NB

1/17ページ

発表!新型ロードスター(1997年備忘録②)

1997年はマツダにとって経営再建を始めた大切な年。 この年末に開催されたイベント、東京モーターショーのブランドアイコンとして、NBロードスターはついにベールを脱ぎました。当然ファンの間では、直前まで予想合戦が繰り広げられており、ついにスパイショットの流出までありました。(ソースは前回に続き、miata.netです) 1枚の写真がリークした まずは、意図せずリークした写真に関して。 Spy Sho […]

スクープ!新型ロードスター(1997年備忘録①)

今回は約30年前にさかのぼって、1997年当時の新型ミアータ(NBロードスター)スクープ情報をご紹介します。 1997年のロードスター、時代背景 1997年・・・それはマツダにとって、そしてロードスターファンにとって、不安と期待に満ちていた不思議な年でした。 バブル崩壊の後遺症で経営が傾き、フォード傘下に入ったマツダ。ブランドロゴが「フライング・M(いわゆるカゴメマーク)」に変わり、世間では「ロー […]

大きく見せたかった時もある

2014年、舞浜アンフィシアターにてNDロードスターのデザインが世界初公開されました。ステージのベールが剥がされた瞬間、会場を包んだ大きな歓喜を、昨日のことのように思い出します。ただ、古くからのファンには、ある種の「戸惑い」も走りました。 「もしかして、テールランプが違う?」 歴代ロードスターにおけるアイコンのひとつだった楕円のテールランプユニット。よくよくディティールを確認すると、NDもその文法 […]

NBロードスターアーカイブ、6周年のご挨拶

6周年ののご挨拶 程よく過ごしやい秋風が吹く、まさにオープンカーを堪能できる季節となりました。皆様の愛車はいかがお過ごしでしょうか。 おかげさまで、ささやかながらも情熱だけは詰め込んだ当サイト「NBロードスターアーカイブ」は6周年を迎えることができました。これもひとえに、日々訪れてくださる皆様や、情報を寄せてくださるエンスージアストの仲間たち、そして何より、今この瞬間も世界のどこかで元気に走ってい […]

NBロードスター実態調査2025②「NBの悩み」

本項目は2025年7月15日~2025年8月15日にかけて、インターネットにて行った「NBロードスター実態調査」の報告となります。前回のトピックと合わせてご覧いただければ幸いです。 回答者(NBオーナー)518名のサマリー →前回トピック「NBの魅力とは?」はこちら NBロードスターの悩み、そして愛 NBロードスターと共に暮らす日々は、歓びばかりではありません。旧車へ片足を入れている今、多くのオー […]

NBロードスター実態調査2025①「NBの魅力」

2025年7月15日~2025年8月15日にかけて、インターネットにて行った「NBロードスター実態調査」の報告をさせて頂きます。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。 総回答数623名(NBオーナー518名/元オーナー67名/NBファン38名) 体験談等のコメント数は648件、荒らし回答は0件でした。 そんなに回答はもらえないかな・・・と杞憂していたものの、1カ月の間に相当数のコメン […]

M2の残した功罪(メーカーチューンのデメリット)

第二のマツダ、「M2」 【M2 1002 Vintage/M2 1001 Cafe Racer】 「M2(エムツー)」とは、1991年から1995年頃まで存在した、マツダ車の商品企画を事業目的としたグループ会社です。マツダ本社を「M1」ととらえ、M2はマツダの「2番目の会社」であることを意味していました。 その目的は、マツダ車の新たな商品開発です。「TOKYOソフト開発実験工房」として、広島本社、 […]

NBロードスターミーティング2025 レポート

2025年9月28日(日) やっと、秋の気配を感じはじめた2025年9月28日(日)、マツダR&Dセンター横浜(以下MRY)にて、「NBロードスターミーティング2025」を無事開催することができました。 当日、横浜の天気予報は気まぐれな「曇り」予報。しかし、午後には優しい日差しが戻り、オープンカーの祭典にふさわしい、絶好のミーティング日和となりました。 このイベントは「温故知新 対話する人馬一体」 […]

ロードスター、秋冬のメンテナンス

ひどい酷暑もやっとひと段落して、やっとオープンカー向きな涼しい季節が近づいてきました。 そこで、ここから気持ちよく走るための(夏では暑くてできなかった)定期メンテナンスの備忘録をお届けします。大したメンテではありませんが、自分の手を動かすのは愛車との一体感を得ることができるのでおススメです。 簡易ヘッドランプ洗浄   コーティングをおこなっても、はてまた磨いてもNBロードスターのポリカーボネイト製 […]

ロードスターの「ひらひら感」とは?

ヒトの感覚ほど、繊細で曖昧なものはありません。価値観の「基準」は十人十色であり、絶対的な正解は存在しないからです。 特に、自動車のインプレッションはその最たるもので、記述者の経験という「軸」がどこにあるかで、評価は180度変わることも珍しくありません。ある人にとって「刺激的」なエンジンフィールは、別の人には「荒々しい」と感じられるかもしれません。もちろん、好き嫌いは個人の自由ですし、共感を呼ぶこと […]

NBロードスター、メーター周りのメンテナンス(電球交換&リニア化)

NBロードスターも生産から20年以上経てば、経年劣化は避けられないもの。昨日まで絶好調でも、今日いきなり壊れる・・・なんて、よくある話です。ただ、電子制御は必要最低限なので、いきなり止まることがないのは助かりますけどね。 さて、今回はメーター周りのメンテナンスのご紹介です。ただし、NBロードスター後期型の事例であることと、あくまで自己責任のDIY作業なので、ご参考までに・・・ メーターを外す メー […]

NBロードスターと丸目異形ヘッドライト・デザイン

今回はNBロードスターのデビュー当時、相当な賛否両論を巻き起こした「ヘッドライト・デザイン」の話です。 目は口ほどに物を言う 誰が言い出したのかわからないほど古くから、故事から伝わる諺(ことわざ)に「目は口ほどに物を言う」というものがあります。これは「隠そうとしても心の内面は目に現れる」という意味を指しますし、日本語には目元の印象でキャラクターを表す「目力(めぢから)」なんて独特の表現もあります。 […]

ロードスターは人を繋げる 再会、スプラッシュグリーン

「ロードスターは人を繋げる」・・・これは、開発主査を務めた貴島孝雄さんが、ロードスターを語るときに使う言葉ですが、今回はそれを身をもって体験した話のご紹介です。自分語りになりますが、少しお付き合いをいただければ嬉しいです。 クルマ趣味に恵まれた環境 さて、不詳わたくし、いつも偉そうに本サイトにてロードスター記事を書いておりますが、そんなロードスター自体を新車で購入したのは、実は一度しかありません。 […]

紙媒体が伝えたロードスターの息吹(NB新聞広告)

自宅のアーカイブを整理していたところ、約25年前の「新聞記事」と「織り込みチラシ」が挟まれたスクラップブックを発見しました。まさに、当NBロードスターアーカイブのための情報であり、よくぞこんなものを残していたものだと、我ながら感心せずにはいられません・・・ 2000年当時、インターネットはADSL回線がようやく普及を始めた頃。ISDN回線もまだまだ現役で、情報化社会が加速する、まさにその直前の時代 […]

NBロードスターの酷暑対策

年々暑さが厳しくなっている日本列島。酷暑の日にはムンバイ(インド)やドバイ(アラブ首長国連邦)よりも気温が高くなるそうで・・・ そうなると心配になるのが、真夏日における愛車のコンディションです。ボンネットの下にあるエンジンは、常に「燃焼」という爆発現象を繰り返しているので熱くなるのも当然で、いくら現代のクルマがコンピュータで緻密に制御されているとはいえ、過酷な状況下で雑に扱えばオーバーヒートのリス […]

NBでレストアされたNAロードスター(リフレッシュビークル)

マツダが現在展開している「ロードスターレストアサービス」。その源流は、今から遡ること約20年前にありました。単なる中古車の再生(レストア)に留まらず、後継モデルの知見を注ぎ込み性能向上(レトロフィット)まで施した「公式チューニングカー」をメーカー品質保証で提供する。そんな先進的な試みが「マツダスピード・リフレッシュビークル」です。 2003年の東京オートサロン。マツダブースには、後に市販される「ロ […]

1 17