2014年、NDロードスター発表会(舞浜)備忘録

2014年、NDロードスター発表会(舞浜)備忘録

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2014年7月4日のプレスリリース


この日、マツダよりロードスターファンが歓喜するプレスリリースがありました。以下、引用です。

マツダ株式会社(以下、マツダ)は、「マツダ ロードスター」誕生25周年を記念し、「ロードスター」を支えてくださったファンの皆さまへの感謝の意を込めて「マツダ ロードスター THANKS DAY IN JAPAN」を2014年9月4日(木)に舞浜アンフィシアター(千葉県浦安市)にて開催いたします。開催にあたり、当日の参加者を7月4日(金)より特設WEBサイトにて募集を開始いたします。また、当日は4代目となる次期モデルを世界3拠点(日本/米国/欧州)同時に初公開いたします。

「ロードスター」は、1989年の発売以来、ライトウェイトスポーツカー特有の“Fun(楽しさ)”を一貫して提供することにより、世界各国のオープンスポーツカーを愛するオーナーやファンの方々から幅広くご支持をいただいております。今回、次期モデルのお披露目の瞬間を共有し、一緒にイベントを盛り上げてくれる皆さまのご参加をお待ちしています。

会場では、歴代車をはじめとする希少な展示などファンの皆さまにお楽しみいただける様々なプログラムをご用意いたしております。

今後もマツダは、お客さまとの様々な接点を通じて、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指して参ります。

■「マツダ ロードスター THANKS DAY IN JAPAN」 参加申し込み概要は以下の通り。

1. 開催日時:2014年9月4日(木) 9:30~10:30(9:00開場、雨天決行)
2. 会場:舞浜アンフィシアター
3. 募集人数:先着1,200名様
4. 入場料:無料
5. 参加資格:参加は日本国内に在住の方に限らせていただきます。
尚、未成年者の方がご応募される場合は、保護者(親権者)の方の同意が必要になります。

先着1200名とはいえ、平日開催ということでチケット争奪戦になるとは思いませんでしたが・・・ネット申込みは開始10分程度で終了、エントリーにあぶれたファン同士でチケット交換を行ったのでした。


それだけ当時の4代目ロードスター(予想:ND型)への期待値は高く、ボディは軽くなる、エンジンは1,500ccになる、予想CGはどれも似ていないらしい、歴代ロードスターのアイコンは踏襲されるか・・・など、様々な憶測が飛んでいました。今答え合わせをすると、当たっているものと、そうでないものがありますね。

私自身も無事に参加チケット(&有給)を確保することができ、会場に向かうことができました。

2014年9月4日 舞浜アンフィシアターにて


東京ディズニーランドに隣接するイベントホール【舞浜アンフィシアター】に到着すると、色とりどりのロードスターと、知った顔(友人たち)が集まっていて、平日に趣味に勤しむ背徳感でテンションが上がりました。まさに、お祭りといった空気感が漂っていたのです。こんなイベント、人生で何度もないだろうな・・・なんて感慨深かったことは昨日のように思い出します。

会場での演出は(若干スベったのもあるけれど)、ロードスター乗りとして共感するものもあり、特に、ムービーで流れていた貴島さん(元主査)のNBロードスター開発物語・・・「とんでもない仕事を引き受けた」という掴みから、NB熟成に至までのストーリーに、相変わらず心打たれました。


NDが壇上に上がるまでのつかみイベントは続き、ランダムに指される場内インタビュー「あなたにとってのロードスターは?」という質問にも、いろいろな価値観が交錯しますが、どれも共感できるものでした。

ちなみに私は頭の中では・・・こんなことを考えていました。

(表むき)「家には妻、娘たちがいますが、ロードスターも家族の一員です」
(本音)「劣化しない恋人です」

ついに現れた、NDロードスターの姿


プログラムは進み、レーザー演出とともに、ドライアイスがもくもくと焚かれます。盛り上がる音楽&カウントダウン、無料イベントなのにお金がかかっていることに、申し訳なさを感じます。

そして、床下からシルエットで壇上に上がってきたNDロードスターにスポットライトが当たります。


会場では誰もが声を失いました。初めて見たけれど、その姿は見慣れたカタチ、まさにロードスターです。


第一印象で思ったのは、フロントグリルの淵や、ドアに、そして筋肉質なリアフェンダーにかけて水ぶき(洗車)をするイメージが浮かびました。つまり、すでに日常へ溶け込んでいるイメージです。

NDロードスターの印象、デザイン発表当時


会場イベント終了のちにロビーに戻ると、なかなか目にすることの少ないクレイモデルが展示されていました。

グロス塗装ではなく粘土の「つや消し」になると、ボディの抑揚がよくわかります。ヘッドライトのディティールが組み込まれているだけで、生物感というか躍動感を感じました。


この日からNDロードスターの宣材写真が公開されましたが、写真はのっぺりした印象を受けることが勿体ないとも思えました。

なぜなら、壇上で回転していたNDロードスターは、スポットライトに魂動デザインによるエッジをはじめとした豊かな面構成が判別でき、実車と写真の印象が驚くほど違ったからです。


また、魂動の特徴である「シグネチャーウイング」は、既存マツダ車のメッキモールではなく目尻のシルエットで表現されているのも安心しました。ポジションランプの彫り込まれたラインがシグネチャーのラインをイメージさせるのです。

ランティスクーペ以来のコンパクトかつブラックアウトされたヘッドランプも、本当にシビれました。少し目つきが悪いのも、スポーツカーらしい「ちょいワルさ(Cool)」を感じます。


NBロードスター後期型も同じ様にキリっとしているのですが、最新デザインに比べると若干もっさりして見えます。でも、NBでこれ以上小さくするとバランスが微妙になるんですよね。


サイドビューを確認すると、鼻先が低いことと、歴代よりもロングノーズ・ショートデッキなスタイルに驚かされました。三角窓も小さくなってますがきちんと付いています。ただ、サイドターンランプは誰もが丸形(NA~NCまで共通パーツ)を予想していたのですが、違う造形であったのは残念でした。


単純なNBと比較は出来ないのですが、ホイールとサイドマーカーの位置は近しいイメージですが、諸元表ではNDのほうがホイールベースを稼いでいます。また、Aピラーの位置とドアの切れ込みからみても、NDがロングノースであることがわかります。

のちに比較して意外だったのはトランクの高さです。実はデザイン的にはNBロードスターのほうが高く、長いのです。NDロードスターはリア・オーバーハングを削っていることと、ナンバープレートの位置が歴代よりも下に配されているので、腰が高く見えるのです。


また、テールランプとトランクの切れ込み(開口部分)が中央に寄っていることからも、NDロードスターはクルマがコンパクトであってもフェンダーのボリュームを感じます。個人的にはバンパー下部が造形されていて嬉しかった印象が残っています。最近は腰高にして下部をブラックアウトしていた車が流行っていたので・・・


NBと比べてみると一目瞭然でした。ダックテールとバンパー中央のオーガニックな盛り上がりはNBロードスターの特徴です。


この日初めて公開された諸元によると、NBロードスターよりも全長は短いことにも驚かされました。NCロードスターよりもワイドかつ、全長が短いということにより、ロー&ワイドが際立つのです。

会場を後にして


イベント後は時間ができたので、愛車で近場の海岸線を走ってきました。興奮していた頭の中では、イベントでさんざんアナウンスされた「原点回帰」という言葉がぐるぐる回っていました。

そういえば、会場で流されたビデオメッセージの中で貴島さんが、NBロードスターは「熟成させた」とおっしゃっていたのを思い出し、そういった意味でNDロードスターはやっとNAロードスターの(見た目からの)呪縛から解放されたのかな・・・と思いました。


三角のサイドマーカーいいじゃないですか、テールライトもオッケー、新しいエンブレムフォントもそういうものです。新しい仲間、ND型マツダ・ロードスターの正式発表を心待ちにするのでした。

関連情報→

NDロードスター「魂動オブジェ」

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