NBロードスター ライセンス/トランクランプLED化

NBロードスター ライセンス/トランクランプLED化

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NBロードスター、ライセンスランプ(ナンバー灯)のうんちく


初代ユーノスロードスター(NA)から2代目マツダロードスター(NB)へフルモデルチェンジをした際、まさに「痒(かゆ)い所に手が届く」地味なアップデートがいくつも行われました。

そのひとつがライセンスランプ、つまり夜間にナンバープレートを照らす【ナンバー灯】の搭載位置変更です。従来型ではフィニッシャー(リアパネル)中央のナンバー位置を左右からライトで照らしていましたが、新型ではライトをトランク側に移設し、上部より照らすようになったのです。


トランクの後端に配されたライセンスランプ(ナンバー灯)は、トランクを開口した際のトランクライトの機能も兼ねるようになったことで利便性が増し、マツダ社内でもコストダウンのアイディア賞を受賞したそうです。

なお、このランプはNBロードスター独自設計ではなく、最終型ファミリア(BJ)や2代目MPV(LW)と同型のユニットを使用しています。こういったパーツ流用の積み重ねでロードスターのコストを抑える。まさに燃えポイントでもあります。

NBロードスター ライセンスランプ/トランクランプ 仕様の違い


しかし、実際の【使い勝手】に関しては、ユーザーからのフィードバックから、NBロードスターでも世代によって微妙に仕様変更を行っています。

NB1~NB2前期型 ポジション灯連動
NB2後期~NB4 開口時:常灯

NB1~NB2前期まではポジション灯、つまりスモールランプとライセンスランプが連動させることで、トランクライトの役割を兼ねていたのですが、エンジンを切った際にスモールライトを付けたままにする状況は、現実的な場面では使い勝手が良くなかったのです。

そこでNB2後期・・・キーレスエントリーにトランク開口ボタンが付いたモデル以降、トランク開口時に常灯(ずっとライトが付いている)する設定に変更されました。おかげで利便性は上がりましたが、実は新たなリスクも発生しています。トランクを閉め忘れると常灯状態なのでバッテリーが上がってしまったり(日中だと気づけない)、トランク開口状態で作業を行うとランプが熱を持って危ないのです。

そういった事もあったからか、このライセンス/トランクランプ機能はNBロードスター独自のものになり、その後NCやNDにはトランクルームに個別のライトが搭載されるようになりました。

ライセンスランプのバルブ交換(ナンバー灯交換)


ナンバー灯は普通の電球(バルブ)を使用しているので、経年劣化により切れてしまいます。灯火しないと整備不良になって車検に通らないので、その際には交換が必要です。ただ、交換に必要な工具はありません。


まずはバッテリーのマイナス端子を外し、ナンバー灯のユニットを確認すると右を差す矢印が見えるはずです。ユニットをそちら寄せて引き抜くと、取り外すことが可能です。

 
あとは、汎用12V5Wのバルブを付け替えれば作業は完了です。

<しかし、現実的には>

ただし、これはユニットがヤレていなければできる外し方です。

現実的にランプユニットのクリアパーツはツメ部分に経年劣化が起こっている可能性が高いと思われます。恐らく、ほとんどのNBロードスターは取り外しの際に、クリアパーツの爪が割れてしまうはずです・・・


割れてしまっても、ダクトテープや両面テープを駆使すれば機能的には何とかなります。でも、トランクを開けるたびにみすぼらしい姿が見えて非常にテンションが下がります。そこで、新品交換を行うことにしました。

ライセンスランプの交換(ナンバー灯LED化)


ライセンスランプの品番と価格を調べてみると、左右セットで6,820円。ちなみにNBロードスター現役当時の価格だとセットで3,548円だったので、約2倍の値段になっています。パーツが出るだけありがたいですけどね・・・

品名 型番 価格 消費税 左右セット価格
ライセンス ランプ NC10-51-270C ¥3,100 ¥3,410 ¥6,820

また、ネットオークションでパーツ価格の相場を調べてみると、状態はともあれ幾つか出品されています。しかし、ランプユニットの経年劣化を思うとあまりお勧めできません。本当にこだわるなら新品を購入しますしね・・・

ただ、もっとよく調べてみると「電球(バルブ)」ではなく「専用ランプユニット自体」がLED化されたパーツが出回っているようです。これは、このユニットが他マツダ車のパーツを流用していた恩恵です。しかも、左右セットで2,000円を切るものも存在していました。


正直、純正バルブの「やわらかな灯り」に味があったのでLED化は検討していなかったのですが・・・純正部品の1/3で専用ユニットが手に入ることに加え、劣化したバルブのソケットを見て決断できました。常灯であるが故の弊害なのか、ソケットが焼けていたのです。

私自身トランクを開けて作業をすることが多いので、ランプユニット配線にキルスイッチを設ける案もありましたが、熱を持つリスクが減少することと、余計な電装ケーブルを作成する必要がないことからも、迷わずLED化をすることにしました。


ネット注文し、翌日届いたランプユニットは安心の専用設計。新品なのでクリアパーツの爪にも弾力があります・・・10年後は分かりませんけれど。


交換作業もソケットを付け替えるなのであっという間です。使用感としては、驚くくらい明るいのと同時に、熱を持たないのでキルスイッチ案も必要なくなりました。費用対効果の高い近代化改修だと思います。

折角なので、ライセンスランプを洗浄する

 
取り外したライセンスランプは爪も折れて、ガスケットもボロボロでとても可愛そうな状況でした。しかし、15年以上愛車のナンバープレートを灯してくれたことをリスペクトし、洗浄することにしました。


LEDユニットの寿命、もしくはバルブが一般的でなくなった時代に、あえて戻せるようにユニットを取っておくことにします。爪はありませんが、両面テープでなんとかくっつけることは可能ですしね・・・

 
なお、明るさの比較は一目瞭然です。どちらの方がいいかは各自意見が違うと思いますが、懸念点が解消されたので個人的には満足度の高い作業でした。

関連情報→

NBロードスターの積載性

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