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第4世代のND型ロードスターも2020年で5年目を迎えます。デビューは「ついこの間」のような気がしますが、恐ろしい勢いで時が過ぎていますね。東京オリンピックもすでに目の前です。
8年間生産継続予定
なお、NDロードスターは8年生産すると宣言されているので、2015年 → 2023年までは現行で頑張ると予想されます。モデル後期になってもフィスリフトをしなかったので、「見た目」は大きく変えずに行くかもしれませんね。ワールドデザインオブザイヤーを受賞しているのだから、このままでも十分アリでしょうし、販売継続をするための中身(メカ)をアップデートする方が、ユーザーのためかもしれません。
さて、そんなNDも年次改良とともに足周りや電動ステアリングの熟成、エンジンの仕様変更や自動ブレーキの安全装備、メーターパネルのカラー液晶化など着実に進化をしています。イヤーモデル(年次改良)というか、最近のマツダは逐次マイナーチェンジを行うので、モデル表記しづらい(マニア泣かせな仕様)のが困ります。型式番号でいくと、現行はND4になるのかな・・・
マニア泣かせな近似色
さて、そんなマニア泣かせの話としては、微妙に更新するカラーラインナップです。マツダ全車とあわせて差し代わるので、大ヒットカラー「ソウルレッドプレミアムメタリック」がロードスターRFデビューの頃からしばらくして、幌モデルも「ソウルレッドクリスタルメタリック」になりました。
そんな訳で、宣材写真も更新されています。はてさて、答えはどちらか分かりますでしょうか?
同じような話としては、こちらは現行グレー系の「マシーングレープレミアムメタリック(左)」と初期グレーの「メテオグレーマイカ」(右)。
実物で比較しないと色の「味つけ」は分りづらいですが、マシーングレーは宣材画像でもギラギラ感が伝わってきます。同じ画像に見えますが、絶妙な調整がされているんですね。
さて、正解は・・・
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元の写真に戻りますと、左が「ソウルレッドクリスタルメタリック」で、右が「ソウルレッドプレミアムメタリック」です。実車を見るとよくわかるのですが、太陽光の元で「陰影の深さ」に差が出てきます。でも、この差を画像で表現するカタログデザイナーさんは大変です。
赤いNDロードスターを色味を(リアバンパーのセンサーとか確認せず)ひとめで判断できるロードスターソムリエ、世の中にはいるんでしょうか・・・
なお、昔もそれなりに似ているパターンはあったのですが、よく見ると世代でディティールが違うので分ります。
青)マリナーブルー/ラグナブルーメタリック
赤)カッパーレッドマイカ/ジールレッドマイカ