デザイン

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筆文字のロゴ

ロードスター/ミアータの初期ロゴといえば、やはり筆文字。ただ、これはマツダの専売特許ではなく(当然ですね・・・)、日本のメーカーであれば都度採用されていたりします。そもそも、90年代前後は筆文字が間違いなくひとつのトレンドでした。として存在していました。 80スープラ(Supra Mk4) 有名どころでいうと、日本名セリカXX(ダブルエックス)改め、「スープラ(JZA80)マーク4」。いわゆる80 […]

マツダ純正・スポーツアルミ考

コンセプトカー、マツダ「RX-01」をじっくり眺めていたのですが、とあることに気づきました。 記事を書くのに素材を並べていたのですが、マツダのスポーツカー・アルミホイールにはメーカー内でリスペクトがあるのではないかと気づいたのです。 ロータリーとロードスター まずはRX-01(1995)とRX-8後期型(2008)。 エイト(RX-8)のルーツがゼロワン(RX-01)というのは有名な話ですが、エイ […]

フォグランプは無くなるのか?

一般的に自動車の補助灯といえば「フォグランプ」や「デイタイムランニングライト(通称デイライト)」が思い浮かぶと思います。 補助灯の役割といえば、「視界確保」や「常灯による警告」という安全機能に加え、「ファッション」や「ハイパフォーマンスの象徴」・・・つまり、カッコいいから装備されていたという面もあったと思うのです。 特に「デイライト」は2016年10月の保安基準改正により、デイライトの明確な基準が […]

新型MAZDA6に思う

マツダ・アテンザが2019年7月4日付のマイナーチェンジにて、「MAZDA6」へペットネームを変更しました。以前より変わるという噂がありましたが、マイナーのタイミングで名前を変えたという事は、少なくともあと2年以上はフルモデルチェンジが無いことは確定ですね。 予定されていた【ラージプラットフォーム】の【直6エンジン・FR】リリースが1年先延ばしになったという話もあるので(※2019年現在)、マツダ […]

NDロードスター・デザイン備忘録(2014)

2014年9月4日、ついにNDロードスターのデザイン発表会が舞浜アンフィシアターをはじめ、世界3会場で同時に行われました。販売は翌年にも関わらず、デザインピラーたるNDロードスターの力の入れようたるや、嬉しいやら悲しいやら。 ろどすたくん 9月4日以降、全国でNDロードスターのローンチイベントが続いてきます。そこで今回は、2014年9月28日に開催したROCJ主催の新型ロードスターイベント「LON […]

流(ナガレ)と魂動(NC2/NC3ロードスター)

2008年末、NC1から約3年を経てNCロードスターはマイナーチェンジを迎えました。通称「NC2」と呼ばれる進化は、フェイスリフトだけではなくメカとセッティングの熟成など、わかりやすい性能向上がなされました。 NC2ロードスターは、当時のマツダデザインテーマ「流(NAGARE)」をうまく取り込みながら、テーマカラー「サンフラワーイエロー」の鮮烈さも伴い、牧歌的だったNCロードスターのイメージを、研 […]

新世紀の大本命(NCロードスターRHT)

NCロードスターがデビューした約1年後。かねてより噂のあった電動ハードトップモデルがついに発表されました。その名もロードスターRHT(リトラクタブル・ハードトップ)。プジョー206CCから一気にトレンドになった「屋根付き」オープンカーは、商品力強化として必然のモデルでした。 RHTに採用された固定ハードトップは明らかに重量増になってしまいそうな気がします。LWS(ライトウェイトスポーツ)をうたうロ […]

NDロードスター「魂動オブジェ」

2014年9月、NDロードスターが舞浜でお披露目されたときの衝撃は未だに忘れません。ソウルレッドのキリッとしたっボディがスモークの下から現れたとき、本気で震えました。 NDロードスターは1016年のワールドカーオブザイヤー(WCOTY)やワールドデザインオブザイヤー(WCDOTY)をダブル受賞するなど、国内外でも折り紙付きのカッコいいデザイン。メカの出来ももちろん最高なので、最新の人馬一体マシンは […]

新世紀のロードスター(NC1ロードスター)

NAロードスター、NBロードスターともに約15年「同じシャシー」を熟成させた、日本では珍しい車種であるロードスターも、2000年以降の安全/環境レギュレーション対応の延命処置に限界がでていました。そこで2005年8月にフルモデルチェンジしたのが3代目ロードスター、通称NCシリーズです。 RX-8が先ではなかった NA/NBロードスターは贅沢にもスポーツカー専用のN型プラットフォームで生産されていま […]

精悍な表情へ(NBロードスター後期型)

コントラスト・イン・ハーモニー。あまり聞いたことがない響きかもしれませんが、これはフォード傘下に入った90年終わりころから謳われた、マツダブランド戦略のキャッチフレーズです。 マツダ・ブランド戦略 「コントラスト・イン・ハーモニー」は、一目でわかる「マツダの存在感」と「機能・スタイリングの調和」を意図しています。そこで、マツダ車のデザインにおいて、絶対に変えてはいけない不文律が設定されました。それ […]

最後の「ときめきのデザイン」(NBロードスター前期型)

90年代後半のマツダといえば、今や伝説の迷走期。多チャンネル戦略(マツダ、アンフィニ、ユーノス、オートザム、オートラマ、アマティ(企画のみ))の崩壊にともない、経営再建のためにフォード経営の傘下に入り、ディーラーおよび車種の統廃合が行われました。 時代背景 当時のマツダ・デザインテーマ「響きのデザイン」も虚しく、車種ラインナップに残されたのは基幹モデルのみ。マイナーチェンジで延命されたRX-7(F […]

マツダデザイン遍歴

マツダといえば昔から「走る喜び」を全面に打ち出しながら、デザインも「心ときめく」素敵なモデルを発表しています。そしてデザイン・アイデンティティを表現するために、テーマを設定していることでも有名です。 そのルーツは1990年前半までさかのぼります。当時、マツダの戦略で「人の感情に訴えかける魅力」をもとに差別化すると、ワールドワイド・ブランド・ポジョニングを策定していったそうです。 ちなみに、この写真 […]

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