リッジレーサーフルスケール(AC-GAME)

リッジレーサーフルスケール(AC-GAME)

今回はビデオゲームの話です。ゲームのいちジャンルとして定着しているのが「レースゲーム」というカテゴリです。近年、その進化は凄まじいものがあります。

ここ近年、家庭用ゲーム機やスマートフォンのスペックがまでが、とんでもないことになっています。有名どころでいえば、家庭でもプレイできる「グランツーリスモ」などは凄いレースゲームの代表格でしょうか。

しかし、ひと昔前の最先端ゲームといえばアーケードゲーム(AC)、つまりゲームセンターに行かないと最先端技術は体験できませんでした。

レースゲームの特異点


ことレースゲームにおいて技術的特異点は幾度となくありました。

古くはラスタスクロールで滑らかなコーナリングを再現した「ポールポジション(ナムコ)」、オブジェクトを全て拡大縮小で描ききり力業で3D描写した「パワードリフト(セガ)」、3Dポリゴンで圧倒的な空間描写をおこなった「ハードドライビン(アタリ)」、描写速度の滑らかさで一線を画した「バーチャレーシング(セガ)」など、数えればキリがありません。

そして、3Dポリゴンに”画像”を貼り付けたテクスチャーマッピング技術で、ゲーマーの度肝を抜いた「リッジレーサー(ナムコ)」。ちなみに1993年発表なので、約26年前の作品です。

リッジレーサー・フルスケール


なにゆえにリッジレーサーの紹介かといえば、「リッジレーサー・フルスケール筐体」の存在です。


こちらは同じナムコ社のACゲーム「ギャラクシアン3/シアター6」と同じく、3管式120インチプロジェクター2台を駆使した迫力ある映像を、実車のユーノスロードスターに乗ってプレイするという、まさにバブル時代を感じることのできるレースゲームなのです。ちなみに広報画像ではNA6をベースに作られていたようですが・・・


スチールホイールではありますが、「マッドフラップ」の大きさや「赤バッジ」で判断できるNB8ロードスター前期型や・・・


リアスポイラー付きの筐体もあったようです。筐体にエアロ付けてしまうなんて贅沢ですが、もしや中古車の流用だったのかも知れません。


気になるエンジンルームですが、パワーユニットは取り払われていて、リトラクタブルヘッドライトもカバーのみだったようです。ルーム中央には、その代わりにフォースフィードバック機構(ハンドルが重くなる)のユニットが鎮座していますが・・・ここまで潔いエンジンルームはなかなか見ることはないかも知れません。

実はユーノス・ロードスター


また、コックピットは見慣れたユーノスロードスターの純正仕様です。オーディオユニットがそのまま使えたので、持ち込んだカセットテープをBGMにすることも可能でした。ちなみにハザードは「スタートボタン」で、メーターユニットはゲームに連動して動きます。

もちろんマニュアルシフトもゲームに連動しました。リッジレーサーのマイカーは6速設定ですが、フルスケール筺体は5速設定に再調整されています。


テールランプユニットは健在で、プレイに合わせて点灯します。しかし、これも個体差があったようです(調整の問題かも知れません)。


マイカーのグラフィックもリッジレーサーのクルマではなく「ユーノスロードスター」になっています。ちなみにクレジット後のスタート音(ブリッピング)は、もともと開発者が乗っていたロードスターのエンジンサウンドをサンプリングしています。(ゲーム・サントラにも収録されているエピソードです)


さて、そんなフルスケール筐体のプレイ料金は500円~300円。高いか安いかはさておき、こんなゲームが存在していたという事実は、バブル時代のパワーを感じずにはいられません。今後造られると噂される「ロードスターミュージアム」に展示されたりするのでしょうか!?


ちなみに私、ユーノスロードスターに乗っていた頃は、よくリッジレーサーのBGMをかけていました・・・


実車の動画はこちら

おまけ


家庭用ゲームもなかなかやります。こちら、プレイステーション2です。NB乗りは必見!

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