トヨタMR2 NA仕様Ⅳ型(SW20)試乗記
クルマは乗らなければわからない。今回は1996年式トヨタ2代目「MR2(SW20)」のⅣ型、NA(自然吸気エンジン)仕様をお借りしました。 そもそものきっかけは、2023年に当サイトでNBロードスターのライバルだった「MR-S」の小特集を読んでくれたオーナーさんから「ルーツとなるMR2に乗ってみませんか?」と声掛けを頂いたのでした。後期型NAのMR2といえば知る人ぞ知る、隠れた名車といわれている存 […]
クルマは乗らなければわからない。今回は1996年式トヨタ2代目「MR2(SW20)」のⅣ型、NA(自然吸気エンジン)仕様をお借りしました。 そもそものきっかけは、2023年に当サイトでNBロードスターのライバルだった「MR-S」の小特集を読んでくれたオーナーさんから「ルーツとなるMR2に乗ってみませんか?」と声掛けを頂いたのでした。後期型NAのMR2といえば知る人ぞ知る、隠れた名車といわれている存 […]
4代目MR2が発表間近? トヨタがGRヤリスやGRカローラのパワートレインを活用して、300ps越えの純ガソリン・ミッドシップスポーツを作る・・・名車「MR2」の名前を冠するかもしれない・・・価格は800万~1000万円。 とても夢のある、そしてある意味では「夢のない」噂が、まことしやかに流れているようです。セットで「セリカ」の復活も流れていますので、この時代に趣味性の高いプロダクトが市場投入され […]
相手に合わせて会話は変わる 好きな映画は?好きな漫画は?好きな本は?好きなアニメは? 例えば少し仲良くなった相手と、こんな話題になることがあります。でも、返答はそうそう簡単ではないはず・・・なぜなら、時や場所、立場や環境、関係性や相手の「濃さ」によって、話す内容を微妙に変えると思うのです。 濃さって何かといわれたら、例えば「シン・エヴァンゲリオンの評価はどうでした?」って聞かれて、相手がガチかどう […]
フロントバンパーの落札 私の愛車、ガーネットレッドのNBロードスターは約10年前の納車時からフロントバンパーに傷が付いていました。 中央のフライングM(マツダマーク)から向かって右側、磨き時のポリッシャーに失敗したのか下地まで削ってしまったようで、納車時にクルマ屋さんから「自分で直してね」とタッチアップペイントをいただきました。最初は色々と素人補修作業を行っていたのですが、ある日突然気にならなくな […]
歴代ロードスターで、唯一サイズアップし続けている「トレッド」 歴代ロードスターは旧来からのライトウェイトスポーツらしくコンパクトなサイズを維持することにこだわりを持っていますが、唯一サイズアップし続けている個所があります。 それは「トレッド」、つまり左右タイヤ接地面の距離です。 一般的には、トレッド幅があるほうがクルマの傾きが小さくコーナリング性能が上がるとされています。しかし、幅がありすぎると( […]
パンデミック以降、80年代~00年代(ネオクラシック世代)のスポーツカーが高騰しています。こと、初代NAロードスターも例に漏れず、程度よくレストアされた車体と、新車のNDロードスターがほぼ同じ値段なんて、とんでもないことになっているようです。 NAロードスターといえば既にだいたい30年以上前のクルマ。そのコンディションを保つことはもちろん、きちんとメンテナンスされたロードスターはどんな乗り味なのか […]
ダブルウィッシュボーン式サスペンションの特性とされる「メカニカルグリップ」。ダンパーが抜けていても、タイヤがプアでも、路面を離さないで曲がってくれる、そんなメカの素性持っているのがロードスターの特徴のひとつです。 前回の記事はこちら→https://mx-5nb.com/2024/02/12/wishbone-1/ マツダスポーツカーのアイデンティティ マツダスポーツカーにはロードスター以前にも、 […]
今回はロードスターの特徴のひとつである足周り・・・ダブルウィッシュボーン式サスペンションのストーリーをご紹介します。ただし、この領域はこだわりのある方や専門職にされているプロが多くいらっしゃるので、あくまで一般論として記載させていただきます。 ダブルウィッシュボーンの採用経緯 NAからNDまでの歴代ロードスターにけるメカの大きな特徴として「独立懸架式」の足周り・・・つまりダブルウィッシュボーン(も […]
2019年に再デビューを果たした90系の「スープラ」は、デビュー当時にマニュアルトランスミッション(MT)が「採用されない」ことが話題になりました(※2022年から追加されています)。 当時、開発チーフエンジニアである多田氏の「スポーツカーにMTって必要ですか?」というインタビュー記事がメディア各所で掲載され、話題になった記憶が残っている方もいるのではないでしょうか。それらの記事自体もタイトルで若 […]
クルマは乗ってみなければ分からない。今回は(現時点で)量産国産車で唯一のロマンメカを搭載した「MR-S」【SMT仕様】のカギをお借りすることができました。 SMTとはシーケンシャル・マニュアル・トランスミッション(Sequential manual transmission)の略称です。「MR-S」の場合はクラッチ切替の動作が自動化された、いわゆる2ペダルマニュアル車になります。オートマチックトラ […]
クルマは乗ってみなければ分からない。今回は「MR-S」【走り】の素性にに全振りしたサーキット・モデファイ仕様のカギをお借りすることができました。 そこで【独断と偏見】ではありますが、ロードスター(NB6)乗り視点でどのような乗り味だったのか、その試乗記をお届けします。 あくまで公道ベースなので限界域まで試すことはできませんでしたが、エッジの効いたパワフルな乗り味を少しでもお伝えできればと思います。 […]
クルマは乗ってみないと分からない。「MR-S」の小特集を組むにあたり、スペック解説や歴史検証をおこないましたが、スポーツカーであれば「乗り味」が分からなければ片手落ちですよね。 私自身の「MR-S」体験を振り返ると、約20年前に友人の「MR-S」と互いの愛車(NBロードスターRS)を交換した記憶くらい。その時の印象は「え?噂よりも楽しいじゃん、ロードスターと同じだ!」でした。しかし、それ以上の記憶 […]