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ロードスターの持病ともいえるオイル漏れ。エンジンガスケット、ミッション結合部、そもそものミッション自体のオイル漏れというものがありますが、どれも経年劣化によるものです。深刻ない病状でも、気持ちはよくないですよね。そこでミッション周りの整備を行います。
ダストブーツの交換
私の場合はマツダディーラーでパーツ注文を行いましたが、最近はモノタロウが便利です。
主に準備したのはチェンジコントロールケース(M513-17-470)とダストブーツ(M513-17-480A)の上下ブーツと、スプリングシート(0398-17-462A)などの消耗品です。
まずはシフトノブを取り外し、コンソールを分解します。断熱材も大切なパーツなので、丁寧に外していきます。
断熱材を外すと・・・とても汚い!そしてダストブーツが経年劣化から破けていました。ここの破け方がひどいと車内がオイル臭くなるそうです。ボルトはレンチで簡単に外れますが、ブーツは思い切って上に引き抜くのが正解っぽいです。CRCに活躍してもらいました。
下側のブーツも確認すると、やはり破けていました。周りにオイルが滲んでいますね・・・こちらも取り外していきます。
シフトレバーを上に引き抜くと、「ぬぽっ」とあっさり外れます。ミッションオイルが目視できて、ちょっと感動しました。ただ、あまりに汚かったので周りを清掃をしました。
引き抜いたシフトレバーの古いブーツはハサミで切削しました。シール関連パーツは上方向に引き抜きます。(下には物理的に無理でした)。これ、技術はいらないけれど慣れていなければ少し心配になる作業ですね・・・新品のブーツをかぶせ、カーラーも交換します。
あとは逆に組み直して完了です。
シフトブーツ補修
また、シフトブーツの根元がひび割れてしていることに気づきました。新品交換するまでのダメージでも無いので、補修で対応します。
用意したのは靴などの補修に使う「アドカラー」の黒。粘りがある塗料なので、こういう部分に最適です。ネット購入も可能ですが、私は東急ハンズで手に入れました。300円前後になると思います。
これが正しい塗り方なのですが、指に適量をつけてブーツに塗り込みます。はみ出しても固まってから補正が効くので大丈夫です。余談ですが、VSコンビB内装、5速のダークウッドナルディシフトノブが純正なのは、NB3ウェブチューンロードスターのみの仕様です。
これで目立たなくなりました!
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