軽井沢ミーティング参加レポート2021

軽井沢ミーティング参加レポート2021

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2021年10月24日(日)に「軽井沢ミーティング」が開催されました。

このイベントは約1000台のロードスターが全国から集結するだけでなく、有名ショップやマツダ開発陣(OB含む)までが参加する、歴史と人気がある大型イベントです。残念なのは、駐車スペースの関係上(2015年あたりから)参加が抽選形式になってしまった事でしょうか。NDロードスターデビューにあわせて人気が促進した感じなので、NDって本当に凄いなぁと思います。

また、本来であれば5月末に開催されるイベントですが、多くの人が集まる(折しも、今年は緊急事態宣言発出中でした)ことから時期をずらし、綿密な感染症対策をもって、満を持しての秋開催となりました。

幸い、私はチケットが当選しており・・・このご時世で友人を誘うのもどうかと思い、ソロでこっそり参加をしてきました・・・今回はそんな一個人のレポートです。

出発から入場まで


10月にもなると早朝はかなり肌寒く、天気予報では軽井沢の最低気温も一桁代を指している様子。そこで、いつオープンにしても大丈夫なようにかなり着込んで埼玉を出発しました。

巡航速度で高速を走っていると、快音を響かせて追い越していくロードスターたち。途中、お手洗い休憩でPA(パーキングエリア)に寄ると、やはり何台もロードスターが止まっているのを確認できました。同じ会場に向かうのは明白ですが、話しかける気恥ずかしく、心の中で「おはようございまーす」と挨拶をしました。


高速は会場手前の下仁田PAから降りて、碓氷峠(旧道)を駆けあがるルートを選びました。例年であれば、ロードスター同士のミニツーリング状態になるのですが、今年は地元の知り合いが参加しなかったので、のんびり峠を流していきます。

いつもはロードスターで満車だっためがね橋休憩所にも、今年は誰も来ていませんでした。今回は駐車場チケット毎に入場時間をずらしていた効果かも知れませんね。


もしかして早すぎた?と思いながら会場入りすると、そこには続々とロードスターたちがやってきました。会場の軽井沢プリンスホテル駐車場は結構な広さなはずですが、どんどんカラフルなオープンカーで彩られ、埋まっていきます。ちなみに今年の入場台数は制限がありながらもNA239台、NB109台、NC108台、ND347台、合計で803台のロードスターが集結したそうです。

メインイベント(開発者インタビューなど)は時間を追って始まりますが、会場では既にクルマを眺める人、いすを並べて談笑する人、フリーマーケットを開く人など、各々が自分のペースでのんびり楽しみ始まっています。


私の場合は(こんな時でないと)趣味の模型を披露できないので、当サイトの宣伝を兼ねたカプセルトイのロードスターと、作りためていたグッドスマイルカンパニーの1/60レイバーを飾りました。余談ですが、篠原98式、99式、00式って、設定的にはNBロードスターと同じ世代になるんですよね・・・

独断と偏見で、歴代ベスト・ロードスター

誰もが自分の愛車が一番カッコいいと思っているはずですが、それでも個人的に素敵だなと思うロードスターは沢山います。そこで、当サイト基準の独断と偏見になりますが、今回「やるなぁ」と思った歴代ロードスターの写真を撮らせていただきました。

※勝手に撮影したものなので消去をご所望される方は、お手数ですがこちらまでご連絡ください→問合せ先


ユーノスロードスター(NA)
とても奇麗なクラシックレッドのロードスターですが、「文鎮」ではなくきちんと乗っている事が分かる、雰囲気のある一台でした。運転席側のガラスが落ちそうなのでしょうか、メンディングテープが張ってあるところも「あるある」と感じさせる味があります。

何より、世界一カッコいい純正7本スポークホイールには、あのSF325を履いていました。年式相応の奇麗さと、見えないところへの気遣い、そしてヤレかたに愛情を感じる一台でした。


NBロードスター
NBロードスターの前期型でブリリアントブラックのVSグレード自体も珍しいのですが、今やなかなか見る機会が少なくなったモレッティのヘッドライトを装着されています。牧歌的なNB1のフェイスをキリっと引き締めるとともに、純正フォグランプもふくめて「なんか速そう」な雰囲気を醸し出しています。

でも、大径ホイールに逃げたり、車高もあえて弄っていないのも好印象で、とてもお洒落な雰囲気のNB1でした。前期型に乗っていたら、このような方向性のモデファイをしたいと、個人的に思っているのです・・・


NCロードスター
スタンダード・16インチホイール(何気に貴重)だったので恐らくNC1のVSグレードでしょうか)。(NC初期はWebTunedやRSでも内装色を選択できた)。全ロードスター唯一のクリーム色であるマーブルホワイトに、サドルタン内装のマッチングが神がかっています。NCの純正幌は経年劣化で接着剤が染みてしまうのですが、とても奇麗なキャンバス地を維持されていました。ドアハンドルのメッキワンポイントがお洒落です。

全体的にも派手な装飾を行うことなく、クリーンな状態をキープしていることに、とてもクルマへの愛情を感じます。本当に素敵なNCでした。


NDロードスター
めったに見ることがないメテオグレーマイカのロードスター。マイナーチェンジとともにグレー系統のボディカラーはセラミックメタリックやマシーングレープレミアムメタリックに設定変更されてしまったので、結構早めにカタログ落ちした色なのですが・・・やはり実車はカッコいい。

実はNB限定車(MVリミテッド)や初期型アテンザで採用されていたの「チタニウムグレーメタリック1」に近しい色味で、若干明度があがり、少し赤味の交じっているグレーになります。マシーングレーほど彫りが深くみえず、クラシックレッドのように抑揚は埋まらない、それでもNDロードスターのセクシーなラインはきちんと強調してくれる、メテオグレーマイカ。とても素敵なロードスターでした。

会場では噂の「990S」も


会場では毎回何かしらかマツダがプレゼンをしてくれるのですが、今回は年末に正式リリースされる特別仕様車「990S」が展示されていました。

これは国内限定仕様である「S」グレードをベースに、大径ブレーキやブレンボ、レイズのホイールなどを架装したこと、内装や幌に青い指し色を入れたこと、専用サス・セッティングで味付けをしてあることが大きな特徴です。

ちなみに、ホイールは一本800g(×4で3.2kg)、ブレンボは4つで700gと、ばね下重量の軽量化に貢献しているそうです。


また、12月のNDロードスター商品改良では全グレードに姿勢安定制御が採用され、コーナー中に0.3G以上を感知すると後ろの内輪に僅かにブレーキを入れて、脚が浮くことを抑制するそうです。それにより、よりリニアでクイックなハンドリングが実現するとか。

Sグレードはあえてリアスタビライザーを外してLSDも設定されていませんが、この姿勢安定制御とのマッチングは抜群であるともアナウンスされていました。


面白いのは「DSCを切る」とこの制御も切れるそうなので・・・姿勢安定制御の対象はサーキットやジムカーナーではなく、あくまで街乗りを前提にしているそうです。サーキットユースはNR-Aを選んでね、って事でしょうか。

ちなみにこの「青い幌」は別のグレードでも検討されており、「レッドトップ」「キャラメルトップ」「シルバートップ」に続くものになるとかならないとか。次は「ネイビートップ」でしょうか・・・

その他、マジ凄いと思ったロードスター


トノカバー
ソフトトップカバーではなく、これが本当の純正「トノカバー」。運転席だけ開けて乗ることもできます。NAはダッシュボードに専用のクリップが用意されていたんですよね。

クラシックなオープンカーにはお約束の装備ですが、ロードスター用の本物を見たのは初めてでした。


モノクラフトMh1
NBロードスタークーペ・ベースの「mm1」に続き、NCロードスター・ベースでリリースされたカスタマイズモデル「Mh1」。フロント周りを完全に作り直している、凄いロードスターです。

お洒落でクラシックな雰囲気は、あと10年経っても陳腐化することはないでしょう!


ソウルレッド違い
奥がソウルレッドクリスタルメタリック、手前がソウルレッドプレミアムメタリック。大型ミーティングならではの光景ですが、太陽光の下でこれだけ色味が違うことに驚いてしまいます。「クリスタル」の方が、陰影が深くなる(濃く見える)のがポイントですね。


ウルトラレアなハードトップ
NA、NB、NCに用意されたハードトップは、販売されたボディカラー全てで同じ色の「ハードトップ」を注文することができました。そのようななか、ただでさえレアなNB3スプラッシュグリーンマイカのハードトップは、世界的に見ても少ないと思われます。

ハードトップでツートンにするのもいいのですが、やはりボディ同色とのマッチングは素晴らしいと唸らせていただきました。


ナルディじゃないウッド内装
全国7台(もしくは9台)しかいない、グレースグリーンマイカ・VSコンビネーションB内装の「ロードスターターボ」であるだけでも驚きですが、見所は何といっても内装です。


ステアリング、シフトノブは一見ナルディのダークウッドにみえますが、NB4現役当時は当時ナルディの経営状況が芳しくなく、バッジがつけられなかったOEM品がロードスターに仮装されました(もちろん品質には問題ありません)。

オーナーさんご夫婦に話を伺うことができましたが、とても愛車を大切にされているようで、クルマのコンディションを拝見してもそれが良く分かります。本当に素敵な一台でした。

そして祭りは終わってゆく


会場では誰にも会えないと思っていたのですが、何人かお友達と会い近況報告をすることができました。再会するのは数年ぶりだったような気がしますが、まさに同窓会のようなかんじです。「ロードスターは人を繋げる」を実感しますね。ちなみにこの写真は、先輩の1002です。


楽しい時間には終わりが来るものですが、帰宅途中の交差点で知らないロードスターと別れ際に挨拶するのは、この日だけはやりたくなる、不思議な感覚です。


渋滞情報を見ると、高速道路で90分35kmという地獄のような掲示があったので、下道100kmをのんびり帰りました。夕方は過ごしやすい気候になっていたので、オープンカーで夕日を眺める贅沢な時間を得ることができました。もちろん、ミーティングの楽しみ方は十人十色。他いいっぱい面白い体験をされた方たちがSNSに投稿されていると思います。

個人的には奇麗なロードスターを眺めることができた、いい一日でした。

このような時期にイベントを催行するのは、様々な苦労と配慮があったことお察しします。事務局および、ボランティアの皆様には頭が下がります。本当にお疲れ様でした・・・

関連情報→

ロードスターミーティングのススメ(配慮しながら)

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