備忘録

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プレミアムブランド「ユーノス(EUNOS)」の興亡

マツダのプレミアム戦略、ユーノス ユーノス誕生の背景 1980年代後半から1990年代初頭における日本の好景気(いわゆるバブル経済期)において、マツダは国内市場における販売力強化と顧客層拡大を目指し、野心的な多チャンネル戦略を展開しました。これは既存のマツダディーラーに加え、新たに「ユーノス」「アンフィニ(当初マツダオート店、1991年に改称)」「オートザム」「オートラマ(フォード車販売)」という […]

ロードスターミーティングのススメ

ロードスターはひとりでも楽しいけれど、折角ならばぜひオススメしたいのがミーティングの参加です。心得もなく挑むも右も左も分からない状況では手持ち無沙汰になるかもしれませんが・・・会場で自分好みのロードスターを見つければ勝手に世界が広がっていきます。 気になるクルマのオーナーさんに礼儀・礼節を持って話しかける。ほんの少しの勇気を出せば、同じ趣味の友人ができるはず。そこにはリアル・コミュニティだからこそ […]

敵を作らない運転

ロードスターのような「趣味のクルマ」に乗っているからこそ心がけたいのが、ドライビング時の思いやりや心意気。 苦労はエンスージアスティックな楽しみに変換できますが、それで周りに迷惑をかけるのは愚かな行為です。いわば「敵を作らない運転」がとても大切になってくるのです。 大切なことは漫画から学んだ 大切なことは漫画から学んだ・・・なんてことはありませんか? 私自身のバイブル(愛読書)に、楠みちはる先生の […]

サイト5周年のご挨拶

5年目の感謝 当サイト「NBロードスターアーカイブ」へアクセスをいただき、誠にありがとうございます!月日が経つのは早いもので、2019年から始めた当サイトも、2024年10月末日を持って5年目を迎えることができました。お越しいただく皆様のおかげでなんとかモチベーションを保つことができました。改めて感謝させていただきます。 なお、このサイトに書かれている内容は「ロードスター」をテーマにしてどこまで深 […]

【注意喚起】酷暑のオープンカーは命がけ(熱中症)

夏といえばオープンカーの季節・・・といきたいところですが、高温多湿な日本において「酷暑でオープン」にすることは自殺行為に繋がる可能性が高くなります。それは、身体から熱が抜けきらない「熱中症」のリスクが爆上げするからです。 正直、ロードスターは趣味のクルマですから好きに乗ればいいと思います。 しかし、恥ずかしい話・・・私は初夏でエアコンを付けずに窓全開のみで走行をしていて、ロードスターの助手席にいた […]

ロードスター乗りの視点でイングラムを作る(ARTPLA)

模型メーカー海洋堂が2024年5月にSNS募集をかけていた「ARTPLAモニターキャンペーン」にて、なんと当選しました!私自身は大したことのない週末モデラーですが、今回のお題はパトレイバーということで楽しく製作させていただきました。そこで、ロードスター乗りの視点で模型製作を行っていこうと思います。 メディアミックス作品 パトレイバー MODEROID 1/60 ブルドッグ 発表から35周年を超えた […]

ライトウェイトスポーツカーのルーツとは?

定義づけしたくなる日本人 言葉や言霊(ことだま)とは面白いもので、かつて持っていた意味が時代の変遷、文化、環境により解釈が広がり、アップデート(ミーム化)していく点があります。 例えば「ヤバい」という単語は、大昔は「危ない」という意味でしたが、近年は言葉を逆説的に用いて、(危険なほど)凄い、素晴らしい、非常に好みといった賞賛の意味でも用いられるようになっています。ちなみに北海道弁が起源だそうです。 […]

MX-5 US ROADSTER(NDロードスター電動カー)

伝説のユーノスロードスター「ペダルカー」 もはや伝説となっているユーノスロードスター(TOSHIMA)のペダルカー。2000年代初頭まで作られていたようですが、豊島製作所のトイ事業部が撤退したことにより既に廃版となっており、プレミアアイテムになってしまいました。 子供用の足漕ぎトイカーとはいえ、ステアリングやリトラクタブルヘッドライトのギミックは大人も魅了する出色の出来でした。普通に造形が確認でき […]

NBロードスターのデフォルメカー作成(ネコワークス)

軽井沢ミーティングに参加したことがある方であれば、デフォルメされた「たまごロードスター」たちの展示を見たことはありませんか?こちら、オーナーのモデファイ通りに精巧に作り込まれた手のひらサイズのロードスターで、圧巻的な完成度に見入る方が多いと思います。 こちらの制作委託サービスは本当に凄い人気で、バックオーダーがありすぎてフィニッシャーをされているモモ公房さんは新規受付を止めているそうです(※202 […]

ホットウィール「マツダスピードミアータ」

3インチモデルカー・トイにおける実質の国際統一規格、マッチボックスサイズの「マツダスピードミアータ(NBロードスター)」が【ホットウィール】ブランドより2023年にリリースされ、国内でも7月より入手できるようになりました。 マッチボックスサイズといえば、国内ではタカラトミー社の【トミカ】が有名です。名車をラインナップするトミカではNA、NC、ND、アバルト124スパイダー、ロックスターと各種ロード […]

クルマは本当にバーゲンプライス?

クルマのバーゲンプライス、定義は? クルマのレビューではたまに「バーゲンプライス」という言葉を目にします。 「bargain」の語源は「値切る」「値段を交渉する」という意味の古フランス語「bargaignier」に由来するそうです。そのうえで、国内でバーゲンとなると、在庫で余った商品を「見切り品」として販売することを指します。例えば、季節外れになる前に、衣料品などでバーゲンフェア(冬物バーゲンや夏 […]

ロードスター・レストアプロジェクト備忘録2023

2015年に4代目NDロードスターがデビューした頃から準備され、各種イベント等で予告や事前ヒアリング等が行われていたマツダ公式の「NAロードスターレストアプロジェクト」。もろもろの課題をクリアしてサービスは2018年にスタートしました。 現在はCLASSIC MAZDA公式サイトにて、ロードスターオーナーとしては読みごたえのある完成車レコードなど、愛情あふれる情報が開示され続けています。 CLAS […]

氷上で戦うロードスター「MX-5 煽(AORI)」

今は厳しい情勢だけど 2022年から2023年にかけて、感染症対策も落ちつかないまま緊迫状態が続く欧州情勢から1年。 約10年前、ロシアの自動車大手ソラーズと年間5万台のノックダウン方式(部品を現地に送って組み立てる)の合弁工場を設立したマツダは、「CX-5」「MAZDA6」を中心に将来的には年間10万台までの生産能力を目指していました。なお、この工場のオープニングセレモニーにはかの大統領もサプラ […]

シルバニアファミリーのオープンカーをロードスター化する

シルバニアファミリー・ふたりでおでかけオープンカー シルバニアファミリー(Sylvanian Families)は、エポック社により1985年から商品展開するドールハウス(および人形)のシリーズです。その人気は玩具に留まらず映像化もされるほどで、ご家庭に小さな女の子がいたら一度は触れる機会があるのではないでしょうか。 実は、その多岐にわたるラインナップ上の「のりもの」カテゴリーにおいて、かつて素敵 […]

世界遺産「日光」のススメ

折角なら「目的」が欲しくなるツーリング ロードスターのようなオープンカーは、幌を開けて季節を感じながらドライブする楽しみがあります。ただ、目的もなく近所を流すのでもいいのですが、折角クルマを出すのなら何か目的が欲しくなることもあるはず。 だから買い物に出かけたり、美味しいものを食べに行ったり、新調したパーツの具合を確かめたり、写真を撮るためにランドマークを目指したりと、そんな理由を探すのも趣味車の […]

NBロードスター、ガレージキット制作(NBトミカ)

歴代ロードスターの中で、唯一「トミカ」化されなかったNBロードスター。実は、チャンスがなかった訳ではないのですが、もろもろの理由で選定候補から落選したことは別のトピックで解説させていただきました。 参考:なぜNBロードスターの「トミカ」がないのか https://mx-5nb.com/2022/08/08/nb_tomika/ ただ、ロードスターのホビーを語るうえでやはり外せないのが「NBロードス […]

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