NAロードスターAT仕様(NA8Csr2)試乗記
クルマはじっくり乗ってみなければわからない。今回はユーノスロードスター1800シリーズ2の「Vスペシャル・タイプⅡ」オートマチックトランスミッション(4AT)仕様をお借りしてきました。 走行距離は驚きの3万km台、恐ろしいほどオリジナルコンディションを保っており機関も良好です。しかも、当時はメーカーオプション扱いだったABSまで装着されているフルオプション(=全部入り)ロードスターです。 このロー […]
クルマはじっくり乗ってみなければわからない。今回はユーノスロードスター1800シリーズ2の「Vスペシャル・タイプⅡ」オートマチックトランスミッション(4AT)仕様をお借りしてきました。 走行距離は驚きの3万km台、恐ろしいほどオリジナルコンディションを保っており機関も良好です。しかも、当時はメーカーオプション扱いだったABSまで装着されているフルオプション(=全部入り)ロードスターです。 このロー […]
ロードスターの幌を長持ちさせる方法(本末転倒) ロードスター特有の、普通のクルマでは中々ない消耗品といえば「幌」、すなわちコンバーチブル・トップです。でも、交換となるとそれなりの出費が嵩(かさ)むので長持ちをさせたいところ。 ちなみに、幌が痛む最大の原因をご存じでしょうか? それは・・・「幌を開けること」です。つまり、オープンカーを楽しむための開閉行為が最大のネックであり、一番幌の布生地にダメージ […]
ハロゲンランプの特徴 NBロードスターの灯火類(ヘッドライトやテールライトなど)は80年代から続く、古き良き歴史のあるハロゲンランプが採用されています。 余談ですが、クルマのランプを「バルブ」と呼ぶのは、点灯する電球が「筒」の形状になっていることに由来します。性能向上のために内部には、不活性ガス(窒素やアルゴン等)とハロゲンガス(ヨウ素、臭素等)が微量注入されている、超技術で出来ているんですね。 […]
自動車にはワンポイントのアクセントとして、エンブレムやグリルなどのパーツはメッキで加飾されていることが多いです。 メッキは「金属被膜」をおこなう表面処理。実は、そこに目に見えない(ミクロン単位の)穴があり、汚れを放置していると水や埃が入り込んで、点錆が発生します。最悪な事態の「メッキ剝がれ」は、これが原因です。 そこで今回は、NBロードスターのメッキパーツメンテナンスを行います。 NBロードスター […]
2021年10月24日(日)に「軽井沢ミーティング」が開催されました。 このイベントは約1000台のロードスターが全国から集結するだけでなく、有名ショップやマツダ開発陣(OB含む)までが参加する、歴史と人気がある大型イベントです。残念なのは、駐車スペースの関係上(2015年あたりから)参加が抽選形式になってしまった事でしょうか。NDロードスターデビューにあわせて人気が促進した感じなので、NDって本 […]
1989年(昭和64年/平成元年)は世界と肩を並べる日本車が誕生した”当たり年”として、よく話題に上がります。スカイラインGT-R、フェアレディZ、セルシオ、レガシィそしてユーノスロードスターと、(名前や車格は変わろうとも)未だに後継車種が生産されている名車たちが生まれた特異点です。 一方、ビデオゲームもこの時期には大きな転換期を迎えていました。現在はゲームにおける立体描写(3D表現)は当たり前に […]
A氏はもともと彼女がNB2ロードスターのATに乗っており、それを同じNBロードスターのMT新車に乗り換えるラッキーな展開になりました。ただ、当初はオーナーとしてではなくメンテナンス担当としてロードスターに触れていたそうです。 そこで今回は、メインオーナーになった経緯と、そこから「得たもの」と「失ったもの」、そして、どういった理由で20年乗り続けたロードスターを「降りる」決断に至ったのか・・・そんな […]
今や軽自動車ですら電動ステアリングが採用される時代ですが、NA~NCロードスターには油圧式パワーステアリングが採用されており、その機構にはフルード(オイル)が使われています。 パワーステアリングフルードは油脂類でありながら、なかなか交換に目が届きません。なぜなら、交換タイミングがあまり具体化されていない、むしろ無交換指定だからです。でも、これを放置するのはハンドリングマシンのロードスターにとって由 […]
丈夫なロードスターとはいえども、定期的なメンテナンスは必要です。 なぜなら、クルマは約30,000点の部品が集まっている機械であり、常に揺れたり、跳ねたり、熱くなったり、水をかぶったり、放置されたりと、過酷な環境に晒されているのも事実です。整備如何によって、クルマの寿命が変わるといっても過言ではないでしょう。 一方でガレージ保管しているので「乗っていないなら大丈夫では?」という考え方もあります。で […]
ロードスターのエンジンオイルは定期交換しているからメンテナンスは十分と思っていましたが、いつかやろうと思っていたミッションやデフのオイルは、放置していつの間にか9年・・・交換作業では「ドブ色の廃オイル」とともに、ドレーンプラグに「大量の鉄粉」が。 古いクルマであればこそ、これらのメンテナンスをお勧めします。 NBロードスターのオイル交換時期(公式見解) 意識して定期的にエンジンオイルの交換は行って […]
洗いすぎても、ほっときすぎてもいけないオープンカーの幌。 NBロードスター後期の一部から採用された「クロス幌」の洗浄は、ボディ用の洗剤だとアクリル繊維を傷めてしまうので、台所にあった中性洗剤を薄めて使います。 奇麗に乾いた幌の姿は、それだけでカッコよく見えること請け合いです。 自動車用、アクリル繊維のクロス幌 ロードスターはオープンカーなので、屋根が「こうもり傘」のような幌(ほろ)であることが特徴 […]
何が起こるか分からない天候が続く昨今、世界一の幌を持つロードスターであれども、オープンカーなりの雨漏り対策はやって損になることはありません。快適なキャビンを保つことは、愛車を楽しめる事とイコールだからです。 ただ、ロードスターで雨漏りが起こるのはキャビンだけではありません。雨上がり、ふとトランクを開けて底に「水たまり」ができていたら、テンションはだだ下がりになること請け合いです。 ちなみに私の愛車 […]