純正エアロパーツを外す

純正エアロパーツを外す

この記事を読むのに必要な時間は約5分です。

塗面の経年劣化によるトラブル


丁度、一年前の話です。

昨年(2019年)の春はとても天気が荒れていました。5月にも関わらずバケツをひっくり返したような大雨から、30度超えの真夏日が来るような、そんな気候です。そんな荒れた空のもと、週末に洗車でもしようとボディカバーを外すと・・・


たまたま前週に撮影していた最初の写真との違い、お分かりでしょうか!?ボンネットにリフレクション(反射)があるように見えますが、実は大変なことになっています。


当時は愛用していたカバーライト社のボディカバーが経年劣化でダメになり、安物のボディカバーを買い直していたのでした。しかし、そのカバー裏面はフェルト状になっており、水分が含まれると蒸発しにくい構造になっていて・・・

湿気状態から急激な高温という天気の影響で、マイナスな反応が起きました。

ボディ塗装面のクリア層は経年劣化により隙間が生じるのですが、その下にもぐりこんだ水分が蒸発して、塗膜が駄目になってしまったのです。


この状態をマツダディーラーで確認したところ、「赤いMPVで昔あった現象だけど、それ以外では見たことはない」という症状だそうで・・・色々調べた結果、塗装を剥離して再塗装(リペイント)するのが一番のいいという結論を出しました。

なお、ボディカバーのメーカーにクレームを入れようにも、注意書きに小さく「雨の後は塗面に影響を与えることがあります、すぐに外して乾燥させてください」・・・って、安物買いの何とやら。本当に勉強になりました。

純正エアロパーツを外す


フェンダーとボンネットの再塗装をおこなうには、リップスポイラーやサイドステップが邪魔になります。そこで取り外し作業を行いました。

取り付けてから約7年経過していましたが、DIYで取り付けた割にはぐらりともしなかったので、なかなか優秀な建付けでした。


パーツの取り外し自体は労力はかかりませんでしたが、外した内部は予想通りの汚れかたで、洗い甲斐があります。


しかし大きな難関になったのは、エアロパーツの隙間を埋めるために施工した「コーキング剤」でした。これがなかなか優秀で、全然剥がれる気配がありません。ブレーキダストクリーナーでいけると思っていた私がバカでした。

「コーキング 剥がし方」で検索をかけても、カッターやスクレイパーでこそげ落とすのが有効って・・・恐ろしくてクルマのボディには施工できません。

シリコン素材から調べて有効と分かったのは灯油でした。そこで冬に余っていた灯油を出してきて、コーキングのシリコンに浸透させると、ボロボロ剥がれていきます。作業性が上がって、本当に助かりました。

 
また、衝撃だったのはサイドシルの下側が一か所だけ、強力両面テープを剥がすと、塗装ごとごっそり持っていかれました。NBロードスターの下面はピッチング塗装(ごわごわしている)がされていますが、下地はツルッとしているようです。

普段は見えない場所なので、とりあえずタッチペンで誤魔化します。今思えば、急がないでシャシーブラックを吹いてから塗れば良かったです・・・


勢いで、フロントスポイラーも外しました。素人取付だったので、フォグとグリルのあたりが擦れていました。クリアランスを確保するため、取付時にスポンジテープなどを貼っておくべきでした・・・

こちらはタッチアップを行い、コンパウンド研磨を行いました。

 
外したパーツは念入りに洗浄します。結構傷が付いていますので、後日補修を行おうと思います。複雑な3次元形状はNBならではの形なので、眺めるだけでもなかなか面白いです。ただ、それなりに大きなパーツなので部屋の一角を占めてとても邪魔です。

ボンネット・フェンダーの再塗装


ここからはプロにお願いしたので、仕上がりのご紹介になります。

本来ならば全塗装をしたいところですが、予算の関係でボンネットと左右フェンダーのフロントのみ施工してもらいました。その仕上がりは・・・さすがプロの仕事といったところで、うっとりしてしまいます。クスミのない純正色ガーネットレッドマイカ(25F)を眺めると、改めて美しいと感じます。

また、ボディカバーも湿気除去効果ある高価なものを手配しました。


フロントをノーマルに戻したので、リアビューもあえてノーマルに戻しました。スポイラー付きのトランクを取り外します。


普通のNBロードスター(?)に戻った愛車を見て本気で驚いたのは、エアロが付いていないと「とてつもなく小さなクルマ」に見えること。また、友人のNBロードスターを見ても気づかなかったのですが、ドアパネルの絞り込みからリアフェンダーの膨らみがとてつもない色気を放っていました。


あれ?愛車マジかっこいいんですけど・・・


ボディカバーは安心・安全・信頼のカバーライトにしました。やはりこれが一番です!

関連情報

NBロードスター「腰のくびれ」

NB整備記録カテゴリの最新記事