NBロードスター 後期型ショップオプション

NBロードスター 後期型ショップオプション

この記事を読むのに必要な時間は約5分です。

今回はNBロードスター後期型のショップオプションをご紹介します。


NBロードスター後期型がデビューした2000年代は、クルマのカスタマイズがよりブームになっていった時代でした。とりわけ熟成期に入っていたNBロードスターは、商品力を高めるためのオプションがとても充実していました。

また、マツダはロードスターを始めとした様々な車種で「WebTuned」というインターネット・カスタマイズ・サービスを開始し、グレードにとらわれない個別仕様が次々に生まれていきました。

参考:

WebTuned(ウェブチューン)NBロードスター

3つのスタイル提案


ショップオプションの話に戻りますと、NBロードスター後期型はマツダから3つの提案がなされました。エンスージアスティック(熱狂的な)、ソフィスティケート(洗練された)、ヴィンテージ(由緒のある)といったキーワードで、素材に対してさらに深い味付けをしていこうといった内容です。


ちなみに今回ご紹介するのは、2005年1月発行の最終版カタログになります。したがってフューチャーされているのはNB4型であり、最終型の16インチホイールだったり、ノルディックグリーンマイカが掲載されています。

「どれを選んでも、オープン・ライトウェイトスポーツを知り尽くしたマツダ純正品だからマッチングも最適」と記載されている通り、実際の信頼度も高く、今の時代でも極端に劣化しているパーツは少ないはずです。

エアロパーツ

まずはエアロパーツのご紹介です。フロントまわりのエクステリアが刷新された以外は、NB1のオプションからも継続販売されています。

なお、マツダスピード・ロードスター(限定車)などに装着されていた後期型エアロは「マツダ純正」であり「マツダスピード製」ではありません。なお、きちんとCD値の記載もされています。

レアアイテムとしては「フロントメッシュグリル」のフロントスカート付用(開口部が狭くなっている)が存在しているようですが、本物を目にする機会は少ないと思われます。

また、ヘッドライトの「ウインカーバルブ」にステルス仕様(銀塗装)が「NEW」と追加されているのも、時代を感じる内容です。

こちらはエクステリアのメタリック(クローム)パーツです。NB4時代にはサイドミラー・パーツなど、先だって海外で採用されていたオプションもラインナップされるようになりました。

インテリアパーツ

こちらはナチュラル系インテリアパーツです。注目は、NB4で純正採用されなくなったナルディ製のパーツも選択ができること。ただし「ナチュラルウッド」カラーなので、「ダークウッド」カラーはVSコンビネーションB装着か「WebTuned」、もしくはパーツ単品の注文になるようです。

こちらはメタリック系インテリアパーツです。NB4は「エアベントベゼル(エアコンリング)」や「センターコンソール」が純正でもアルミ調パーツに変更されたので、それまでにNBロードスターを購入していたユーザーへの補完内容になります。余談ですが、ルームミラーカバーの価格には毎回驚かされます。ミーティング等で装着されているのを見るたびに驚いてます・・・

なお、限定車以外では見ることがない、シルバーのステアリングも購入することが可能でした。また「エアロボードバック」はドリンクホルダーも兼ねる逸品ですが、目にしたことはありません・・・

NR-A用品

NBロードスターはNR-A用のパーツも充実していました。特に「セミバケットシート」は青色も用意されています。特に硬派なパーツはマツダスピード「A-spec」ブランドとして記載されています。

まとめ


さて、このカタログがリリースされた数ヵ月後にはNCロードスターが発売されるのですが、いきなりNBロードスターが消えることもないので、ディーラーでのオプション販売は継続していました。むしろ現在でも在庫があれば購入可能です。

また、当時は某オークションでも平和的な値段でしたが、現在はそもそものパーツが少なくなってしまったので、レアアイテムはそれなりの値段になっているのは残念なとことです。

以上、NBロードスターの豊富なオプションのご紹介でした。皆様のカスタマイズにおける参考になれば幸いです。

関連情報

NBロードスター 海外仕様ユーティリティ

NBデータ集カテゴリの最新記事