軽井沢ミーティング参加レポート2024

軽井沢ミーティング参加レポート2024

この記事を読むのに必要な時間は約14分です。


2024年5月26日(日)は、世界最大級のオーナーズイベントとされるロードスター「軽井沢ミーティング」が開催されました。ロードスターでの参加には事前エントリーが必要で、入場するためのに駐車券は抽選をかいくぐる必要があります。

2024年は開催分は約3100台のエントリーに対して当選は約1100台と、なかなか狭き門になっていたようです。私自身、今回は幸運にも駐車券が当選しましたので、ソロでイベントに参加をしてきました。なお、クルマ無しの参加は誰でも可能です。

ここ数年は紫外線が厳しいくらいの晴天でしたが、当日の天気予報は曇り・・・むしろ肌寒いくらいと事前情報を得ていたので、長袖持参で会場に向かいました。

「行き」でいきなりトラブル・・・


早朝4時半に起床、いつものルート・・・埼玉方面から上信越自動車道路の「下仁田IC」で降りて、妙義山で朝練をする予定でしたが・・・渋滞もなくスムーズに走れたことで朝が早すぎてPA(パーキングエリア)の売店が閉まっており、朝食を買えずにボケッと運転をしていたら・・・降りる場所を間違えました。

そんなわけで会場近辺の「碓氷軽井沢IC」にかなり早く到着。しかし、高速道路を下車する際にゲートがエラー発生しました。遮断機が上がらない!地味に焦りましたが、原因はETCカードのICチップが汚れていたことにより、正しく認証が行われなかったからでした。チップは定期的に奇麗にしておきましょう・・・

あらためてETC承認処理を行うなか、インターチェンジの職員さんが「なんで今日ロードスター多いの?」とおっしゃっていたので「イベントがあるんですよ~」なんて談話をしつつ、無事に軽井沢町内へ向かうことができました。


さて、そんな町内の道中は見渡せば前後左右ロードスターばかり。イベント開始前に待ち合わせ等をしているのでしょう。念願の朝食を購入するためにコンビニに入ると、いきなりロードスター乗りの友人と会えたのは笑いました。

また、時間には余裕があったので旧碓氷峠(旧道)に向かいます。いつも時間調整を行っている、眼鏡橋ふもとの駐車場で待機をするためです。峠を下っていくと対向車線から来るわ来るわ、各世代のロードスターが次々と手を振りながらすれ違っていきます。


やっと着いた駐車場でのんびり朝食をとっているとロードスター乗りの大先輩や、ミーティングではなく霧ヶ峰方面へ向かうツーリング組の友人たちとも会うことができました。別に待ち合わせをしていたわけではないのですが、面白いですよね(余談ですが、この眼鏡橋にはイベントから2週間後に行われるモントレーラリー(全日本ラリー選手権)の観戦で、歩いて渡ることになります・・・)。


ある程度の時間調節を行いつつ、今回は第二駐車場のチケットなのでそちらに向かうと・・・まさかの一番乗りロードスターになりました。一番前の端・・・少し嬉しい。

ちなみに参加台数は約1100台(ND56%、NA27%、NC9%、NB8%)、参加人数は2600名だったそうです。抽選の絡みとは思いますが、NBが一番少ないとは時代を感じますね・・・

とりあえず、会場を散策


事前予報通り避暑地の軽井沢らしく、会場となる軽井沢プリンスホテルスキー場(駐車場)は薄手の長袖で丁度いいくらいの過ごしやすい気候でした。駐車場には全国から続々とロードスターたちが集結してくるので、楽しい散策を行います。

イベントのメインブースに飾ってあったのは、ND3ロードスター(※)のVセレクション。ベージュの幌とインテリアが超絶お洒落な仕様です。詳しくチェックしていなかったので初めて気づいたのですが、Vセレはミラーがボディ同色で、ホイールもシルバー(高輝度塗装)なんですね!そうなると、(個人的には)ピラーも同色にしたくなる・・・
※国内でNDXREシリーズは「ND2」と呼称されていますが、このサイトは海外のアクセスもあることから海外準拠の「ND3」と記載します


人が少ないうちに「35周年記念レリーフ」にメッセージを残しました。けっこういい場所に書いたのですが、どこにあるか分かりますでしょうか!?


フリーマーケットも物色をしていきます。今回はホビー系が少なくて少し寂しかったのですが、大先輩がオリジナルピンバッジなどを作成していたので、いくつか購入しました。通勤時のバッグにワンポイントで付けており、可愛くてお気に入りになっています。

また、NA6の油圧計センサーの購入を超迷ったのですが、NBロードスターにコンバートする自信がなくて見送りました・・・ただし、海外では移植の実績が確認できているので、今更購入しておけばよかったと後悔しております。

トークショーではあのレジェンドが!


ブラブラしていたらイベントプログラムが始まりました。ペダルカーレースで頑張るキッズに癒されつつ、次のトークショーセッションでわが目を疑いました。

いつも通りお元気そうなミスタースポーツカー、貴島元主査の隣に座るのは・・・あの「トム俣野(俣野努)」さんだったのです!同氏はアメリカ在住のカーデザイナーで、マツダ時代にはミアータ(ロードスター)の企画立ち上げから携わっていたレジェンドのひとり。所用で来日していたことから、今回のイベントに参加したそうです。

ちなみに同氏は初代ミアータだけでなくNCまでの歴代ロードスターデザインにも関わっており、更にRX-7(FD)やMX-6などのスポーツクーペや、マツダのブランドフィロソフィ(ときめき → コントラストインハーモニー → アスレティック)にも関わっています。最近ではグランツーリスモ7(PS4/5)でレジェンドカーの解説を行っていますね。


もちろん、なかなかお会いできる機会もないので、サインを頂きました!あの有名な「Always Inspired(トキメキの世界)」メッセージ、超嬉しい・・・!ロードスター企画のアメリカ側(視点)の話はなかなか聴ける機会はないので、気合を入れて別記事でレポートを行いました。よろしければ読んでみてください。

参考:35周年トークショー(俣野さん×貴島さん)in軽井沢
https://mx-5nb.com/2024/06/10/karuizawa-talk2024/

 
また、次のトークショーではマツダ・レストアプログラムの現状と、協力してくれたサプライヤーさん(エンケイ、ブリヂストン)とのセッションが行われました。電動化時代に向ける業界再編がなされるなかで、レストアという視点からメーカー発信を歯に衣着せず語っていただきました。

トピックとしては、ヘリテージパーツにおいて供給が厳しくなりつつあるなかで、社外部品(アフターパーツメーカー)の紹介を検討していることや、100ロット・200ロットと大きい単位の声が集まれば(※個人売りはしないので、オーナーズクラブ等で)、例えば「赤内装」などの復刻もテーブルに乗る可能性が示唆されました。

ただし、逆に「お客様」側からの協力がなければ、部品供給の継続は厳しいので「声を上げて欲しい」との事です。
※こちらも別途レポートを作成しようと考えています。


なお、午前のトークショーが旧世代(NA~NC)に向けた内容としたら、午後のトークショーは現行世代(ND)に向けた内容となっていました。特に大きなトピックは「35周年記念車」を受注生産(期間中ならだれでも買える)で検討中というアナウンスです。その仕様のヒントには「懐かしさ」「金の差し色が似合う」というキーワードがありました。


ちなみに、軽井沢以降のマツダイベントで「緑色のNDロードスターのボンネット(広島)」や「青いボディカラーの新色サンプル(海外)」が展示されていたので、濃緑なブリティッシュレーシンググリーン系か、ブルーの10周年記念車(実は20周年記念車も青)あたりのラインが期待できそうですね。個人的にはMAZDA6限定車専用の「アーティザンプレミアムレッドメタリック(ワインレッド)」がラインアップ入りすると嬉しいのですが!

ただし、6月3日に(クルマ自体に問題はなくとも)「型式指定申請」の問題が発覚し、対象車種として現行型「ロードスターRF」が記載されていることから、お祝いムードじゃなくなったりして・・・
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2024/202406/240603a.html

マツダコレクション


マツダエース(マツダコレクション)の展示では、ロードスターをイメージしたコラボグッズの展示がありました。面白いアイディアだったのは、シートサイド(キャビン内のサイドシルとの隙間)にセットできるバッグ。確かにあそこは空間がありますからね。私は雨漏り対応の雑巾を置いていますが・・・

ただ、昨年渇望した時計(クロノグラフ)のラインナップ予定なくて悲しい・・・聞いたんだけど「時間がなかった」そうです。別途スピリットレーシング名義でセイコーとコラボしたクロノグラフが今年1月に展示されましたが、そういうのじゃないんだよね・・・


一方、モデルカー担当氏からは面白い話を聞くことができました。とり急ぎ35周年記念として、カタログカラー+限定車の1/43ユーノスロードスター・フルセットを販売予定だそうです。ラインナップにはシークレットがあるそうで、その仕様を当てようとしましたが「違うねー!分からないと思いますよ」とのこと。少なくともM2ではありません。V705とか付いても喜ぶ人はかなり「濃い」人だけですよね・・・


ちなみに「オープンカーのモデルカーは手間が2倍かかる」という話は興味深くて、屋根付きならばインテリアのディフォルメは割り切れるそうですが、オープンカーはインテリアも作り込む必要があるからだそうです。また、マツコレチームのこだわりでモデラ―に対向ブレーキキャリパーを指示したら「そんなクルマあるのか」と何度も聞かれたそうです。(それじゃ、あのNBの出来はどうなのかという話は置いといて・・・)

余談ですが、モデルカーの希望を聞かれたので「NB後期」「NC2」をリクエストしましたが「人気を踏まえると正直厳しい・・・」とのこと。そりゃそうですよね!

個人的に気になったロードスター

こちらは毎年おなじみのコーナー。オーナーにとって自分の愛車が一番なので優劣をつけるのはナンセンスですが、個人的に気になったロードスターの感想を書かせていただきます。見た目だけで判断したものなので、本来の仕様と異なっていたらごめんなさい。

※勝手に撮影したものもあるので、消去をご所望される方は、お手数ですがこちらまでご連絡ください→問合せ先


VRリミテッド(NA)コンビネーションA
VRリミテッド自体、ユーノスロードスター熟成機の限定車なので奇麗な個体が多いのですが、流麗なアールヴァンレッドマイカ(ワインレッド)のボディカラーは別格の存在です。また、この一見武骨にみえる専用ホイールはVRリミの証。レザー内装の「Roadster」ヘッドロゴもイカしていますね!


ウェブチューンロードスター(NB)
ただでさえ国内では珍しいサンバーストイエローのウェブチューンロードスターへ、エンスージアスティックタイプの純正フルエアロが。きちんとリアスカートも履いているところもカッコイイ、いわゆるマツダスピードロードスター仕様です。ヘッドライトもピカピカで、レアカラーに純正フルエアロとはかなり貴重な一台でした。


マーブルホワイトのハードトップ仕様(NC)
NC1ロードスターの「幌」にしか設定されていないボディカラー、マーブルホワイトであるのみで尊いのですが、そこにボディ同色の純正ハードトップを備える「わかっている」仕様!ホワイトのRHTはNC1では販売されず、クーペルックはハードトップしか許されなかったんです。予想はしていましたが、やはりカッコいい!


ブルーリフレックスマイカのロードスターRF(ND)
魂動デザインの最初のテーマカラーは赤(ソウルレッド)ではなく、コンセプトカー「靭(シナリ)」に合わせた淡いブルーの「ブルーリフレックスマイカ」でした。いわゆる魂動ブルーといわれる本色はロードスターRFにおいて1年も経たずにカタログ落ちした超絶レアカラー。最初期にRFオーナーになった勇者であることと、ブルーリフレックスは玄人好みのシブい輝きを放っていました。

2024年軽井沢、最後に


そんな訳で、一通り会場を楽しんで帰路に着いたのですが、私はここからがイベント本番になります。やはりロードスターは走ってナンボ、旧碓氷峠を降りて、行きでスルーしてしまった妙義山へ向かうためです。くねくねした峠道が気持ちいい!決して速くない、ヘボい運転でも楽しいのですです・・・

以上、とりとめのない話の羅列でしたが、軽井沢ミーティング2024のレポートでした。

正直なことを書くと、イベントが楽しかった半面、クルマでの入場は抽選なので限られてしまうので、希望者全員の「笑顔」に逢うことはできないし、ひいては「誰もがしあわせ」にはなれない気がしました。落選後のSNSの荒れ方をみて「当選した」とは書き辛かった・・・そんな現状が少しだけ残念でした。


また、基本的にマナーを順守する参加者が多いのですが、その一方で一部オーナーのやんちゃも目立ちました。特に早朝の碓氷峠では対向車線からセンターラインを割ってくるロードスターもいて、正直危ないしイキリすぎです・・・


ただし、会場のキャパシティやイベントコントロール的にも、あれ以上の参加人数をこなすのは厳しいとも思えますし、そう考えるとスタッフの皆様には頭が下がります。また、最後に会場でお相手していただいた皆様、ありがとうございました&お疲れさまでした!

関連情報→

ロードスターミーティングのススメ

イベントカテゴリの最新記事