ラバー塗装でミラーを黒化する(ビフォーアフター)
私のロードスターは内装がVSコンビネーションBの「ベージュ」で幌が「黒」という国内唯一の【NC4インテリア】仕様です。そんな事情から、コーディネートのために一時期エクステリアの一部を黒に変更をしていました。 なぜ塗装処理にしたのか Aピラーを黒化した際に、トータルコーディネートのためにサイドミラーの黒化も行いました。ハードトップ(幌)の黒さも相まって、クルマの上半身を軽く見せたいという意図になりま […]
私のロードスターは内装がVSコンビネーションBの「ベージュ」で幌が「黒」という国内唯一の【NC4インテリア】仕様です。そんな事情から、コーディネートのために一時期エクステリアの一部を黒に変更をしていました。 なぜ塗装処理にしたのか Aピラーを黒化した際に、トータルコーディネートのためにサイドミラーの黒化も行いました。ハードトップ(幌)の黒さも相まって、クルマの上半身を軽く見せたいという意図になりま […]
私のロードスターは内装がVSコンビネーションBの「ベージュ」で幌が「黒」という国内唯一の【NC4インテリア】仕様です。そんな事情から、コーディネートのために一時期エクステリアの一部を黒に変更をしていました。 Aピラーをブラック化で用意をしたもの ロードスターのピラーを黒化するために本来ならば塗装を行いたいところですが、エクステリアはいつでも純正に戻せるようにしておきたい。そこで屋外用のカッティング […]
前回に引き続き、NBロードスターをベースにしたキットカーのご紹介です。 キットカーの文化とは 現在、日本国内においてキット状態で輸入したパーツを使って「車両登録」を行うのはハードルがとても高いようです。それは衝突試験などをクリアするため、多くの実験車と分析データを用意する必要があり、現実的には個人の範疇を越えるコストになってしまうからです。 しかし、この状況はお国柄によって違います。米国はカスタマ […]
今回はNBロードスターのシャシーを流用したキットカーのご紹介です。 NBロードスターのシャシー クルマ1台は約30,000点の部品で構成されるといわれています。当然その部品が全て「専用パーツ」だとコストが跳ね上がってしまうので、メーカーの垣根を越えてネジやタップのレベルから、コンポーネント(構成部品)に至るまで可能な限り共有・流用されていることは周知の事実です。 特にロードスターは流用パーツが多い […]
荒い運転をしていると、うっかりやってしまうクルマのガリ傷。「見た目」のダメージ以上に「精神的」ダメージが大きいです。ロードスター、ごめんなさい・・・ 板金塗装をお願いするにも「手元に愛車がいなくなる不安」と「コスト」的な関係から、DIY補修のチャレンジを行いました。これはその時の記録です。 準備をした主なもの <作業系> ・バンパーパテ ・コンパウンド複数 ・サンドペーパー複数 ・研磨スポンジ < […]
今回はNBロードスターがベースになったコンセプトカーのひとつ、ロータリースポーツコンセプトのご紹介です。 そもそもコンセプトカーとは コンセプトカーの定義を改めて確認しますと「自動車メーカーが展示目的で製作したクルマ」とされ、次世代モデルのデザインや技術の方向性を表現することを目的としています。 Mazda MX-4(設計思想が後のAZ-1) 市販を前提としていないコンセプトカーは、「デザインや企 […]
今回はNBロードスターの安全性能全般の話です。 NAロードスターからNBロードスターにフルモデルチェンジした経緯は幾つもありますが、特に重要だったポイントは国際レベルの安全基準に対応することでした。グローバルで展開するロードスター(MX-5)は、そこに適合できないと企画自体が成り立たなく、つまり継続販売ができないのです。 なお、2020年現在の自動車レギュレーションはより厳しくなっており、緩くなる […]
今回は実際に市販されたNBロードスターのインテリアを解説します。 「わび・さびの継承」をテーマに、NAロードスターの進化系として造りこまれたのがNBロードスターの内装です。 基本構成は「T字」「インパネからドアへ続く形状」「丸型ルーバー」という三つの軸をもとに、インパネからボンネットに向かって一体感のある造形になっており「内と外の境界をなくす、オープンカーであることの演出」を意図しています。 なお […]
今回はNAロードスターのオーナーからも評価を頂いている、NBロードスターのインテリアに関わるエピソードです。 NBロードスターには開発エンジニアが「あぁ、ロードスターだ!という感覚を残しておきたい。アフターパーツで改善できる部分はあるが、収納や質感はメーカーでしか作りこめない」という言葉を残しています。つまりNBロードスターへフルモデルチェンジするにあたり「質感」の向上がひとつのキーワードになって […]
今回はメーカー系チューニングブランドということで頭角を表したマツダスピードにおける、NBロードスターの話です。 NBロードスター「A-spec」 NBロードスターがデビューした98年は、NB自体がNAロードスターのパーツをコンバートできることと、マツダスピード自体もマツダと繋がりがあることから、早い段階で各種パーツが発表されていきました。 デビュー当時の広告で「NEW」と記載されていないものは、N […]
今回は他車種、または開発車両に流用されたNBロードスターのパーツをご紹介します。 従来のライトウェイトスポーツカーの例に漏れず、歴代ロードスターは専用パーツ(足周りやアルミパーツ)などの「走るため」の装備にはコストをかけますが、アフォーダブル・・・つまり販売価格を抑えるために、他車種のパーツをおおく流用しています。 しかし、逆に流用された事例もあり・・・ある意味「外の世界」でもNBロードスターの味 […]
今回はNBロードスター後期型のショップオプションをご紹介します。 NBロードスター後期型がデビューした2000年代は、クルマのカスタマイズがよりブームになっていった時代でした。とりわけ熟成期に入っていたNBロードスターは、商品力を高めるためのオプションがとても充実していました。 また、マツダはロードスターを始めとした様々な車種で「WebTuned」というインターネット・カスタマイズ・サービスを開始 […]
今回はNBロードスター前期型ショップオプションをご紹介します。 ショップオプション(ディーラーオプション)とは、いわばメーカー公認のカスタマイズパーツです。 今回ご紹介するものは前期型(NB1)に準ずるものになりますが、エクステリアパーツの一部を除いては、後期型(NB2以降)にも到着が可能であり、NAロードスターを始めとした他マツダ車にも流用することも可能です。(※自己責任でお願いします・・・) […]
今回はマツダ・スポーツカーの解説でよく耳にする「ヨー慣性モーメント」の話です。ヨーとは「ヨーイング」のことで車体の【回転運動】を指し、「モーメント」は運動を引き起こす【キッカケ】を指した言葉です。 クルマにおいて「曲がる」というアクションは、パワー伝達、車重、タイヤ、足周り、駆動形式などの様々な要素が絡みあって成り立っています。その中でも物理的な要素にロードスターはこだわっている、というのが今回の […]
2002年の東京オートサロンで発表された「ロードスターMPS クラブマン」を最後に、NBロードスターのMPSプロジェクトは音沙汰がなくなりました。 これはプロジェクト推進を担っていた、マツダスピード事業部の立花啓毅氏が同年3月に退職したことが関係するかもしれません。後のメディアにて、氏は「MPSはあそこまでしかできなかった」と語っているソースがあります。 参考: NBのバリエーション(C-5) 一 […]
2001年9月21日、日経産業新聞にひとつの記事が掲載されました。 高出力エンジンの機種追加? 掲載された記事は、マツダは「ロードスター」に2.0リッターエンジンを搭載した試作モデル「MX-5 MPS」を制作し、量産化の検討に入った・・・という内容でした。 当時、「MX-5 MPS」はフランクフルトショーに参考出品されましたが、高出力エンジンを搭載した機種追加による顧客開拓などを検討する・・・と具 […]