打倒ロードスター「MGF」
「素直にヨーロッパの自動車メーカーたちは、マツダが本質的魅力に満ちたスポーツカーを作ったことを認めざるを得ない。これを上回るためには、それにない魅力を持たせる、新たな要素を付け加えなければならなくなった。(ニック・フェロー:MGFプロジェクトリーダー)」 1989年に発売されたMX-5/ミアータの衝撃により、英国の自動車メーカー・ローバーでは所有しているブリティッシュ・ライトウェイトスポーツの老舗 […]
ロードスターと同じ時代を過ごした仲間であり、ライバルたちのご紹介です。
「素直にヨーロッパの自動車メーカーたちは、マツダが本質的魅力に満ちたスポーツカーを作ったことを認めざるを得ない。これを上回るためには、それにない魅力を持たせる、新たな要素を付け加えなければならなくなった。(ニック・フェロー:MGFプロジェクトリーダー)」 1989年に発売されたMX-5/ミアータの衝撃により、英国の自動車メーカー・ローバーでは所有しているブリティッシュ・ライトウェイトスポーツの老舗 […]
今回から複数回にわたって、ロードスターのライバルとなったクルマ「MGF」の特集を行います。本家ブリティッシュ・ライトウェイトスポーツがユーノスロードスターにどう立ち向かったのか、そんなストーリーです。 このサイトを読まれる方であれば、ユーノスロードスター(NAロードスター)に対してポジティブな感情を持つ方が多いと思います。デビュー当時からカッコ良くて、可愛くて、手軽に楽しめる。デビューから10年経 […]
今回は、NBロードスター現役当時のライバル車種をご紹介します。 NBロードスターは1998年1月(平成10年)から2005年7月(平成17年)まで、約7年半販売されました。 当時の世相を振り返ると、国政は小渕内閣、森内閣、小泉内閣が担っており、バブルの傷跡から少しずつ景気も盛り返し(GDPも回復基調)、好景気に向かう「空気」があったのですが、2000年以降はITバブルの崩壊などデフレスパイラルを伴 […]
本トピックはトヨタのライトウェイトスポーツ「MR-S」の小特集シリーズです。なお、トヨタでは当時「MR-S」を「ライトスポーツ」としていましたが、当サイトでは「ライトウェイトスポーツ」の表現に統一しています。 同じ【哲学】でも売れる・売れないの差は何だったのか? ・先代モデルより小さく、軽くしました。 ・必要十分なパワーでよく、排気量は下げました。 ・積載性は最小限でいいと割り切り、全力で軽量化し […]
本トピックはトヨタのライトウェイトスポーツ「MR-S」の小特集シリーズです。なお、トヨタでは当時「MR-S」を「ライトスポーツ」としていましたが、当サイトでは「ライトウェイトスポーツ」の表現に統一しています。 「MR-S」は「人が楽しむためのクルマ」をコンセプトに開発されました。 駆動方式は「MR2」シリーズからミッドシップレイアウトを継承し、軽量化とロングホイールベースを持って、ミッドシップの特 […]
本トピックはトヨタのライトウェイトスポーツ「MR-S」の小特集シリーズです。なお、トヨタでは当時「MR-S」を「ライトスポーツ」としていましたが、当サイトでは「ライトウェイトスポーツ」の表現に統一しています。 前回の記事はこちら → https://mx-5nb.com/2023/08/21/mrs_2/ トヨタのミッドシップ、3世代目の開発背景 1980年代、スポーツカーではなく「スポーティーカ […]
本トピックはトヨタのライトウェイトスポーツ「MR-S」の小特集シリーズです。なお、トヨタでは当時「MR-S」を「ライトスポーツ」としていましたが、当サイトでは「ライトウェイトスポーツ」の表現に統一しています。 日本初のミッドシップカーとしてライトウェイトスポーツを志し1984年にデビューしたトヨタ「MR2」は、2代目にフルモデルチェンジすることとなりました。今回はそこからコンセプトカー「MR-J」 […]
本トピックはトヨタのライトウェイトスポーツ「MR-S」の小特集シリーズです。なお、トヨタでは当時「MR-S」を「ライトスポーツ」としていましたが、当サイトでは「ライトウェイトスポーツ」の表現に統一しています。 打倒ロードスター、トヨタ「MR-S」 1999 TOYOTA MR-S 多様化した趣味嗜好が受け入れられるようになった現代、スポーツカーは自動車メーカーのブランドピラーとしてふたたび機能する […]
NAロードスターが北米市場でデビューしたのは1989年5月。その心臓にはマツダ謹製のパワーユニット、ファミリア用のものを再調整したB型エンジン(B6-VE(RS))が搭載されていました。 ただ、ほぼ同じ時期に、同じB型エンジンの心臓を持つオープンカーもデビューしていたことを覚えているでしょうか?それが3代目「フォード/マーキュリーカプリ(Ford Mercury Capri)」です。 その大きな特 […]
スペシャリティクーペを所有するだけでモテた時代、満を辞して登場したのがMX-3(プレッソ、AZ-3)。 アルファロメオやRX-7を意識してデザインに全振りしたモデルでしたが、クーペブーム終了とともに撃沈し、最終的にMX-3はNBロードスター(MX-5)へキャラクター統合をされました。 顔のモチーフが似ているのは、ある意味意図的と捉えることもできます。 クルマを所有しているとモテた時代 携帯電話もテ […]
NCロードスターの対抗馬には、ポンティアック・ソルスティスと兄弟車の「サターン・スカイ」というクルマがありました。ソルスティス同じデザイナーが指揮していますが、180度違う方向性はお見事です! オペル謹製のカッパ・プラットフォームを採用していることから、欧州では「オペルGT」としても販売されています。 名門ブランド・オペル開発のスポーツカー4兄弟 1968 OPEL GT(1st) 今から約160 […]
軽量スポーツカーのベンチマークとして追われるものになったロードスター。そのようななかGMより放たれた刺客が「ポンティアックソルスティス」です。 オープン2シーター、50:50、軽量FRと、NCロードスターのガチライバルでしたが、親会社の破綻によりモデル消滅してしまいました・・・ アメリカ・ビックスリーのオープンカー アメリカにはビックスリーとよばれる、3大自動車メーカーが存在します。 「GM(ゼネ […]