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かつて一世を風靡した「クーペスタイル」というクルマは、2枚ドアのスタイリッシュな乗用車を指す言葉です。
その語源は「二人乗りの箱馬車」であり、本来多く運ぶことをよしとするはずの移動手段を、趣味とか優雅さに振っている【無駄で贅沢】なものかも知れません。
でも、そう考えると大昔から乗り物好きは、その【無駄で贅沢】が大好きなんですよね・・・
そういう意味では、現在の「SUVクーペ」とか「4ドアクーペ」といった派生ジャンルも「屋根が低くスタイリッシュ」なことを「クーペ」という響きで補正しています。本来広くあるべきSUVというキャラクターを、デザイン重視で狭くしているのですから、いい得て妙な表現です。
さて、オープンカーであるロードスターには純正オプションとして「脱着式ハードトップ(DHT)」が用意されています。しかし、初代NAロードスターの企画当初から、デザイナーサイドでは「固定ルーフ」を用いたクーペ化構想が存在していました。
そのようななか、実際に市販までこぎつけたのが、NBロードスターベースの「ロードスタークーペ」。
発売当初は「誰が買うんだ?」とまでいわれていましたが、今では本当に好きな方の手に渡り、大切にされているようです。今回はそんなロードスタークーペ関連のストーリー特集です。
よろしければご覧いただければ幸いです。
歴代ロードスター クーペコンセプト(Coupe1)
https://mx-5nb.com/2020/02/14/coupe1/
国産最後の5ナンバーFR ロードスタークーペ(Coupe2)
https://mx-5nb.com/2020/02/15/coupe2/
職人が組んだロードスタークーペ(Coupe3)
https://mx-5nb.com/2020/02/16/coupe3/
ロードスタークーペその後(Coupe4)
https://mx-5nb.com/2020/02/17/coupe4/
ロードスタークーペ コンプリートカーmm1(前半)
https://mx-5nb.com/2020/02/28/mm1-1/
ロードスタークーペ コンプリートカーmm1(後半)
https://mx-5nb.com/2020/02/29/mm1-2/