション)の二種類があり、前者はサンルーフやエンジン仕様(グレード選択)など、工場組立時に可能なものです。後者は(極端な話)在庫がある限り、ディーラーなどで購入し、いつでも装着できるものです。
とんでもないオプションカタログ
以前書いた「NBロードスターは軽いのか」というトピックでご紹介したように、歴代ロードスターは「軽さが性能」のひとつなので、開発を行うにあたり並々ならぬ軽量化(通称:グラム作戦)が行われました。
そのような背景を踏まえたうえで、NBロードスター前期型の「ショップオプション」カタログをみると・・・とんでもないことになっています。
例えば「サイドエアダムスカート」。こちらはNBロードスターの純正サイドステップとして定番ですが、材質記載とともに【重量記載】があります。これは、せっかくボディを軽くしたのだから、覚悟して装着しろ!というエンジニアの声が聞こえてきそうです。
さらに高みを目指して
こんなものは序の口で、カタログはさらに高みを目指します。
アルミ・シフトノブ → 0.17kg、アルミ・パーキングブレーキレバー → 0.1kg など、インテリアパーツも含め、つまりNBロードスターに「装着するパーツ」はほぼ全て重量の記載があります。
私の記事はデータや資料を読み込んだり、裏付けを取ってから書くのですが・・・歴代ロードスターでもオプションの重量記載をおこなっているのは唯一「NB1」のみでした。「売る気がないのか」と現場でクレームでもあったのか、それともやりすぎた自覚があったのか、これ以降の記載が無くなってしまいました・・・
繰り返しますが、ライトウェイトにこだわるならば、きちんと取捨選択してください!というエンジニアからの熱いメッセージとしか思えません。ホント、今になってわかること、沢山あります・・・
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