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NBロードスターは最終型(2005年式)であっても既に20年経過している立派なネオクラシックカー。そうなると色々なところが怪しくなってきますが、そのなかでも樹脂製パーツが崩壊するなんてのも当たり前。
しかし、パーツ自体が廃盤になっていたり「同じ色」が見つからない、なんて話もしばしばあります。でも大丈夫!最近は便利な補修グッズもあるので、愛車を労わる良い機会と捉えて手を動かしてみます。
今回は「NBロードスター後期型あるある」のセンターコンソール周りの補修。パワーウインドウスイッチまわりと、リトラクタブル・カップホルダーの補修トピックです。
センターコンソールを外す

センターコンソールを外すには基本ドライバーだけで行けますが、内装外しがあれば便利です。矢印にある部分のビスにアクセスをしていきましょう。

コンソールの両脇にあるビスは蓋で隠されています。よく見ると隙間があるのでマイナスドライバーや内装外しでこじると蓋がパカっと開きます。その下にビスがみえるので、ドライバーで外していきましょう。ちなみに、このパーツ(正式名称スクリューキャップ)はパーツリスト上では「黒」しか設定されておらず、VS乗り(明るい内装)の方は要注意です。経年劣化でポロっと蓋が逝ってしまうことがあります。

シフトノブ自体は【反時計回り】に回すだけで外れます。逆に取り付けるときは【時計回り】でトルクがかかるまで回して取り付けます。面白いのは、ナルディロゴやシフトパターンがきちんと正面になるところで収まるところ。メーカー精度、おそるべしですね。

パワーウインドウのスイッチも、基本は爪でハマっているだけなので、隙間にマイナスドライバーを差し込んで上方向に引くと外れるのですが・・・無理やり作業を行うとツメを破損するので注意です。柔らかい布などを隙間に当て、内装外しのような「面積が稼げる」ものを差し込みながた引き抜くことをオススメします。
また、スイッチの底にはケーブルのカプラーが付いているので、爪の中央を押しながら引き抜きましょう。その奥にビスが隠れているのでドライバーで外しましょう。

コンソールボックスには2ヵ所のビスがあります。こちらを外したらコンソールはフリーになるはず。トランク/フェルリッドオープナー部分は「知恵の輪」の要領で避けながら、インテリア周りのパーツに気をつけながらセンターコンソールを外していきましょう。

センターコンソールは片手で持てるほど軽く、流石ライトウェイトスポーツのパーツであると感心できます。ただ、気を抜くと色々なところに傷をつけてしまうので、細心の注意をして車外へ持っていきましょう。

ちなみに、シフト周りには三種類のインシュレータが配されています。これらがないとシフトノブやコンソールが熱くなってしまうので、無くさないように注意。写真にはありませんが、シフトブーツ側にも円筒状のものが付けられています。

せっかく取り外したセンターコンソール。水洗いを行いました。
リトラクタブル・カップホルダーを外す

NBロードスター後期型のカップホルダーはセンターコンソールにふたつあり、地味に便利です。しかし、経年劣化で蓋の開閉がプラプラで閉まらなくなってしまいます。これは見窄らしいので修正を行います。

外し方は超簡単です。センターコンソールを裏返すとビスがみえるので、それを外すとカップホルダーが外れます。

とり外したカップホルダー。こちらも汚れていたのので洗浄しました。さて、蓋が緩くなっていた原因を確認すると、矢印のバネを受ける部分が経年劣化でダメになっていました。左は爪がもうダメになっていて、右は爪すらありません。構造を理解するために蓋をパカパカいじっていたら、ポロっと樹脂パーツが崩れていく悲しさ・・・
修正作業

とりあえず自宅にあるもので修正にチャレンジします。とはいっても大層なものを用意する必要はなく、M3のタッピングビスとワッシャーでバネが外れないように固定しただけです。
開閉テストを繰り返しましたが、何とか元に戻りました。特別なスキルは必要ないので、気になる方は作業することをお勧めします。たかがカップホルダーですが、きちんと動作すると嬉しいものです。
パワーウインドースイッチの爪を直す

センターコンソールを外す作業なんて年に何回も無いのですが、中央にあるパワーウインドウスイッチを固定する「爪」も、経年劣化により崩壊します。これ、綺麗に収まっていれば問題ないのですが、外した時に爪が崩壊するので戻せなくなる(正確には綺麗にハマらなくなる)んです。両面テープで強引に固定する方法もありますが、放っておくとユニットが浮き上がってきます・・・
一応、現時点(令和8年)でも「新品パーツ」は出るのですがスイッチのユニットで約2万円・・・しかもVS後期のベージュカラーなんて既に生産していません。そこで、簡単補修にチャレンジです。

用意するのはプラリペアとプラモデルのランナーパーツのタグ部分。ガンプラ(今回はアーマードコア)のPOS樹脂が適度な粘り気があるのでオススメです。また、スイッチのユニットと「ランナーで作った爪」をいい感じにプラリペアで固めて、適度な位置を模索していきました。

スイッチの手前側は(崩壊していなければ)ゴム足が残っているはずなので、そこに重ねる形で。

スイッチの奥側の方が重要で、綺麗にハマらなかったり固定が怪しかったりと試行錯誤を粉いました。結論、ある程度オーバーめに造形を行って、現物合わせでニッパーで爪を調整した方がうまくいきました。

そんなわけで治ったパワーウインドウスイッチ。あまりランナータグなんてないよ!なんて方は、ガンプラ作りにチャレンジすることも、併せてお勧めします。とても余談ですけれど、最初にユーノスロードスターのオーナーになった時に、センターコンソールにパワーウインドウスイッチがあって、とても感動したことを思い出します。
以上、センターコンソール周りのDIYでした。
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