ロードスター の「楽しさ」にある哲学

ロードスター の「楽しさ」にある哲学

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ロードスターはどう楽しいのか?そう聞かれて「乗ればわかる」では、普通なら伝わりません。人馬一体だとギリ雰囲気は伝わるけどまだ不鮮明。美しく走る?・・・は最も意味不明。Be a Driver.やzoom-zoomは楽しそうな走りを連想でき、秀逸なキャッチでした。

ライトウェイトスポーツの明確な定義は存在しない


実は、このサイトでもよく使う「ライトウェイトスポーツカー(LWS)」というジャンルですが、これには明確な定義は存在せず、ざっくり「小型軽量で楽しいクルマ」がそれにあたるようです。

つまり、古き良きブリティッシュスポーツのロータスエランみたいな分かりやすいものだけではなく、国産の旧レビン/トレノやCR-Xなどから、アルトワークスを始めとしたスポーツ軽、スイフトやデミオスポルトなどもLWSといって過言ではないようです。(なお、海外ではRX-7や現行型86もLWSの範疇になるようです。)

さて、ロードスターも古き良き時代の「FR駆動」「2シーター」「オープンボディ」というある意味ステレオタイプなLWSをリスペクトしたモデルであり、それをアフォーダブル(手の届く)な存在として市場提供する・・・つまり、自分で買えるスポーツカーという企画が源泉にありました。

したがって、NB/NCロードスター開発主査である貴島さんは、ロードスターの「軽さは性能」とされていますが、その一方で下記のようにも語っています

1トン切るのは記号性であって、クルマが楽しくなかったら何の意味もないし、そういうことが指標になっていないのはまずい。軽量化はいいことだけれど、「軽いこと」が目的になってしまってはいけない。
https://mx-5nb.com/2020/05/20/kijima2018-9/

そこで今回は、ロードスターという「小型軽量で楽しいクルマ」を実現させるために存在した、様々な開発ストーリーをご紹介します。

ロードスターの「楽しさ」にある哲学


スープラとロードスターの「ハンドリング」を比較する
https://mx-5nb.com/2020/01/27/grsupra/


ロードスターの人馬一体とは(前編)
https://mx-5nb.com/2019/11/08/jinba-ittai1/


ロードスターの人馬一体とは(後編)
https://mx-5nb.com/2019/11/10/jinba-ittai2/


NAロードスターが割り切ったもの
https://mx-5nb.com/2019/11/11/jinba-ittai3/


二軍の反骨精神
https://mx-5nb.com/2019/12/21/second-flag/


NBロードスター(NB6C)の魅力
https://mx-5nb.com/2019/11/01/nb-impression/

以上、ご参考頂ければ幸いです。

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