もしかして、そっくり・・・?

もしかして、そっくり・・・?

この記事を読むのに必要な時間は約3分です。

カッコいいけれど・・・似てますよね


2020年2月に発表されたスポーツクーペの雄、アストンマーティンが発表した「ヴァンテージロードスター」・・・途轍もなくカッコいいです。

アストン様入魂のデザインは、私もスポーツカー乗りの端くれなので、スキのない美しさに写真を見るだけで「ため息」が出てしまいます。

AMG由来の510馬力をFRで駆動すると聞いたら、(とても手は出ないけれど)ステアリングを握ってかっ飛ばしてみたい存在です。

ただ・・・現行型ヴァンテージ・クーペが発表されたときにも(恐れ多くて)口にする方はいらっしゃいませんでしたが、オープンカーになってより印象は「アレ」に近しくなった気がします。

それは、ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー(WCDOTY)を受賞したスポーツカー・・・愛すべきNDロードスターです。

印象の差を比較してみる


200万円台と2000万円台のクルマを比較するのはナンセンスかも知れませんが、NDロードスター自体もデビュー前から「ボディサイズを除けばスーパーカーに引けを取らない」なんてリークがあったほどのマツダの自信作。デビュー時の第一印象はやはり「理屈抜きでカッコいい」でした。

よりFRスポーツカーらしさが強調されたロングノーズとボディラインに抑揚の効いた魂動デザインは、ぱっと見でも歴代ロードスターよりグラマラスな印象をうけます。

ヴァンテージ様から同じ印象をうけるのは、NDロードスターのヘッドライトやグリルのサイズ、そしてフロント側からのフォルムが近しいからでしょうか。


せっかくなので、並べて比較してみます。


ヴァンテージ様の方が伸びやかなボディサイズなので「優雅」ですが、NDだってなかなか負けていません。気になったのでボディサイズ(全長、全幅、全高)を比較してみますと・・・


「全長」も「全幅」もロードスターより1割以上大きいのですが、「全高」はほぼ近しいサイズという・・・なるほど、ヴァンテージ様がよりグラマラスに見えるはずです。


それならばとNDロードスターの画像を1割ほど伸ばしてみると、似合うかどうかは別にしてスーパーカーなプロポーションになりました。

かつて、こんなのもありました


今は口にする方が少なくなりましたが、ユーノスロードスターはライトウェイトスポーツカーの大先輩「ロータスエラン」の模倣といわれていたり・・・


NBロードスターは欧州で初代「ジャガーXK」と比較してリトルジャガーと呼ばれたりしています。※当時は両社ともフォードアンブレラ

良いか悪いかはおいといて、スポーツカーの方程式に当てはめると自ずと近しいフォルムになるのかも知れませんね!

関連情報:

NAロードスターと日本文化

ロードスタークルーカテゴリの最新記事