この記事を読むのに必要な時間は約4分です。
NA/NBロードスターにおいてハードトップ(DHT)を取り付けるには、ロードスター本体に2種類のジョイントパーツを取り付ける必要があります。私は過去に乗っていたNAロードスターから取り外し、ストックしていたパーツと部品取りよせにて対応を行いました。
ハードトップを装着するのに必要なパーツ
ボディ側に、左右2種類のジョイントパーツを取り付ける必要があります。内装側にストライカー、デアデッキ(トランク上部)にフックボルトが必要になります。これらはオークションやモノタロウにて手配が可能です。中古のハードトップを手に入れる際は、このパーツも付属するか確認したほうが大吉です。
また、内装を外す際にシートベルトのボルトを隠すパーツも破損する確率が高く、注意が必要です。私は両面テープで貼り付けなおしました・・・
内装にストライカーを取り付ける
先ずはボディサイドにハードトップのトップロック(幌と同じパーツです)を受ける、ジョイントパーツ(ストライカー)を装着します。シートベルト以下にある、リアクォーターの内装を取り外していきます。
ちなみに、意外と見えないところにエッジが立っているので軍手をお勧めします。そのままだと、手の甲にいつの間にか引っ掻き傷が・・・
内装の裏には防音材が付いておりまして・・・それをめくりますと、うっすらと穴を空けるガイドが付いています。(サインペンで印を付けています)そこを、ドリルとノミでくり抜きました。表からはジョイントパーツで隠れてしまいますので、適当でも大丈夫です。
ちなみにこの内装パーツ、開口しているものがディーラーで購入可能ですが、結構いい値段になるはずです。
無事にジョイントパーツを装着しました。なお、ボディの鋼板にはきちんとボルト穴が隠れています。
エアロボードと、ついでに補強パーツも組み付け・・・なんとかカタチになりました。
外装にフックパーツを装着する
次に、リアデッキにあるボルトをフックパーツに置き換えます。フックボルト(フック・リヤーデッキ・ソフトトップ)は某オークションで手配しました。
実は、前のロードスターでは固着してなかなか外せなかったボルトパーツ。恐る恐る・・・と思ったら、あっさりネジがまわって拍子抜け・・・フックボルトもあっさり装着できました。なお、通常よりも太い3番のドライバーでないと、ねじ山を駄目にしますので注意。
リアデフォッガー配線(熱線)のコンバート
NA/NBロードスターのハードトップは、リアデフォッガーの配線コネクター形状が異なります。各種変換キットも市販されていますが結構なコストになり・・・配線を自作できる方はそちらの方が安価に対応できます。
なお、あくまで自己責任で行ってください。また、厳冬期でなければデフォッガー機能がなくても何とかなります。ご参考までに・・・
①
② ③ ②①③
取付確認
あとは、ハードトップを乗せてジョイントの合いを確かめます。
無事に装着完了。これで悪天候でも安心です。
装着方法の参考はこちら