「貴島孝雄」の検索結果 43件

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【NB20th】RX-8とNCロードスター(G-3)

今回はNBロードスターに続いて、貴島さんが3代目ロードスターの主査をされていた際のエピソードをご紹介します。 自動車の開発はおおよそ4年かかるそうですが、2005年発表の3代目NCロードスターをそれで逆算すると、2000年前後・・・つまりNB後期が現役だった時代に開発はスタートしていたことになります。つまり、ロードスターの進化におけるNBとNCは、ある意味ワンセットなのです。 その辺りを踏まえて、 […]

【NB20th】意図したNBのボディバランス(G-2)

NB20周年インタビュー、今回もNB開発エピソードのご紹介です。 オープンカーは車体剛性が低い・・・初代ロードスター時代にはよく耳にした話ですが、これは意図的に「味付け」されたものであり、年次改良でアップデートされていったボディ補強が、それに違和感を覚えるユーザーに対応したものとされています。 NBロードスターはそれを踏まえ、メーカーしか出来ない「ボディを骨格から見直した」ことが特徴のひとつです。 […]

【NB20th】欧州基準のNBロードスター(G-1)

今回は2代目NBロードスターの開発エピソードです。以前のインタビューとかぶる部分があるかも知れませんが、それだけ記憶に残るエピソードであったこととご留意頂ければと存じます。 さて、NAロードスターからNBロードスターへフルモデルチェンジを行った主な理由は、目前に迫っていた21世紀の自動車安全規制(レギュレーション)とされています。ライトウェイトスポーツカーといえども販売を継続するには、その要件を満 […]

【NB20th】フォードは決して敵ではなかった(F-2)

NB20周年インタビュー、引き続きフォード資本時代のエピソードです。マツダファンにとってはお馴染みの悪夢・5チャンネル体制ですが、「中の人」がこの時代に触れることは意外に少なく、あえて聴いてみた話でもあります。 ご存知の方も多いと思いますが、それまでのマツダ歴代スポーツカーはトラック部門が担当しており、貴島さんもそちらの出身でした。しかし、フォードが経営再建を行う中でトラック部門は廃止、軽自動車や […]

【NB20th】フォード体制、変わるか死ぬか(F-1)

今回はNBロードスターの当時の開発背景、フォード経営の傘下にあったマツダの話です。 近年はスカイアクティブや魂動デザインといった、クルマ自体の高質化が評価されているマツダですが、1990年初頭は黒歴史とされる5チャンネル体制をスタートさせていました。5チャンネル体制とは、マツダ、アンフィニ、ユーノス、オートザム、オートラマという販社チャネルの増強により取扱車種を増やして、収益増をおこなうという企画 […]

【NB20th】血を流す思いで作った、初代ロードスター(E-2)

NB20周年インタビューは前回と同じく、初代ロードスター主査であった平井さんのエピソードです。 補足として、NAロードスター乗りであれば必読の「ユーノス・ロードスター―日本製ライトウェイトスポーツカーの開発物語(三樹書房)」中の開発エピソードにも、パッションを持ったエンジニア有志が集まる反面、反対意見・批判勢力が社内には存在したと記述されています。 そのうえで、平井さんは下記のような独白もされてい […]

【NB20th】NA登場前夜(E-1)

NB20周年貴島さんインタビュー、まずは初代ロードスターのエピソードからお伝えします。 貴島さんは、ロードスター以前のコンセプトカーから開発に携わられていますが、その頃はいちエンジニアとしての参加であり、開発リーダー(主査)は平井敏彦氏がされていました。当然のことではありますが、貴島さんは平井さんをリスペクトされています。 市販に至るまで、順調ではなかったNAロードスターの開発秘話はさまざまなメデ […]

2018年、NB20周年企画(NB20th)プロローグ

2018年、NBロードスター20周年を迎えた 1989年にデビューしたロードスターは2019年に30周年を迎え、そして次世代にもバトンをつないでいくでしょう。そのようななか、(忘れられがちですが)1998年1月にデビューした第二世代のNBロードスターは、その前年である2018年に【20周年】を迎えていました。 1998年といえば、DOSコンソールがGUI化(ウインドウズ98)され、記録メディアの主 […]

MX-5海外プレスキット(NBデザイン紹介)

市場投入される新車には、プレスキット(メディア用広報資料)がメーカーより配布されます。それはもちろん歴代ロードスターにも存在し、グローバル展開するロードスターは海外向け資料も公開されます。 日本車であれば日本語をローカライズしたものが基本ですが、(そういう時代であったのか)NBロードスターに関しては国内とは別の表現で紹介されています。 そこで今回はMX-5(1998)・・・NBロードスターのプレス […]

巨大なNBロードスター(デザイン検討3)

1993年からスタートした次世代型ロードスター(NB)の開発は、1994年にデザイン検討、量産決定は1995年、デザイン最終決定は1996年3月となりました。 デザイン検討を始めた段階で、世界中に拠点を持つマツダデザインの各スタジオは基本的にキープコンセプトを示してきましたが、カリフォルニア(MRA案)だけはモアパワーかつGT寄りな・・・一回り大きい「ロードスター」のデザインを提出してきました。 […]

ロードスターMPS 初期コンセプト(MPS-2)

2001年の東京オートサロンで発表された「ロードスターMPS」。当時のマツダは、事実上の新車が2002年の「アテンザ」まで待たなければならなかった中、ラインナップ拡充ためにエボリューションモデルの要望が市場にあるのか、反応を見ていた側面があると思われます。 MPSシリーズの背景 クルマの分かりやすいヒエラルキーは「馬力」です。 21世紀当初の国産ハイパワーモデルはGT-R、スープラ、NSXを筆頭に […]

2017年貴島さんインタビュー:リスト

ユーノスロードスターが発売され既に約30年。 ロードスターがなぜ愛されるのか。これらを再検証する最適な道として、元開発主査である貴島孝雄氏にインタビューを行う事は必然の流れでした。その不躾な打診に貴島氏から快諾を頂くことが出来、想定以上のこだわり、哲学、そしてロードスターへの思いをお聞きすることができました。 ・運転が上手くなった気がする ・理屈抜きに走るのが楽しい ・気軽に楽しめる そんな「人馬 […]

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