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発表!新型ロードスター(1997年備忘録②)

1997年はマツダにとって経営再建を始めた大切な年。 この年末に開催されたイベント、東京モーターショーのブランドアイコンとして、NBロードスターはついにベールを脱ぎました。当然ファンの間では、直前まで予想合戦が繰り広げられており、ついにスパイショットの流出までありました。(ソースは前回に続き、miata.netです) 1枚の写真がリークした まずは、意図せずリークした写真に関して。 Spy Sho […]

スクープ!新型ロードスター(1997年備忘録①)

今回は約30年前にさかのぼって、1997年当時の新型ミアータ(NBロードスター)スクープ情報をご紹介します。 1997年のロードスター、時代背景 1997年・・・それはマツダにとって、そしてロードスターファンにとって、不安と期待に満ちていた不思議な年でした。 バブル崩壊の後遺症で経営が傾き、フォード傘下に入ったマツダ。ブランドロゴが「フライング・M(いわゆるカゴメマーク)」に変わり、世間では「ロー […]

NBロードスターと丸目異形ヘッドライト・デザイン

今回はNBロードスターのデビュー当時、相当な賛否両論を巻き起こした「ヘッドライト・デザイン」の話です。 目は口ほどに物を言う 誰が言い出したのかわからないほど古くから、故事から伝わる諺(ことわざ)に「目は口ほどに物を言う」というものがあります。これは「隠そうとしても心の内面は目に現れる」という意味を指しますし、日本語には目元の印象でキャラクターを表す「目力(めぢから)」なんて独特の表現もあります。 […]

NBロードスター パワーロス・返品問題

今回は北米において返品騒動に発展した、NBロードスターの「パワーロス事件」のご紹介です。※いい話だけでなく、あらゆるNBの事実を残すことが、このWebのコンセプトです。 日本においては昔から、クルマの車格を「出力」「排気量」「ボディサイズ」といったスペックで判断する風潮があり、大きいほど上位とされてきました。特に、スポーツカーを語るなかで「エンジン出力」というテーマは、常にエンスージアストの関心を […]

赤いロードスター(19色)

近年のマツダ車全体におけるテーマカラーは、デザインテーマとなる魂動デザインにおいて「色も造形の一部」として開発された「ソウルレッド」シリーズがあります。その深い赤のコンセプトは「見る者の魂を揺さぶるような究極の赤をつくろう」というもので、マツダブランドを体現するもののひとつとして定着しています。 ただ、ソウルレッド以前にもマツダは赤にこだわる会社で「赤いファミリア」「赤いMPV」「赤いプレマシー」 […]

ドイツ・ヒストリックカー(Hナンバー)の認定条件

本トピックにおける日本円への換算は、すべて1ユーロ = 163.5円の為替レートを使用しています。※2025年5月時点の参考レート また、記載する税額および費用は、2025年時点での情報および為替レートに基づいています。実際の税額や費用は、法律の改正や個別の状況により変動する可能性があります。Hナンバーの申請や税金に関する最終的な判断は、必ずドイツの管轄当局または専門家にご確認ください。 ドイツの […]

NBロードスターの主要都市における税負担(2025)

自動車税の時期に思うこと 5月になると届く「自動車税」通知は、一般公道を利用する身としては必要経費として捉えるべきコストです。だって、スポーツカー乗りの私たちが一番公道を楽しんでいるといっても過言ではないですからね。アスファルトだって無料じゃありません。 また、新車登録から13年経過したクルマの税額が上昇するのは財布に厳しいけれど、これは排出ガス(排気ガス)が地球環境に悪影響を与えるからというロジ […]

ロードスターのウッド内装が、なぜカッコいいのか

個人の感想ではありますが、ネオクラシックなNA/NBロードスターはVS系プレミアムグレードに限らずとも、革シートやウッドパーツなどのオーガニックなパーツがマッチする気がします。 一方、モダンでお洒落なNC/NDロードスターにおいてはカーボンやアルカンターラのようなスポーティさが相性抜群な一方で、ウッド系コーディネートは相応のセンスが問われると思っています。 なぜそんなイメージに繋がるのか調べてみる […]

プレミアムブランド「ユーノス(EUNOS)」の興亡

マツダのプレミアム戦略、ユーノス ユーノス誕生の背景 1980年代後半から1990年代初頭における日本の好景気(いわゆるバブル経済期)において、マツダは国内市場における販売力強化と顧客層拡大を目指し、野心的な多チャンネル戦略を展開しました。これは既存のマツダディーラーに加え、新たに「ユーノス」「アンフィニ(当初マツダオート店、1991年に改称)」「オートザム」「オートラマ(フォード車販売)」という […]

NBロードスターはリトルジャガー?

欧州ではNAより売れてしまったNBロードスター。特に英国では「リトルジャガー」として愛されていたそうです。 その理由には諸説ありますが、NBロードスターが当時のジャガーXKシリーズに雰囲気が近かったことや、マツダと同じフォード傘下だったことなどが挙げられています。面白いことに、XK自体は逆にデビュー時に「MX-5(NA)に似ている」といわれてました。 都内某所で見かけたロードスター!? 都内某所に […]

NBロードスター限定車「10周年記念車(10AE)」

1989年。古き良き時代を継ぐ【現代】のライトウェイトスポーツカーとして世界中から絶賛されたユーノスロードスター(NA)。さらにロードスターは「オープンの楽しさ」「走る楽しさ」「スタイリングを眺める楽しさ」の熟成をテーマに掲げて、2代目(NB)へフルモデルチェンジを果たします。 そんな初代から数えて10年後、特別なNBロードスター「10周年記念車」が発売されました。 To build the sp […]

NBロードスターのルーツ、MX-3(AZ-3/PRESSO)

スペシャリティクーペを所有するだけでモテた80年~90年、満を辞して登場したのがMX-3(国内名:AZ-3/Eunos PRESSO)です。 このクルマはアルファロメオやRX-7を意識したうえで、デザインにステータスを全振りしたクルマでしたが、クーペブームの終了およびマツダの経営不振により撃沈し、最終的NBロードスター(MX-5)へキャラクター統合がなされました。したがってNBと顔が似ているのは、 […]

ロードスターのクラッシュテスト

NDのクラッシュテストが満点ではなかった理由 2015年、NDロードスターのデビュー後に欧州で実施された自動車安全テスト「ENCAP(通称ユーロ・エヌキャップ:European New Car Assessment Programme/ヨーロッパ新車アセスメントプログラム)」の公表データが話題になりました。その内容は最新車であるにもかかわらず「星4つ」。その理由はイマドキな事情でした。 最高ランク […]

ロードスターの専用色(5色+α)

クルマのボディカラーは「白、黒、シルバー」が定番のラインナップとされています。その一方で、カタログの表紙は色とりどりの「テーマカラー(イメージカラー)」に塗られたクルマが添えられます。これは車種ごとのコンセプトやマーケティング上の狙いによって決められるものです。 ちなみに、かつてのマツダでは1色だけ車種専用のカラーを作ることが許されたそうです。もちろん、それがロードスター用に調色されたものであって […]

トミカプレミアムのユーノスロードスター(&ミアータ)

人気車種としてレジェンド入りしているユーノスロードスター。2024年末には国内マッチボックスサイズの雄、「トミカプレミアム」シリーズとしてリニューアルされました。丁度その直前に近しいテーマで「ホットウィール」もラインナップ入りしていたので、今回はこの2台をレビューします。 トミカプレミアム概要 トミカプレミアムとは2015年からスタートしたモデルカーシリーズです。マッチボックスサイズ(3インチミニ […]

ロードスターの生産台数/販売台数(1989-2023)【更新版】

この記事は2024年更新情報です 生産100万台を突破して「最も売れた2シーターのスポーツカー(Best-selling two-seater sports car)」として2016年4月22日にギネス世界記録を更新したロードスター。 余談ですが本件は2024年時点で継続申請は行われていないのか、ギネス世界記録のWebサイトでは結果なし(404エラー)になっています。ただ、基本的には挑戦から証拠物 […]

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