デザイン

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NCロードスターの兄弟車、マツダ鏑(カブラ)

2006 MAZDA KABURA Concept 今回はマツダのコンセプトカー「鏑(カブラ)」のご紹介です。 カブラは「コンパクトクーペ」とアナウンスされており、そのサイズ感からもわかる通りNCロードスターがベースになっているクルマです。したがって、パワートレインもそのまま活かされた走行可能なコンセプトカーになっています。同じ系譜のシャシーである4座のRX-8、2座のNCロードスターに次いで、そ […]

歴代ロードスター、グリルの大きさ比較

2014年にデザイン公表されたNDロードスターですが(※)、早いものでもうデビューから10年が経とうとしています。今や街中で見かけない日はないくらいオープンカー(スポーツカー)として異例のヒットを継続しています。RFも含めてとてもカッコイイですからね。 しかしぶっちゃけ・・・もう見慣れてしまいましたが、デビュー当初はあの「お口(グリル)」はデカいと思いませんでしか?もはやNDロードスターの味だと思 […]

次世代コンセプトカー「息吹(いぶき)」

今回は2003年の東京モーターショーにて発表された次世代ライトウェイトスポーツカー・コンセプト「息吹(いぶき)」のご紹介です。 ロードスターに限らずクルマは秘密裏に開発が進められますが、唯一次世代ロードスターをイメージさせるコンセプトカーとして発表されたのが「息吹(いぶき)」です。 これは2005年にフルモデルチェンジを予定していたNCロードスターにおいて、モーターショーからフードバックを得るため […]

ロードスターのウッド内装が、なぜカッコいいのか

個人の感想ではありますが、ネオクラシックなNA/NBロードスターにはカタロググレードの「VS」に限らず、革シートやウッド内装がマッチします。一方で、モダンでお洒落なNC/NDロードスターにおけるウッドのコーディネートは少しセンスが必要です。 なぜなのか理由を調べてみると、これは「馬車」の時代以前から培われた乗り物の文化や、スポーツカーの流儀(文法)に行き着きました。 ナショナルカラーという文化 ブ […]

氷上で戦うロードスター「MX-5 煽(AORI)」

今は厳しい情勢だけど 2022年から2023年にかけて、感染症対策も落ちつかないまま緊迫状態が続く欧州情勢から1年。 約10年前、ロシアの自動車大手ソラーズと年間5万台のノックダウン方式(部品を現地に送って組み立てる)の合弁工場を設立したマツダは、「CX-5」「MAZDA6」を中心に将来的には年間10万台までの生産能力を目指していました。なお、この工場のオープニングセレモニーにはかの大統領もサプラ […]

ロードスターにはなぜ「三角窓」があるのか

歴代ロードスターに装備されている「三角窓」。これは、初代「コスモスポーツ」から続くマツダ・スポーツカーのデザインオマージュな部分もありますが、実は実用的な事情も見えてきます。今回はそんなトピックです。 そもそも「三角窓」とは 全天候型として運用されるクルマにおいて、そもそもエアコン(クーラー)が普及したのは80年~90年のこと。もちろん、今よりも気候変動が穏やかだったので「窓を開ければ涼しい」と時 […]

NCロードスターアーカイブ

当サイトは、歴代ロードスターと比較して「NBロードスター」の情報だけがWebで極端に少ない(しかも間違っている)ことが歯がゆくて、せめて分かっている事だけでもWebの海に残しておこう(アーカイブしよう)と思ったのが、スタートしたきっかけでした。 従って、NBロードスターを軸にした記事が多くあるのですが、それを追いかけていると自ずと後継車の「NCロードスター」を調べる結果に繋がりました。 NCロード […]

続・ロードスターのルーツ、プリプロトタイプ「V705」

「DUO101」から「V705」へ マツダ北米スタジオ(MANA)のアドバンスデザイン「DOU101」をベースに発足した「P729」オープンスポーツプロジェクト。社内デザインコンペを勝ち抜いたとはいえ、量産化の道のりはまだ先が見えない状態でした。しかし、有志の計らいで当時マツダで新設された技術研究所における「樹脂ボディ開発」の名目を得ることにより、可動プロトタイプが制作されることになります。 前回 […]

ロードスターのルーツ、「デュオ101」

ロードスター企画前夜 どのようなクルマにも歴史はありますが、なかなか表舞台に出ることはありません。ただ、幸いなことにロードスターは様々な記録が残されています。ただ、媒体によって細かいディティールが違うので、あえて再調査したものをご紹介させていただきます。 1976年、米国モータートレンド誌のジャーナリストで日本語も堪能なボブ・ホール氏が、マツダのトップエンジニア、ロータリーの父とされる山本健一常務 […]

新世界のMXシリーズ、「MX-0(ゼロ)」

LAオートショー「デザイン・チャレンジ」 マツダの先進的なプロジェクトに割り振られる「MX(Mazda eXperimental)」シリーズ。「MX」と名の付くクルマは、MX-5(ロードスター)のような市販車だけでなく、様々なマツダのコンセプトカーにも名づけられました。 そのなかで、とりわけ未来志向なコンセプトカーとして発表されたのが「MX-0(ゼロ)」です。 2010年、世界経済はリーマンショッ […]

フィットはやりすぎてしまった?

クルマには様々なライバル対決がありますが、近年とくに前評判からバチバチやっていたのは「ヤリスVSフィット」。結果的には(※2021年現時点で)ヤリスの圧勝ですが、価格や性能がほぼ変わらない両者で差が出てしまったのは何なのか、とても気になります。 単体で見ればフィットは何も問題がなく、むしろ可愛いなかにも凛とした主張を感じる素敵なクルマだと思うのです。しかし、歴代フィットを踏まえると私見ではあります […]

2016年、NDロードスターRF発表会・備忘録

既に4年以上前になるのですが、2016年3月23日にワールドプレミアされたNDロードスターRF。その後、国内販売を控えた2016年11月12日に天王洲アイルにある【寺田倉庫】にて、開発者による入場無料のプレゼンテーションイベント「ロードスターRFプロトタイプ発表会」が行われました。 当時は販売をおこなう前の情報なので、今と異なる内容もあるかと思いますが、当時の備忘録としての記録です。以下、要約した […]

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