ルーバーを利用してナビを取り付ける(NBロードスター)

ルーバーを利用してナビを取り付ける(NBロードスター)

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アナログの地図を読むのも楽しいんですが、快適なツーリングには必須になカーナビゲーションシステム。NBロードスターにも純正オプションでカーナビゲーションが用意されていましたが、オーディオの収まる場所は視線が下がるので、ちょっと使いづらい。そこで、視線移動が少なく純正然にみえるルーバーの位置に、ポータブルカーナビを配置してみました。

エアコンルーバーを外す


NBロードスターのエアコンルーバーは、NAロードスターのパーツを受け継いいますので、リング部分なんかは同じパーツでドレスアップ可能です・・・が、NAロードスターのように簡単に引き抜く事は厳しいです。

かといって、強引にマイナスドライバーを刺して・・・なんてやると、コンソールを傷つけてしまいます。


そこで用意したのは2枚の磁気カード。1枚ではペニャっと剛性が低いので、2枚重ねで片側(これ重要)に、ゆっくりと刺していきます。すると自然に浮いてきます。でも、慌ててはいけません・・・

手元が緩くなったところでカードを抜いて、反対側からも同じように刺していきます。そうすると・・・


あっさりパコッとルーバーが外れます。写真にあるように、左右の爪で止まっていたんですね。

ルーバーを加工する


今回加工するのはセンター右側のルーバーです。意外とがっつりリング部分がハマっているので、マイナスドライバーで爪を押して分解します。


用意するのは小さな缶コーヒーと、純正ポータブルナビ取付パーツ(ユピテルはこれだけでは売っていなかったです)と、タッピングビスです。


缶コーヒーの底にピンバイスで穴をあけて、両面テープとコルクをスペーサーにして、右向き(運転席側)になるように調整しました。缶コーヒーサイズが見事ルーバーにハマります。


一応、缶が抜けないようにタッピングビスで固定しましたが、両面テープだけでいけるかもしれません。

愛車にポータブルナビを取り付ける


電源ケーブルの逃げを、ルーバーがはまる部分のエッジを削って作りました。電源自体はシガーソケット電源を分岐させて、グローブボックス内に配置しています。


電源をダッシュボード裏から回して、ステーパーツをパコンと装着!


そしてナビも装着しました。個人的にとても理想通りのカタチにできました。運転席に向けているので視認性も抜群、GPSも拾ってくれます。

難点は、エアコン口がひとつ減りますので、ナビシートに誰かが座っていると、中央のルーバーが取り合いになります。それは結果オーライ。5インチのポータブルナビなので、ハザードスイッチも問題ありませんでした。

カーナビ機能自体はスマートフォンでも事足りるようになりましたが、道交法の改正で運転中のスマホ使用は厳罰になりますので、私個人はポータブルナビの方がリスクが少ないかな、と。

関連情報→

NBロードスター・ハザードスイッチのリペア

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