M2 1001(NA6CE改)試乗記
クルマはじっくり乗ってみなければわからない、幸いなことに、友人のロードスターをお借りする機会を得ることができました。今回はNA6ロードスターの限定モデル・・・といいますか、当時のマツダ・サブブランド「M2」から販売された「M2 1001」の試乗記です。 M2 1001(NA6C改) 車格: オープン 乗車定員: 2名 全長×全幅×全高: 3955×1675×1225mm 重量: 960kg(実質9 […]
クルマはじっくり乗ってみなければわからない、幸いなことに、友人のロードスターをお借りする機会を得ることができました。今回はNA6ロードスターの限定モデル・・・といいますか、当時のマツダ・サブブランド「M2」から販売された「M2 1001」の試乗記です。 M2 1001(NA6C改) 車格: オープン 乗車定員: 2名 全長×全幅×全高: 3955×1675×1225mm 重量: 960kg(実質9 […]
ひどい酷暑もやっとひと段落して、やっとオープンカー向きな涼しい季節が近づいてきました。 そこで、ここから気持ちよく走るための(夏では暑くてできなかった)定期メンテナンスの備忘録をお届けします。大したメンテではありませんが、自分の手を動かすのは愛車との一体感を得ることができるのでおススメです。 簡易ヘッドランプ洗浄 コーティングをおこなっても、はてまた磨いてもNBロードスターのポリカーボネイト製 […]
ヒトの感覚ほど、繊細で曖昧なものはありません。価値観の「基準」は十人十色であり、絶対的な正解は存在しないからです。 特に、自動車のインプレッションはその最たるもので、記述者の経験という「軸」がどこにあるかで、評価は180度変わることも珍しくありません。ある人にとって「刺激的」なエンジンフィールは、別の人には「荒々しい」と感じられるかもしれません。もちろん、好き嫌いは個人の自由ですし、共感を呼ぶこと […]
年々暑さが厳しくなっている日本列島。酷暑の日にはムンバイ(インド)やドバイ(アラブ首長国連邦)よりも気温が高くなるそうで・・・ そうなると心配になるのが、真夏日における愛車のコンディションです。ボンネットの下にあるエンジンは、常に「燃焼」という爆発現象を繰り返しているので熱くなるのも当然で、いくら現代のクルマがコンピュータで緻密に制御されているとはいえ、過酷な状況下で雑に扱えばオーバーヒートのリス […]
マツダが現在展開している「ロードスターレストアサービス」。その源流は、今から遡ること約20年前にありました。単なる中古車の再生(レストア)に留まらず、後継モデルの知見を注ぎ込み性能向上(レトロフィット)まで施した「公式チューニングカー」をメーカー品質保証で提供する。そんな先進的な試みが「マツダスピード・リフレッシュビークル」です。 2003年の東京オートサロン。マツダブースには、後に市販される「ロ […]
近年のマツダ車全体におけるテーマカラーは、デザインテーマとなる魂動デザインにおいて「色も造形の一部」として開発された「ソウルレッド」シリーズがあります。その深い赤のコンセプトは「見る者の魂を揺さぶるような究極の赤をつくろう」というもので、マツダブランドを体現するもののひとつとして定着しています。 ただ、ソウルレッド以前にもマツダは赤にこだわる会社で「赤いファミリア」「赤いMPV」「赤いプレマシー」 […]
繰り返される歴史、胸に刺さるブーメラン 今でこそNAからNDまで全世代の「ロードスター」を心から愛していると自信をもって公言できる私ですが、かつては頑ななまでにユーノス・ロードスター(NA)こそが至高と信じ、他の世代を認めようとしない、いわゆる「ユーノス信者」でした。 当時の自身の言動を振り返ると、その多くが現在の自分に「壮大なブーメラン」として突き刺さり、顔から火が出る思いです。しかし、悲しいか […]
マツダのプレミアム戦略、ユーノス ユーノス誕生の背景 1980年代後半から1990年代初頭における日本の好景気(いわゆるバブル経済期)において、マツダは国内市場における販売力強化と顧客層拡大を目指し、野心的な多チャンネル戦略を展開しました。これは既存のマツダディーラーに加え、新たに「ユーノス」「アンフィニ(当初マツダオート店、1991年に改称)」「オートザム」「オートラマ(フォード車販売)」という […]
ロードスターは世界一優秀な手動幌(※当時)を装備していますが、経年劣化によりどうしても「雨漏り」のトラブルが発生します。水回りの対策はソフトトップの最重要課題といっても過言ではありません。 ただ、これらはメンテナンスを行うことで回避(もしくは予防)することが可能です。あくまで自己責任の範疇ではありますが、ご参考いただければと思います。 雨漏りの緊急対策、雑巾をAピラーへ 出先やいきなりの大雨などで […]
欧州ではNAより売れてしまったNBロードスター。特に英国では「リトルジャガー」として愛されていたそうです。 その理由には諸説ありますが、NBロードスターが当時のジャガーXKシリーズに雰囲気が近かったことや、マツダと同じフォード傘下だったことなどが挙げられています。面白いことに、XK自体は逆にデビュー時に「MX-5(NA)に似ている」といわれてました。 都内某所で見かけたロードスター!? 都内某所に […]
寒暖差はありつつも春は過ごしやすい季節。そこで、重い腰を上げて定期メンテナンスを行う備忘録的な内容です。ご参考いただければ幸いです。 エンジンオイル交換 年間走行距離がそうでもなく、街乗りメインとなる私のロードスターは「ノーマルコンディション」に該当しますので、オイル交換のメーカー推奨目安は15,000km/1年となります。車検は2年ごとの4月に行いますので、車検が無い年は「春先の交換」がベストタ […]
クルマは乗ってみなければわからない。今回は友人のユーノスロードスター、ワンオーナーのNA6(1600cc)中期型をお借りしました。私自身、20年以上前に同じ世代のユーノス(NA6:Vスペシャル)を所有しており、その懐かしい記憶を辿りながら走りました・・・が、記憶と全然違って、いい意味でショックを受けました。 なぜなら、今回のロードスターは「NOMALベース車(※)」という、いわゆるベースグレード。 […]
冬はエンジンの調子が良くなる? 冬季、凛とした空気の中でアクセルを踏み込むと、ロードスターのエンジンがいつもより元気な気がしませんか?今回は、その理由を読み解くトピックです。 自動車(内燃機関)のエンジンは、吸い込んだ空気の量だけパワーが出るようになっています。その理由は、空気に含まれる酸素によりガソリン(炭素&水素)の燃焼が促進されるからです。 面白いのは、空気は温度が上昇すると「体積が増える」 […]
クルマのボディカラーは「白、黒、シルバー」が定番のラインナップとされています。その一方で、カタログの表紙は色とりどりの「テーマカラー(イメージカラー)」に塗られたクルマが添えられます。これは車種ごとのコンセプトやマーケティング上の狙いによって決められるものです。 ちなみに、かつてのマツダでは1色だけ車種専用のカラーを作ることが許されたそうです。もちろん、それがロードスター用に調色されたものであって […]
ロードスターにおいて隠れた魅力といっても過言ではない、ハードトップの装着によりコンパクトクーペへ変貌すること。この「ディタッチャブル・ハードトップ(DHT)=取り外しができる屋根」はユーノスロードスター(NA)初期からこだわってオプション設定されており、NBロードスターにも引き継がれました。 そこで今回は、NA/NBロードスターにおけるハードトップの魅力をお伝えします。 NA/NBロードスター、ハ […]
人気車種としてレジェンド入りしているユーノスロードスター。2024年末には国内マッチボックスサイズの雄、「トミカプレミアム」シリーズとしてリニューアルされました。丁度その直前に近しいテーマで「ホットウィール」もラインナップ入りしていたので、今回はこの2台をレビューします。 トミカプレミアム概要 トミカプレミアムとは2015年からスタートしたモデルカーシリーズです。マッチボックスサイズ(3インチミニ […]