ロードスターコラム

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中古ロードスターの探し方<参考>

初対面の方に「中古でロードスターが欲しいのですが、歴代(NA〜ND)で何がおススメですか?」と、質問をいただく機会がありました。 これは聞かれて嬉しい質問である反面、一言で回答するのはとても難しい内容です。クルマは安い買い物ではないし、先方の価値観(どんな乗り方がしたいのか)によって伝えたい内容が変るからです。 間違いなくいえるのは、中古車であれば「好みの色とカタチ(世代)に乗れば満足できる」とい […]

3台のロードスター、購入経緯(備忘録)

このサイトをご覧になっている方はロードスターのオーナー、オーナーだった方、興味のある方、スポーツカーが好きな方などが多いと思います。そんな皆様は、愛車を購入した時の気持ちを憶えていますか?私は3台のロードスターを乗り継いでいるのですが、今回は個人的な備忘録を残しておこうと思います。 1998年 ユーノスロードスターVスペシャル(中古) ロードスターを初めて知ったのは、ユーノスロードスターが華々しく […]

新型FRにパワープラントフレーム(PPF)がない訳

新世代FRプラットフォーム マツダ渾身の新世代プラットフォーム第一弾として登場した「CX-60」。プレミアムクラスSUVとはいえ、縦置きエンジン+FRというパワートレインは気になる方も多いのではないでしょうか。 最上モデルが積む直6ディーゼルターボエンジンは231馬力と、一見実用スペックかと思いきや・・・トルクは500Nmととんでもないことになっています。これって「フェラーリF50(471Nm)」 […]

ロードスターで困ること

人類の英知のひとつとして誕生して約100年、自動車は革命的な移動手段として生活に密着しています。一般層にまで普及した用途は多岐にわたり、運転そのものを楽しむために「スポーツカー」というジャンルのクルマが生まれました。 もちろんわれらがロードスターも、その中の一台です。しかし、ドライビングプレジャーに振ったことで、失ったものや叶わないものが存在します。小難しく書きましたが、要するに一般的なクルマと比 […]

告白、私はかつてユーノス信者でした(懺悔)

今でこそ全ての「ロードスター」を愛してやまない私ですが、かつてはユーノス神を信望するNAロードスター信者でした。 当時の言動を振り返ると壮大なブーメランになり心が痛いのですが・・・歴史は繰り返すものなのでしょうか、「〇〇はロードスタじゃない」なんて、今でも似たような声を耳にすることがあります。そこで、後々痛い目に合って欲しくない教訓の備忘録です。 「マツダ・ロードスター」の大前提 大前提になります […]

NDロードスター、KPCの本領発揮は10年後?

新型ロードスターの「KPC」とは 発表以来メディア記事では恐ろしくベタ褒めで、何一つネガティブな内容が存在しないといっても過言ではない、2022年以降のNDロードスターに搭載された姿勢安定機能「KPC(キネマティック・ポスチャー・コントロール)」。 ハイスピードのコーナリングにおいてもより安定した旋回姿勢を実現し、ドライバーとクルマの一体感を高める新技術。 上記のようにカタログでうたわれている「K […]

ロードスターの「ひらひら感」とは?

ヒトの感覚ほど繊細で分かりづらいものはありません。なにせ価値観の「基準」は十人十色なので、それが正しいかなんて他人には判断できないからです。 特に、(私も書いていますが)クルマのインプレッションはその最たるもので、記述者の経験の「軸」がどこにあるかで、評価は180度変わることもザラにあります。もちろん好きも嫌いも正しいでしょうし、共感できればOKという考え方もありますし、定量的にクルマを知るために […]

ロードスターのセキュリティ対策

幌車にセキュリティはナンセンス? ロードスターはいわゆるオープンカーなので、屋根はこうもり傘のような「幌(ほろ)」によって対候性を確保しています。 ただ、幌はビニールや布などの化学繊維でできていますので、極端な話カッターでビリっと破くことが可能です。ただ、オープンカーが珍しかった30年前ならいざ知らず今時幌を破ったり、オープンカーに火のついたタバコを投げ込むような輩は少なくなってきました。日本はホ […]

桜とロードスターは相性抜群

日本各地で桜が映える季節において、一緒にクルマの写真を残しておくことはお勧めです。特に、ロードスターのような趣味のクルマであれば、桜が満開じゃなくても情報密度が上がるので「思い出」として残りやすいはずです。 なお、満開をはじめ、夜桜、桜雨、葉桜など、色々楽しめるのは2週間限定といわれています。 日本特有の「サクラ観」 世界でも珍しい「開花予想」や「開花速報」というニュースがあるくらい、日本では馴染 […]

ロードスター、サイドブレーキ位置の真実

NA/NBロードスターのサイドブレーキが助手席側にあるのは海外市場のためではなく、B型エンジン排気管とパワープラントフレーム接合の都合です。逆にNC/NDの海外MX-5は同じ理由で右側にレバーがあります。重量物を低く、中央に寄せるスポーツカーならではの拘りです。 トヨタの心配り 現行型GRスープラ(A90,91)がデビューした際、ウインカーレバーの配置がちょっとした話題になりました。左ハンドル(輸 […]

Miata(ミアータ)という名の少女

NA/NBロードスターの海外名Miataは、古高ドイツ語の「報酬」から付けているというのが公式発表です。近年は残念ながらミアータの名称は廃止、MX-5に統合されましたが、一方でミアータという少女のエピソードが、伝説に彩りを添えてくれます。 Miata(ミアータ)とは、どんな意味なのか? 近年は、自動車の名前を型式番号や数字などで呼ぶことがトレンドになっていますが、海外のメルセデス、ジュリア、ジュリ […]

ロードスターの慣らし運転(ラッピング)

デビューからすでに30年以上経つNAロードスターと、実は20年経過しているNBロードスター。 さらにNCロードスターも含め、先代車種は新車購入しようにも物理的に不可能です。新車時のコンディションを味わうのであれば、よほど極上の保管整備されていた個体をみるけるか、徹底的なレストアなどのコストをかける必要があります。 そんなネオクラシック・ロードスターには、新車時に「儀式」がありました。エンジンやシャ […]

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