【NB20th】NA登場前夜(E-1)
NB20周年貴島さんインタビュー、まずは初代ロードスターのエピソードからお伝えします。 貴島さんは、ロードスター以前のコンセプトカーから開発に携わられていますが、その頃はいちエンジニアとしての参加であり、開発リーダー(主査)は平井敏彦氏がされていました。当然のことではありますが、貴島さんは平井さんをリスペクトされています。 市販に至るまで、順調ではなかったNAロードスターの開発秘話はさまざまなメデ […]
NB20周年貴島さんインタビュー、まずは初代ロードスターのエピソードからお伝えします。 貴島さんは、ロードスター以前のコンセプトカーから開発に携わられていますが、その頃はいちエンジニアとしての参加であり、開発リーダー(主査)は平井敏彦氏がされていました。当然のことではありますが、貴島さんは平井さんをリスペクトされています。 市販に至るまで、順調ではなかったNAロードスターの開発秘話はさまざまなメデ […]
今回はNBロードスターの量産工程をご紹介します。 価格帯を鑑みても贅沢な専用プラットフォーム(N系)で組まれていたロードスターシリーズ。 コストセービングのためにメカ的にはデミオなどと共通のパーツを流用していたことは有名な話ですが、その手段の一つとして他マツダ車と同じラインで組み立てる【混流生産】が採用されています。 貴島主査の言葉をお借りすると、実はほぼデミオと同じコストでロードスターが組めるの […]
今回はNBロードスターの各種プロトタイプ車両のご紹介です。 経営不振によりフォード傘下となったマツダですが、ロードスターは開発中止の対象ではなく、むしろ「やりたいクルマ」という位置づけでした。(※そのエピソードは別途ご紹介します)そのような状況の中、1994年から開発がスタートしていたNBロードスターは、エンジニアリングサイドからの記録も残されていました。 試験車両たち(メカニカルプロトタイプ) […]
1993年からスタートした次世代型ロードスター(NB)の開発は、1994年にデザイン検討、量産決定は1995年、デザイン最終決定は1996年3月となりました。 デザイン検討を始めた段階で、世界中に拠点を持つマツダデザインの各スタジオは基本的にキープコンセプトを示してきましたが、カリフォルニア(MRA案)だけはモアパワーかつGT寄りな・・・一回り大きい「ロードスター」のデザインを提出してきました。 […]
新型ロードスター(NB)のデザイン検討でコンペに勝ち残ったカリフォルニア(MRA)案と広島(MC)案。今回ご紹介するのは、その片翼を担った広島案のご紹介です。 次世代ロードスターのあり方として、ライトウェイト・スポーツカーを作るという信念を持った広島本社のデザインチームは、検討モデルでもNAロードスターのボディサイズを変更することはありませんでした。 「広島案」一次クレイモデル 「ロードスターらし […]
今回はNBロードスターの安全性能全般の話です。 NAロードスターからNBロードスターにフルモデルチェンジした経緯は幾つもありますが、特に重要だったポイントは国際レベルの安全基準に対応することでした。グローバルで展開するロードスター(MX-5)は、そこに適合できないと企画自体が成り立たなく、つまり継続販売ができないのです。 なお、2020年現在の自動車レギュレーションはより厳しくなっており、緩くなる […]
最近は何かとトヨタがアツいです。特に話題の「GRスープラ」ですが、デビュー時のプレスリリースには面白い記載があり、一部で話題になりました。 「GRスープラ」のプレスリリースでは、「ホイールベース(W)をトレッド(T)で割った比率が1.55」というものが強調されていました。この数値はレビューサイトによってはスポーツカーの「黄金比」とまで書かれています。(※プレスリリースではそこまで吹いていませんが) […]
貴島孝雄さんインタビューの続き、NCロードスター編もこれでラスト。今までもNCに関しては、プレス発表や各種報道資料がありました。しかし、それ以外の部分・・・作り手の思いやこだわりを感じて頂ければ幸いです。NCも寸分違わず「ロードスター」でした。 貴島さんのプロフィールはこちら NCベースのクローズドクーペ ロードスターは世界の拠点から、例えばスピードスターのような提案があるけれど、本社は全く関わっ […]
貴島孝雄さんインタビューの続き、NCロードスターのエピソードです。人馬一体のため、軽さは性能、アフォータブルで誰でも手に入るように、そして時代の要件・・・ロードスター再構築するにあたって、NCはより作り込まれていきました。 貴島さんのプロフィールはこちら 油圧パワーステアリング NC当時は電動ステアリングがどうしてもリニア感が出なくて、わざわざ油圧にした。(※RX-8は電動ステアリング) 電動はス […]
貴島孝雄さんインタビューの続き、NCロードスターのエピソードです。主査になった段階で予定されていたNCの初期プランは、どう考えても大きく・重い、ロードスターの方向性として相違するものでした・・・ 貴島さんのプロフィールはこちら NCのベンチマークは これはNBがベンチマークになる。ロードスターのような「味」を持つクルマは、世界中探してもどこにもない。だから自らを超えるという目標になった。NAもNB […]
貴島孝雄さんインタビューの続きです。今回はNC型、第三世代ロードスターのエピソードに入ります。 ご存知の通りNCロードスターは完全新規、ゼロから再設計することになったロードスターです。ただ、フルモデルチェンジを行うのは一枚岩ではなかったそうで、一部メディア等でも有名なエピソードが出てきます。でも、それをご本人から聞けたことに意義があります。ちなみに、NC企画開始は2001年5月、NB2の時代から始 […]
元主査である貴島孝雄さんのインタビュー続きです。NB編のラストは、当時何かにつけて出てきた「重箱のスミを突く話」で締めたいと思います。今思うとそりゃそうだよね・・・という内容です。 貴島さんのプロフィールはこちら ロータリーエンジンは乗せないの? お客さんの声としてはたしかにあったから、乗せてもいいのだけど・・・NB時代のロータリーは13Bだったかな。ただ、それをロードスターに付けたらブレーキの補 […]
元主査である貴島孝雄さんのインタビュー共有続きです。NBロードスターは歴代シリーズで一番バリエーションのある車種でした。しかし、後期型のスペック情報はカタログ程度の記載しか存在しません。何故でしょうか。 貴島さんのプロフィールはこちら スペックの情報が少ないのはなぜ これは、スペックで謳うことをロードスターではやめたから。ロードスターは馬力がどうこうではなくて「気持ちよく走れるか」という指標でしか […]
元主査である貴島孝雄さんのインタビュー共有続きです。NBロードスターは乗用車的な乗り味に・・・なんてコメントを今だにしている方がいらっしゃるかもしれませんが、根拠を持って作り込んだ、今回はそんな話です。 貴島さんのプロフィールはこちら ステアリングに関して NBのパワーステアリングはトーションバーを太くしている。油圧が効いてないときはトーションバーをねじってバルブが開くから、トーションバーの味を感 […]
元主査である貴島孝雄さんインタビューの続きです。NB型、第二世代ロードスターになった理由の一つには安全性の強化がありました。それを先代と同一のボディサイズで実現させた苦労や、やっぱりそうか・・・な6MTの話です。あばたもえくぼ、笑って読んでください。 貴島さんのプロフィールはこちら 安全性強化 一番困ったのは、欧州の民間でやっている安全実験だった。クルマを台車に乗せてブレーキをかけ、Aピラーを変形 […]
貴島孝雄さんインタビューの続きです。進化を続ける「NBロードスター」は、メカ的なもの以外にもユーティリティが強化されていきました。しかし、それによって「乗用車的」になったという厳しい意見がありましたが、不便をよしとするのは微妙な話です。これは、モデル継続を行う上で必要な選択でした。 貴島さんのプロフィールはこちら IQSの影響、ユーティリティ改善 NAの時は、走ることに関係ないものは何も付けないで […]