ロードスターのメッキパーツを磨く
自動車にはワンポイントのアクセントとして、エンブレムやグリルなどのパーツはメッキで加飾されていることが多いです。 メッキは「金属被膜」をおこなう表面処理。実は、そこに目に見えない(ミクロン単位の)穴があり、汚れを放置していると水や埃が入り込んで、点錆が発生します。最悪な事態の「メッキ剝がれ」は、これが原因です。 そこで今回は、NBロードスターのメッキパーツメンテナンスを行います。 NBロードスター […]
自動車にはワンポイントのアクセントとして、エンブレムやグリルなどのパーツはメッキで加飾されていることが多いです。 メッキは「金属被膜」をおこなう表面処理。実は、そこに目に見えない(ミクロン単位の)穴があり、汚れを放置していると水や埃が入り込んで、点錆が発生します。最悪な事態の「メッキ剝がれ」は、これが原因です。 そこで今回は、NBロードスターのメッキパーツメンテナンスを行います。 NBロードスター […]
2021年10月24日(日)に「軽井沢ミーティング」が開催されました。 このイベントは約1000台のロードスターが全国から集結するだけでなく、有名ショップやマツダ開発陣(OB含む)までが参加する、歴史と人気がある大型イベントです。残念なのは、駐車スペースの関係上(2015年あたりから)参加が抽選形式になってしまった事でしょうか。NDロードスターデビューにあわせて人気が促進した感じなので、NDって本 […]
90年以降のネオヒストリックカー、特にスポーツカーの中古販売相場が高騰し始めています。 なにせ、安全基準も快適性能も最低限だから車体は軽く(その代わり緩い)、環境性能よりも馬力を追求した時代だからガソリンもバカスカ食べてカーボンをまき散らし・・・一方で、日本車が世界に追いつけ・追い越せと「尖っていた」時代の産物ですから、もう二度と生まれないであろう希少性という意味で理解はできます。 さらに、25年 […]
古いクルマに乗っていると【突然やってくる】トラブルのひとつが電装系です。それが機器の故障であれば交換検討を行う必要がありますが、意外な原因として存在するのが「ヒューズ」の経年劣化による断線。 そこで、10年10万キロ以上走っている愛車のヒューズ状態を確認するとともに、予防整備の交換作業を行っていきます。 そもそも、ヒューズの役割とは ヒューズ(fuse)の役割は一般的に、定格以上の大電流が生じたと […]
A氏はもともと彼女がNB2ロードスターのATに乗っており、それを同じNBロードスターのMT新車に乗り換えるラッキーな展開になりました。ただ、当初はオーナーとしてではなくメンテナンス担当としてロードスターに触れていたそうです。 そこで今回は、メインオーナーになった経緯と、そこから「得たもの」と「失ったもの」、そして、どういった理由で20年乗り続けたロードスターを「降りる」決断に至ったのか・・・そんな […]
NBロードスターを新車購入し約20年間乗り続けた友人A氏が、ついにロードスターから「降りる」決断をしました。ただ、趣味性の高いクルマの卒業ですから、そこには様々な思いや葛藤があったことが想定できます。 そこで、あえてA氏にその意図を伝えてインタビュー依頼をすると、無事に快諾をいただけました。今回はNBロードスターが新車販売されていた当時の貴重な証言として「NBロードスターを迎えるまで」の内容です。 […]
公道では安全運転を心掛けていても、(貰い事故といったら大げさですが)どうしても避けられないトラブルがあります。そのひとつが「飛び石」被害。 例えば、砂利トラックが前にいたら離れて走行していてもミサイルが飛んでくる事はあるし、高速道路でたまたま他車が跳ね上げた石がぶつかる・・・なんて、予測できずに起こります。 「ガコッ」「バチッ」・・・耳慣れない音や、振動を感じたらまさに要注意。樹脂製のバンパーであ […]
ミッションオイル交換時に、5MTでは2L入るはずのオイルが300mlほど余ってしまいました。折角なので、同じ粘度(SAE 75W-90(GL-4))が指定されているシフトリンケージオイルの交換にチャレンジします。 なお、シフトリンケージのオイルの規定量は85ml〜90ml。作業はオイルを上から吸い出す必要があるので、ホームセンターでメモリ付きのスポイトを約400円で購入してきました。(※大型スポイ […]
ロードスターの幌に関するエピソードは枚挙にいとまがありません。 なぜなら、それまで雨漏りが普通だった自動車の「幌」において、レベルの底上げを行ったからです。もちろん、最初から成功できたのではなく、他のマツダ車のノウハウや、NAからNBになる段階でもブラッシュアップは常に行われています。 電動幌ではないから安っぽいと思われた時代もありましたが、手動による軽さや高いメンテナンス性、そしてコストがロード […]
すでに旧車カテゴリに片足突っ込んでいるNBロードスターは、放っておいても経年劣化で色々ヤレが出てきます。 幸いにしてロードスターシリーズのパーツ供給は(本当にどうしようもないものを除いて)まだ続いていますので、可能な範囲でコンディションを保つことが可能です。 でも、最初から架装されていたパーツは愛車と一緒に「歴史を刻んだ」ことも事実。これを「味」として、補修して楽しむのもアリではないでしょうか(貧 […]
メーカレストアプログラムだけでなく、全世界のさまざまなショップでレストアされるロードスター。 なぜなら、旧ライトウェイトスポーツと同じく、比較的広い市場へ安価に普及できたことで、アフターパーツの安定供給や補修ノウハウが蓄積されているからです。面白いのは、現状維持以上に突き抜けた近代化改修をおこなうレストア。今回紹介するのはV6エンジンを乗せたNA/NBロードスターのレストアカーです。 ロードスター […]
今や軽自動車ですら電動ステアリングが採用される時代ですが、NA~NCロードスターには油圧式パワーステアリングが採用されており、その機構にはフルード(オイル)が使われています。 パワーステアリングフルードは油脂類でありながら、なかなか交換に目が届きません。なぜなら、交換タイミングがあまり具体化されていない、むしろ無交換指定だからです。でも、これを放置するのはハンドリングマシンのロードスターにとって由 […]
丈夫なロードスターとはいえども、定期的なメンテナンスは必要です。 なぜなら、クルマは約30,000点の部品が集まっている機械であり、常に揺れたり、跳ねたり、熱くなったり、水をかぶったり、放置されたりと、過酷な環境に晒されているのも事実です。整備如何によって、クルマの寿命が変わるといっても過言ではないでしょう。 一方でガレージ保管しているので「乗っていないなら大丈夫では?」という考え方もあります。で […]
ロードスターのエンジンオイルは定期交換しているからメンテナンスは十分と思っていましたが、いつかやろうと思っていたミッションやデフのオイルは、放置していつの間にか9年・・・交換作業では「ドブ色の廃オイル」とともに、ドレーンプラグに「大量の鉄粉」が。 古いクルマであればこそ、これらのメンテナンスをお勧めします。 NBロードスターのオイル交換時期(公式見解) 意識して定期的にエンジンオイルの交換は行って […]
洗いすぎても、ほっときすぎてもいけないオープンカーの幌。 NBロードスター後期の一部から採用された「クロス幌」の洗浄は、ボディ用の洗剤だとアクリル繊維を傷めてしまうので、台所にあった中性洗剤を薄めて使います。 奇麗に乾いた幌の姿は、それだけでカッコよく見えること請け合いです。 自動車用、アクリル繊維のクロス幌 ロードスターはオープンカーなので、屋根が「こうもり傘」のような幌(ほろ)であることが特徴 […]
ギネス世界記録で「世界一売れたオープン2シータースポーツカー」として認定を受けているロードスター。マツダが素敵なのは、該当車両をきちんとピックアップして、保存していることです。ロードスターの年間販売目標は3.6万台といわれており、約30年でギネス記録を達成していますから、とても順調なペースではないでしょうか。 ギネスの名は日本では「すごい記録」くらいの感覚ですが、ヨーロッパではとても名誉なことであ […]