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打倒ロードスター「MGF」

「素直にヨーロッパの自動車メーカーたちは、マツダが本質的魅力に満ちたスポーツカーを作ったことを認めざるを得ない。これを上回るためには、それにない魅力を持たせる、新たな要素を付け加えなければならなくなった。(ニック・フェロー:MGFプロジェクトリーダー)」 1989年に発売されたMX-5/ミアータの衝撃により、英国の自動車メーカー・ローバーでは所有しているブリティッシュ・ライトウェイトスポーツの老舗 […]

ライトウェイトスポーツ本家「B」から「F」へ

今回から複数回にわたって、ロードスターのライバルとなったクルマ「MGF」の特集を行います。本家ブリティッシュ・ライトウェイトスポーツがユーノスロードスターにどう立ち向かったのか、そんなストーリーです。 このサイトを読まれる方であれば、ユーノスロードスター(NAロードスター)に対してポジティブな感情を持つ方が多いと思います。デビュー当時からカッコ良くて、可愛くて、手軽に楽しめる。デビューから10年経 […]

軽井沢ミーティング参加レポート2024

2024年5月26日(日)は、世界最大級のオーナーズイベントとされるロードスター「軽井沢ミーティング」が開催されました。ロードスターでの参加には事前エントリーが必要で、入場するためのに駐車券は抽選をかいくぐる必要があります。 2024年は開催分は約3100台のエントリーに対して当選は約1100台と、なかなか狭き門になっていたようです。私自身、今回は幸運にも駐車券が当選しましたので、ソロでイベントに […]

ロードスターの梅雨対策

高温多湿の日本では、5月末から7月にかけて雨季・・・つまり、曇りや雨の天候が続く「梅雨」に入ります。最近は夏が早まって日中はとんでもない暑さになったり、大きな天候崩れがあったりもしますけどね・・・ともあれ、オープンカーであるロードスターにとって、屋根が開けづらくなる寂しいシーズンでもあります。 また、(私事ですが)「世界一の手動幌」を持つとはいえ、我が家はガレージではなく青空駐車。さらに、仕事の関 […]

35周年トークショー(俣野さん×貴島さん)in軽井沢

2024年5月26日(日)に開催された「軽井沢ミーティング2024」のトークショー第一部において、貴島元主査とNAロードスターのオリジナルデザインに関われたトム俣野さん(俣野努氏)が登壇されました。 俣野さんといえば、北米マツダのデザインスタジオにてマツダデザインを指揮されていたひとり。アメリカ発の企画だったロードスターにおいて、海外目線の話はとても貴重であり、約40分にわたるトークショーは刺激的 […]

NBロードスターのバンパー交換を行う

フロントバンパーの落札 私の愛車、ガーネットレッドのNBロードスターは約10年前の納車時からフロントバンパーに傷が付いていました。 中央のフライングM(マツダマーク)から向かって右側、磨き時のポリッシャーに失敗したのか下地まで削ってしまったようで、納車時にクルマ屋さんから「自分で直してね」とタッチアップペイントをいただきました。最初は色々と素人補修作業を行っていたのですが、ある日突然気にならなくな […]

ライトウェイトスポーツカーのルーツとは?

定義づけしたくなる日本人 言葉や言霊(ことだま)とは面白いもので、かつて持っていた意味が時代の変遷、文化、環境により解釈が広がり、アップデート(ミーム化)していく点があります。 例えば「ヤバい」という単語は、大昔は「危ない」という意味でしたが、近年は言葉を逆説的に用いて、(危険なほど)凄い、素晴らしい、非常に好みといった賞賛の意味でも用いられるようになっています。ちなみに北海道弁が起源だそうです。 […]

NBロードスターにホイールスペーサーを入れる

歴代ロードスターで、唯一サイズアップし続けている「トレッド」 歴代ロードスターは旧来からのライトウェイトスポーツらしくコンパクトなサイズを維持することにこだわりを持っていますが、唯一サイズアップし続けている個所があります。 それは「トレッド」、つまり左右タイヤ接地面の距離です。 一般的には、トレッド幅があるほうがクルマの傾きが小さくコーナリング性能が上がるとされています。しかし、幅がありすぎると( […]

54万キロ走行のロードスター試乗記(NA6CE)

パンデミック以降、80年代~00年代(ネオクラシック世代)のスポーツカーが高騰しています。こと、初代NAロードスターも例に漏れず、程度よくレストアされた車体と、新車のNDロードスターがほぼ同じ値段なんて、とんでもないことになっているようです。 NAロードスターといえば既にだいたい30年以上前のクルマ。そのコンディションを保つことはもちろん、きちんとメンテナンスされたロードスターはどんな乗り味なのか […]

ロードスターミーティングのススメ

ソロで楽しむのもいいけれど、ロードスター乗りであればぜひオススメしたいのがミーティングへの参加です。右も左も分からない環境で最初は手持ち無沙汰になるかもしれませんが、自分好みのロードスターを見つけてオーナーにご挨拶すれば勝手に世界が広がっていきます。 かつては感染症対策の観点から直接のコミュニケーションが厳しい時代もありましたが、礼儀・礼節を持ってほんの少しの勇気を出せば、同じ趣味の友人ができるは […]

MX-5 US ROADSTER(NDロードスター電動カー)

伝説のユーノスロードスター「ペダルカー」 もはや伝説となっているユーノスロードスター(TOSHIMA)のペダルカー。2000年代初頭まで作られていたようですが、豊島製作所のトイ事業部が撤退したことにより既に廃版となっており、プレミアアイテムになってしまいました。 子供用の足漕ぎトイカーとはいえ、ステアリングやリトラクタブルヘッドライトのギミックは大人も魅了する出色の出来でした。普通に造形が確認でき […]

緑のロードスター(13色)

様々なボディカラーが存在する歴代ロードスター。なかでも「緑色」に特別な思いを寄せている方は多いのではないでしょうか。 なぜなら、ロードスターの精神的なルーツはブリティッシュライトウェイトスポーツ、つまり発祥の地であるイギリスにおけるナショナルカラーは濃緑色だからです。いわゆる「ブリティッシュグリーン」がロードスターに似合わないわけがなく、初代NAロードスターにおいても最初の限定車「Vスペシャル」で […]

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