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MG TF(RD18K)オーナーズレビュー

今回はNBロードスターのオーナーでもあり、最後の純ブリティッシュライトウェイトスポーツ「MG TF」のオーナーでもあった【でらいら】氏に寄稿いただきました。本家英国のLWSはどんな乗り味なのか、ご確認ください! はじめに みなさま、初めまして。でらいらと申します。普段はこのサイトの読者であり、みなさまと同じようにロードスターが大好きなひとり(NB8Cオーナー)である者です。 さて、2回にわたり特集 […]

打倒ロードスター「MGF」

「素直にヨーロッパの自動車メーカーたちは、マツダが本質的魅力に満ちたスポーツカーを作ったことを認めざるを得ない。これを上回るためには、それにない魅力を持たせる、新たな要素を付け加えなければならなくなった。(ニック・フェロー:MGFプロジェクトリーダー)」 1989年に発売されたMX-5/ミアータの衝撃により、英国の自動車メーカー・ローバーでは所有しているブリティッシュ・ライトウェイトスポーツの老舗 […]

ライトウェイトスポーツ本家「B」から「F」へ

今回から複数回にわたって、ロードスターのライバルとなったクルマ「MGF」の特集を行います。本家ブリティッシュ・ライトウェイトスポーツがユーノスロードスターにどう立ち向かったのか、そんなストーリーです。 このサイトを読まれる方であれば、ユーノスロードスター(NAロードスター)に対してポジティブな感情を持つ方が多いと思います。デビュー当時からカッコ良くて、可愛くて、手軽に楽しめる。デビューから10年経 […]

35周年トークショー(俣野さん×貴島さん)in軽井沢

2024年5月26日(日)に開催された「軽井沢ミーティング2024」のトークショー第一部において、貴島元主査とNAロードスターのオリジナルデザインに関われたトム俣野さん(俣野努氏)が登壇されました。 俣野さんといえば、北米マツダのデザインスタジオにてマツダデザインを指揮されていたひとり。アメリカ発の企画だったロードスターにおいて、海外目線の話はとても貴重であり、約40分にわたるトークショーは刺激的 […]

ライトウェイトスポーツカーのルーツとは?

定義づけしたくなる日本人 言葉や言霊(ことだま)とは面白いもので、かつて持っていた意味が時代の変遷、文化、環境により解釈が広がり、アップデート(ミーム化)していく点があります。 例えば「ヤバい」という単語は、大昔は「危ない」という意味でしたが、近年は言葉を逆説的に用いて、(危険なほど)凄い、素晴らしい、非常に好みといった賞賛の意味でも用いられるようになっています。ちなみに北海道弁が起源だそうです。 […]

MX-5 US ROADSTER(NDロードスター電動カー)

伝説のユーノスロードスター「ペダルカー」 もはや伝説となっているユーノスロードスター(TOSHIMA)のペダルカー。2000年代初頭まで作られていたようですが、豊島製作所のトイ事業部が撤退したことにより既に廃版となっており、プレミアアイテムになってしまいました。 子供用の足漕ぎトイカーとはいえ、ステアリングやリトラクタブルヘッドライトのギミックは大人も魅了する出色の出来でした。普通に造形が確認でき […]

緑のロードスター(13色)

様々なボディカラーが存在する歴代ロードスター。なかでも「緑色」に特別な思いを寄せている方は多いのではないでしょうか。 なぜなら、ロードスターの精神的なルーツはブリティッシュライトウェイトスポーツ、つまり発祥の地であるイギリスにおけるナショナルカラーは濃緑色だからです。いわゆる「ブリティッシュグリーン」がロードスターに似合わないわけがなく、初代NAロードスターにおいても最初の限定車「Vスペシャル」で […]

青いロードスター(26色)

モルフォ蝶における構造色、ターコイズの宝石、ルリビタキ(鳥)、青空など、自然界において「青」は特別な色になります。そういえば地球は青い星ですね。だから人類は「青色」の再現のために英知を注ぎ、青色LEDや青い薔薇なども作りあげました。 さて、そんな青色はクルマの定番カラーであり、特に欧州で好まれる傾向にあります。もちろん歴代ロードスターにも華やかなものから色気のあるもの、不思議なイメージなどの様々な […]

マツダプレミアムブランド・アマティ(AMATI)のみた夢

2024年2月22日、東京株式市場では午後に日経平均株価が34年ぶりに史上最高値を更新、初めて39,000円台に乗せました。 その34年前、1990年当時の日本は不動産や株式などの時価資産価格が経済成長以上のペースで高騰していました。いわゆるバブル経済(1986-1991)とされるものです。その後、バブルは崩壊して未曽有の経済危機を迎えるのですが・・・当時を知る方が日経平均高値更新のニュースが「あ […]

赤いロードスター(18色)

近年のマツダ車全体におけるテーマカラーは、デザインテーマとなる魂動デザインにおいて「色も造形の一部」として開発された「ソウルレッド」シリーズがあります。その深い赤のコンセプトは「見る者の魂を揺さぶるような究極の赤をつくろう」というもので、マツダブランドを体現するもののひとつとして定着しています。 ただ、ソウルレッド以前にもマツダは赤にこだわる会社で「赤いファミリア」「赤いMPV」「赤いプレマシー」 […]

ロードスターのレーシングストライプ

スピリットレーシング・ストライプ 2015年の正式デビューからすでに9年が経ったNDロードスターは、2024年にフルモデルチェンジではなくビッグマイナーチェンジを行いました。型式も新たにNDXRCからNDXRE(NDE型)となり、もう暫らく販売を継続することが見込まれそうです。 さらに、チューニングカーの祭典となる2024年1月の東京オートサロンにおいて、マツダスピード以来のメーカーチューンブラン […]

世界一になったNBロードスター

創刊100年以上の老舗メディア「AUTOCAR」 エンスージアストの国、英国では「AUTO CAR(オートカー)」という世界最古の自動車雑誌/メディアが存在します。創刊は1895年ですから、2024年時点でなんと129年前。現在は本家英国だけでなく世界15か国でライセンス出版がおこなわれ、日本国内でも2003年に「オートカー・ジャパン」がスタートしましたが、紙媒体は残念ながら2015年に休刊となり […]

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