NBロードスターと丸目異形ヘッドライト・デザイン
今回はNBロードスターのデビュー当時、相当な賛否両論を巻き起こした「ヘッドライト・デザイン」の話です。 目は口ほどに物を言う 誰が言い出したのかわからないほど古くから、故事から伝わる諺(ことわざ)に「目は口ほどに物を言う」というものがあります。これは「隠そうとしても心の内面は目に現れる」という意味を指しますし、日本語には目元の印象でキャラクターを表す「目力(めぢから)」なんて独特の表現もあります。 […]
今回はNBロードスターのデビュー当時、相当な賛否両論を巻き起こした「ヘッドライト・デザイン」の話です。 目は口ほどに物を言う 誰が言い出したのかわからないほど古くから、故事から伝わる諺(ことわざ)に「目は口ほどに物を言う」というものがあります。これは「隠そうとしても心の内面は目に現れる」という意味を指しますし、日本語には目元の印象でキャラクターを表す「目力(めぢから)」なんて独特の表現もあります。 […]
「ロードスターは人を繋げる」・・・これは、開発主査を務めた貴島孝雄さんが、ロードスターを語るときに使う言葉ですが、今回はそれを身をもって体験した話のご紹介です。自分語りになりますが、少しお付き合いをいただければ嬉しいです。 クルマ趣味に恵まれた環境 さて、不詳わたくし、いつも偉そうに本サイトにてロードスター記事を書いておりますが、そんなロードスター自体を新車で購入したのは、実は一度しかありません。 […]
自宅のアーカイブを整理していたところ、約25年前の「新聞記事」と「織り込みチラシ」が挟まれたスクラップブックを発見しました。まさに、当NBロードスターアーカイブのための情報であり、よくぞこんなものを残していたものだと、我ながら感心せずにはいられません・・・ 2000年当時、インターネットはADSL回線がようやく普及を始めた頃。ISDN回線もまだまだ現役で、情報化社会が加速する、まさにその直前の時代 […]
年々暑さが厳しくなっている日本列島。酷暑の日にはムンバイ(インド)やドバイ(アラブ首長国連邦)よりも気温が高くなるそうで・・・ そうなると心配になるのが、真夏日における愛車のコンディションです。ボンネットの下にあるエンジンは、常に「燃焼」という爆発現象を繰り返しているので熱くなるのも当然で、いくら現代のクルマがコンピュータで緻密に制御されているとはいえ、過酷な状況下で雑に扱えばオーバーヒートのリス […]
マツダが現在展開している「ロードスターレストアサービス」。その源流は、今から遡ること約20年前にありました。単なる中古車の再生(レストア)に留まらず、後継モデルの知見を注ぎ込み性能向上(レトロフィット)まで施した「公式チューニングカー」をメーカー品質保証で提供する。そんな先進的な試みが「マツダスピード・リフレッシュビークル」です。 2003年の東京オートサロン。マツダブースには、後に市販される「ロ […]
NBロードスターミーティング2025 〜温故知新、対話する人馬一体〜 企画:Atelier-Nii/NBロードスターアーカイブ 更新情報 9/2 17:27 追記 ミーティング参加可否は抽選であることは告知済みですし、落選された方には非常に申し訳ないのですが、上流階層へ「参加希望」の直接交渉を行う事例が確認できました。今後のイベント企画に関わることなので(場合によっては中止にします)、事務局以外へ […]
今回は北米において返品騒動に発展した、NBロードスターの「パワーロス事件」のご紹介です。※いい話だけでなく、あらゆるNBの事実を残すことが、このWebのコンセプトです。 日本においては昔から、クルマの車格を「出力」「排気量」「ボディサイズ」といったスペックで判断する風潮があり、大きいほど上位とされてきました。特に、スポーツカーを語るなかで「エンジン出力」というテーマは、常にエンスージアストの関心を […]
2025年7月22日、米国相互関税が予想されていた「25%」から「15%」になると報道がありました。状況は刻々と変化しているようで、本文にある内容よりは、厳しさは控えめになるようです。本文中は「25%」前提の計算となっていること、ご了承ください。 このトピックは2025年7月段階の内容です。また、著者はいちロードスター乗りの、ただの「マツダファン」です。状況は刻々と変化をしていますし、つたない考察 […]
「ロードスターの楽しさ」を表現するために使われる「人馬一体」というキーワード。これは改めて、NCロードスターを開発する際に発表された論文「感性エンジニアリング」にて定義され、そのコンセプトが明文化されました。 「勘(intuition)」から「感(feel)」へ ロードスターはNAのデビュー当時から「人馬一体」(※)というキーワードで語られてきました。でも「これってどんな意味なの?」と問われると、 […]
近年のマツダ車全体におけるテーマカラーは、デザインテーマとなる魂動デザインにおいて「色も造形の一部」として開発された「ソウルレッド」シリーズがあります。その深い赤のコンセプトは「見る者の魂を揺さぶるような究極の赤をつくろう」というもので、マツダブランドを体現するもののひとつとして定着しています。 ただ、ソウルレッド以前にもマツダは赤にこだわる会社で「赤いファミリア」「赤いMPV」「赤いプレマシー」 […]
サプライズは突然に 好きな人しか刺さらない超ニッチなロードスター情報を束ねる当サイトですが、定期的に「感想」「記事リクエスト」「ロードスター購入報告」などの、嬉しい激励(げきれい)を頂戴しております。国内だけでなく、海外のMX-5/Miataオーナーからも声掛けをいただくのは、インターネットコミュニティの強みを感じます。ホント、いい時代になりました。ご連絡をいただいた皆様、あらためて、いつもありが […]
酷暑のオープンカーは命がけ 夏といえばオープンカーの季節・・・と、近年は言えなくなってしまいました。2025年の日本は6月下旬から梅雨前線が一時的に消滅し、全国で真夏日が連続するなど、異例の異常気象に見舞われています。こんな高温多湿な状況で「オープン走行」を強行するのは、もはや自殺行為に等しいです。なぜなら、熱中症のリスクを爆上げすることに繋がるからです。 正直、ロードスターは趣味のクルマなので、 […]
繰り返される歴史、胸に刺さるブーメラン 今でこそNAからNDまで全世代の「ロードスター」を心から愛していると自信をもって公言できる私ですが、かつては頑ななまでにユーノス・ロードスター(NA)こそが至高と信じ、他の世代を認めようとしない、いわゆる「ユーノス信者」でした。 当時の自身の言動を振り返ると、その多くが現在の自分に「壮大なブーメラン」として突き刺さり、顔から火が出る思いです。しかし、悲しいか […]
高温多湿の日本では、5月末から7月にかけて雨季・・・つまり、曇りや雨の天候が続く「梅雨(つゆ)」に入ります。最近は夏の時期が早まってとんでもない暑さになったり、大きな天候崩れがあったりもしますけどね・・・ともあれ、オープンカーであるロードスターにとって、屋根が開けづらくなる寂しいシーズンでもあります。 また、(私事ですが)「世界一の手動幌」を持つとはいえ、我が家はガレージではなく青空駐車。さらに、 […]
本トピックにおける日本円への換算は、すべて1ユーロ = 163.5円の為替レートを使用しています。※2025年5月時点の参考レート また、記載する税額および費用は、2025年時点での情報および為替レートに基づいています。実際の税額や費用は、法律の改正や個別の状況により変動する可能性があります。Hナンバーの申請や税金に関する最終的な判断は、必ずドイツの管轄当局または専門家にご確認ください。 ドイツの […]
自動車税の時期に思うこと 5月になると届く「自動車税」通知は、一般公道を利用する身としては必要経費として捉えるべきコストです。だって、スポーツカー乗りの私たちが一番公道を楽しんでいるといっても過言ではないですからね。アスファルトだって無料じゃありません。 また、新車登録から13年経過したクルマの税額が上昇するのは財布に厳しいけれど、これは排出ガス(排気ガス)が地球環境に悪影響を与えるからというロジ […]