NBラグジュアリー・コンセプト

NBラグジュアリー・コンセプト

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NBロードスターは新たなマーケットを創造するために多様な方向性を模索していました。今回紹介するコンセプトカーはそのなかの一台です。

2003 ロードスター ZEEBLA(参考出品車)


オートサロンで発表されたこの「ロードスタージブラ」のテーマは、それまでありそうでなかった「LUXURY SPORTS」です。目指す方向性は(いまでいう)レクサスではなくトヨタの「ヴェルファイア」や「エクスワイア」的な、スポーツカーでは珍しいパリピ(パーティピープル)系のアレンジです。

この「ZEEBLA」とは、日本のヒップホップMC Zeebla(本名:横井英之氏)アーティストです。ラップを中心に、クラブミュージックからCMソング、ドラマ出演まで実績がある方で、プレイステーション用ビデオゲーム「龍が如く」シリーズのテーマソングなども手がけています。

<解説文>
カリスマ的HIPHOPアーティストZEEBRA(※当時の名前、現在は小文字です)が、PVに登場させるために自らプロデュースしたロードスター。“LUXURY SPORTS”をコンセプトとし、ロードスターでありながらラグジュアリーなイメージを前面に押し出したモデル。

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ロードスター自体はブリリアントブラックのVSコンビネーションA(黒革内装)に、純正エンスージアスティック・エアロパーツを装着しています。また、ボディサイドにジブラ氏のバイナルグラフィックを描いています。


フロントグリル内には当時珍しかったデイライトが装着されています。


また、超扁平タイヤと大経ホイールを装着し、ブレーキキャリパーを青く塗装しています。キャリパーまわりの隙間が大きいのはご愛敬です。


トランスミッションは誰でも安心してスポーツカーが楽しめるATです。また、光り物のパーツは純正仕様(海外専用オプション含む)をチョイスしているので違和感はありません。


ちなみにこのアレンジされたロードスターは、PV用に白い車体も存在しています。

誰でも楽しめるのがロードスター


クルマの楽しみ方は千差万別ですが、ライトウェイトスポーツの「理念」とか「哲学」という堅苦しい発信ではなく、まさにクルマ本来の楽しみ方を自由に表現したコンセプトカーです。特にラグジュアリーをテーマにしたロードスターはとても珍しく、ある意味硬派な普段とのギャップが面白い一台でした。

関連情報:

NBロードスター ロータリーコンセプト

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