哲学

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NCはなぜキジマじゃないのか(D-1)

貴島孝雄さんインタビューの続きです。今回はNC型、第三世代ロードスターのエピソードに入ります。 ご存知の通りNCロードスターは完全新規、ゼロから再設計することになったロードスターです。ただ、フルモデルチェンジを行うのは一枚岩ではなかったそうで、一部メディア等でも有名なエピソードが出てきます。でも、それをご本人から聞けたことに意義があります。ちなみに、NC企画開始は2001年5月、NB2の頃の時代か […]

変えないために、変えた、NB(C-6)

元主査である貴島孝雄さんのインタビュー続きです。NB編のラストは、当時何かにつけて出てきた「重箱のスミを突く話」で締めたいと思います。今思うとそりゃそうだよね・・・という内容です。 貴島さんのプロフィールはこちら ロータリーエンジンは乗せないの? お客さんの声としてはたしかにあったから、乗せてもいいのだけど・・・NB時代のロータリーは13Bだったかな。ただ、それをロードスターに付けたらブレーキの補 […]

NBのバリエーション(C-5)

元主査である貴島孝雄さんのインタビュー共有続きです。NBロードスターは歴代シリーズで一番バリエーションのある車種でした。しかし、後期型のスペック情報はカタログ程度の記載しか存在しません。何故でしょうか。 貴島さんのプロフィールはこちら スペックの情報が少ないのはなぜ これは、スペックで謳うことをロードスターではやめたから。ロードスターは馬力がどうこうではなくて「気持ちよく走れるか」という指標でしか […]

NBのシャシーセッティング(C-4)

元主査である貴島孝雄さんのインタビュー共有続きです。NBロードスターは乗用車的な乗り味に・・・なんてコメントを今だにしている方がいらっしゃるかもしれませんが、根拠を持って作り込んだ、今回はそんな話です。 貴島さんのプロフィールはこちら ステアリングに関して NBのパワーステアリングはトーションバーを太くしている。油圧が効いてないときはトーションバーをねじってバルブが開くから、トーションバーの味を感 […]

NBの安全性強化と6MT(C-3)

元主査である貴島孝雄さんインタビューの続きです。NB型、第二世代ロードスターになった理由の一つには安全性の強化がありました。それを先代と同一のボディサイズで実現させた苦労や、やっぱりそうか・・・な6MTの話です。あばたもえくぼ、笑って読んでください。 貴島さんのプロフィールはこちら 安全性強化 一番困ったのは、欧州の民間でやっている安全実験だった。クルマを台車に乗せてブレーキをかけ、Aピラーを変形 […]

NBは儲かったから還元した(C-2)

貴島孝雄さんインタビューの続きです。進化を続ける「NBロードスター」は、メカ的なもの以外にもユーティリティが強化されていきました。しかし、それによって「乗用車的」になったという厳しい意見がありましたが、不便をよしとするのは微妙な話です。これは、モデル継続を行う上で必要な選択でした。 貴島さんのプロフィールはこちら IQSの影響、ユーティリティ改善 NAの時は、走ることに関係ないものは何も付けないで […]

無駄を削いだNBロードスター(C-1)

貴島さんのインタビューも、もともとの趣旨である「NBロードスター」の話に入っていきます。一応お断りしておきますが、NBロードスターは約20年前のクルマです。一部、ぶっちゃけすぎな内容は笑って読んでください。 貴島さんのプロフィールはこちら NBロードスターの開発背景 NBの開発スタッフは、感覚的にほぼ100%(NAから)継続していたと思う。何人か退職した人はいたけれど、慣れた人間がいいから継続して […]

ロードスターの楽しみ方(B-3)

今回の話もNAロードスターが中心になります。開発エピソードに加え、ロードスターを「続けていくため」にみえてきた方向性などのエピソードです。 貴島さんのプロフィールはこちら 幌について マツダでもファミリアのカブリオレを作っていたけれど、布を扱って折りたたむ技術なんて持っていなかった。 逆に欧米では馬車の時代があって、馬をエンジンに変えた時代を経ている。最初は馬車も屋根はなくて、全部オープンカーだっ […]

ロードスター開発前夜(B-2)

今回の話は、NAロードスターが開発されていく中でのエピソードです。あえて貴島さんに「何故ダブルウイッシュボーンなの?」と聞いています。 貴島さんのプロフィールはこちら FFやMRの検討モデルに対して あれは当て馬で、最初から作る気がなかった(笑)。オープン2シーターを作ることはもう分かっていたんだけれど、ホンダのシビックはアメリカで売れているからどうだ?なんて話が来るから、経営陣を説得する為にああ […]

ロードスターは人を繋げる(B-1)

貴島孝雄さんのインタビュー共有その3です。今回から、ロードスターが話の中心に展開していきます。今でこそ「人馬一体」はマツダ車の代名詞になっていますが、かつてはロードスターを表す言葉・・・その背景あるものとは。 貴島さんのプロフィールはこちら ストレスを感じないクルマ ロードスターは楽しいでしょう?言い換えれば「しっくりくる」クルマで、これは本能的に当たり前のことになる。実は、ロードスターは「楽しい […]