全車種

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クルマの熟成

クルマ、特にスポーツカーは育てていくもの・・・なんて概念をよく耳にしませんか。近年はモデルイヤーという考え方も浸透してきたので、平成〇年式とか、2019年式・・・なんて感じで、数年ごとのマイナーチェンジどころか、結構細かく仕様が変わって行きますよね。 マイナーチェンジによって新しいグレードが追加されたり、出力が強化されたり、メカが作りこまれたり、コストダウンをされたり・・・こんて悲喜こもごもをチェ […]

「Roadster」のロゴにこだわる

クルマにとって欠かせない要素といえば「愛称/ペットネーム」です。ご存知の方も多いと思いますが、車検証に記載されている車名はメーカー名記載で、「マツダ」とか「ユーノス」とか、地味だったりするわけです。 例えば我が愛車の場合、車名は「マツダ」、型式番号は「GH-NB6C」だったりして、カッコいいけれど無骨な感じがするのです。だからこそ、メーカーは愛称にはこだわっているし、見せ方も一ひねりしています。そ […]

NDロードスターは高い?安い?

このトピックは2015年2月に書いたものです。当時はNDロードスターの販売前だったことと、消費税が8%だったこと、そして為替相場なども違っていることを加味して、あくまで当時の参考としてご覧ください。 ついに発表された、NDロードスターの価格 2015年2月11日の横浜で開催されたNDロードスターのイベントにて、ざっくりではありますが価格情報がでました。ローンチは250万円〜300万円で3グレードに […]

ロードスターの人馬一体とは(後編)

エンジニアはクルマを開発するにあたり、速いクルマ、燃費のいいクルマ、品質の優れたクルマなど、開発目標が明確であればあるほど、高い精度で設計を行うことが可能になるそうです。 しかし「人馬一体」はあくまで「感性」をイメージした言葉。つまり、これを具体的にしないと設計に落とせません。そこで、エンジニアが設計図面をイメージできるよう、ロードスターにおける「人馬一体」は細かくブレイクダウン(分類)されていき […]

ロードスターの人馬一体とは(前編)

今回は「ロードスターの楽しさ」を可視化するために、NCロードスター開発時に発表された論文「感性エンジニアリング」を読み解きます。 「勘」を「感」に熟成していった ロードスターはデビュー当時から「人馬一体」というキーワードで語られてきました。でも、これの意味を問われると、なかなか答えづらくないですか?軽快なハンドリングなのか、馬力を使い切れることなのか、オープンで空気を感じることなのか。なかなか翻訳 […]

歴代ロードスター、グリルの大きさ比較

NDロードスターも2014年にデザイン公表されてはや5年。街中で見かけない日はないくらい、オープンカーとしては異例のヒットを飛ばしていますね。RFも含めて、なんだかんだいってカッコイイですからね・・・ しかしぶっちゃけ・・・あの「お口(グリル)」はデカくないですか!?これもまた味だと思うのですが、かつてRX-8MSVを初見した時以上にデッカイ印象です。もりもりご飯食べそうです。 同じような角度で眺 […]

ロードスター、カップホルダーと灰皿の歴史

クルマは時代の潮流とともに変化するもの。ここで面白いのは「便利」になるだけでなく、かえって「不便」になってしまうこともあることです。 4世代・約30年の歴史があるロードスターは、各世代のエクステリアだけでなく、車両重量やエンジン出力(馬力)などのスペックでよく比較されます。それぞれに良さがあるので「決定打はこれ!」という定量的な判断は難しいのですが・・・ ただ、スタートは「走る」基本性能以外は必要 […]

スポーツカーのフロントノーズ

世の中のクルマは各国が定める様々なレギュレーション(基準)をクリアして販売されています。 ABSやESCなどの制動補助機器やシートベルトやエアバックなどの乗員保護装置。衝突した際にエネルギーを分散させるためのボディ構造などはクリアランス(空間)確保なども必要で、より大きく、重くなる方向なのは仕方が無い事かもしれません。 最近のクルマ、横顔が・・・ 近年のクルマの「顔」は、グリルを頂点に下へストンと […]

ロードスター30周年に寄せて

たかがクルマ、単なる移動手段であれば、ボロくても積載量があれば問題ありませんし、燃費が良ければなお良しでしょう。しかし【クルマ趣味】というと話は変わってきます。 特にスポーツカーであればカッコいいエクステリアに心躍る運動性能が欲しいし、さらに屋根が開くとなれば、とてつもない贅沢がたまりません。この背徳感というか、所有欲を満たす感覚というか…ひとことでは表現できない、素敵な世界がクルマ趣味には求めら […]

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