自分に合ったロードスターの選び方(参考)
90年以降のネオヒストリックカー、特にスポーツカーの中古販売相場が高騰し始めています。 なにせ、安全基準も快適性能も最低限だから車体は軽く(その代わり緩い)、環境性能よりも馬力を追求した時代だからガソリンもバカスカ食べてカーボンをまき散らし・・・一方で、日本車が世界に追いつけ・追い越せと「尖っていた」時代の産物ですから、もう二度と生まれないであろう希少性という意味で理解はできます。 さらに、25年 […]
90年以降のネオヒストリックカー、特にスポーツカーの中古販売相場が高騰し始めています。 なにせ、安全基準も快適性能も最低限だから車体は軽く(その代わり緩い)、環境性能よりも馬力を追求した時代だからガソリンもバカスカ食べてカーボンをまき散らし・・・一方で、日本車が世界に追いつけ・追い越せと「尖っていた」時代の産物ですから、もう二度と生まれないであろう希少性という意味で理解はできます。 さらに、25年 […]
1989年(昭和64年/平成元年)は世界と肩を並べる日本車が誕生した”当たり年”として、よく話題に上がります。スカイラインGT-R、フェアレディZ、セルシオ、レガシィそしてユーノスロードスターと、(名前や車格は変わろうとも)未だに後継車種が生産されている名車たちが生まれた特異点です。 一方、ビデオゲームもこの時期には大きな転換期を迎えていました。現在はゲームにおける立体描写(3D表現)は当たり前に […]
古いクルマに乗っていると【突然やってくる】トラブルのひとつが電装系です。それが機器の故障であれば交換検討を行う必要がありますが、意外な原因として存在するのが「ヒューズ」の経年劣化による断線。 そこで、10年10万キロ以上走っている愛車のヒューズ状態を確認するとともに、予防整備の交換作業を行っていきます。 そもそも、ヒューズの役割とは ヒューズ(fuse)の役割は一般的に、定格以上の大電流が生じたと […]
クルマには様々なライバル対決がありますが、近年とくに前評判からバチバチやっていたのは「ヤリスVSフィット」。結果的には(※2021年現時点で)ヤリスの圧勝ですが、価格や性能がほぼ変わらない両者で差が出てしまったのは何なのか、とても気になります。 単体で見ればフィットは何も問題がなく、むしろ可愛いなかにも凛とした主張を感じる素敵なクルマだと思うのです。しかし、歴代フィットを踏まえると私見ではあります […]
A氏はもともと彼女がNB2ロードスターのATに乗っており、それを同じNBロードスターのMT新車に乗り換えるラッキーな展開になりました。ただ、当初はオーナーとしてではなくメンテナンス担当としてロードスターに触れていたそうです。 そこで今回は、メインオーナーになった経緯と、そこから「得たもの」と「失ったもの」、そして、どういった理由で20年乗り続けたロードスターを「降りる」決断に至ったのか・・・そんな […]
NBロードスターを新車購入し約20年間乗り続けた友人A氏が、ついにロードスターから「降りる」決断をしました。ただ、趣味性の高いクルマの卒業ですから、そこには様々な思いや葛藤があったことが想定できます。 そこで、あえてA氏にその意図を伝えてインタビュー依頼をすると、無事に快諾をいただけました。今回はNBロードスターが新車販売されていた当時の貴重な証言として「NBロードスターを迎えるまで」の内容です。 […]
公道では安全運転を心掛けていても、(貰い事故といったら大げさですが)どうしても避けられないトラブルがあります。そのひとつが「飛び石」被害。 例えば、砂利トラックが前にいたら離れて走行していてもミサイルが飛んでくる事はあるし、高速道路でたまたま他車が跳ね上げた石がぶつかる・・・なんて、予測できずに起こります。 「ガコッ」「バチッ」・・・耳慣れない音や、振動を感じたらまさに要注意。樹脂製のバンパーであ […]
ミッションオイル交換時に、5MTでは2L入るはずのオイルが300mlほど余ってしまいました。折角なので、同じ粘度(SAE 75W-90(GL-4))が指定されているシフトリンケージオイルの交換にチャレンジします。 なお、シフトリンケージのオイルの規定量は85ml〜90ml。作業はオイルを上から吸い出す必要があるので、ホームセンターでメモリ付きのスポイトを約400円で購入してきました。(※大型スポイ […]
ロードスターの幌に関するエピソードは枚挙にいとまがありません。 なぜなら、それまで雨漏りが普通だった自動車の「幌」において、レベルの底上げを行ったからです。もちろん、最初から成功できたのではなく、他のマツダ車のノウハウや、NAからNBになる段階でもブラッシュアップは常に行われています。 電動幌ではないから安っぽいと思われた時代もありましたが、手動による軽さや高いメンテナンス性、そしてコストがロード […]
内燃機関(ICE=インターナル・コンバッション・エンジン)の自動車存続に制限がかかりそうな昨今ですが、試行錯誤の末えらばれた次世代の自動車は電動化(EV)の道をたどりそうです。ただ、その過程には様々なプロトタイプの電動車が存在していました。 特に注目したいのは、新進気鋭のMX-30ではなく、MX-5・・・つまり、私たちのロードスターも既にEV化されていて、その実証実験が行われていたことです。現在の […]
すでに旧車カテゴリに片足突っ込んでいるNBロードスターは、放っておいても経年劣化で色々ヤレが出てきます。 幸いにしてロードスターシリーズのパーツ供給は(本当にどうしようもないものを除いて)まだ続いていますので、可能な範囲でコンディションを保つことが可能です。 でも、最初から架装されていたパーツは愛車と一緒に「歴史を刻んだ」ことも事実。これを「味」として、補修して楽しむのもアリではないでしょうか(貧 […]
メーカレストアプログラムだけでなく、全世界のさまざまなショップでレストアされるロードスター。 なぜなら、旧ライトウェイトスポーツと同じく、比較的広い市場へ安価に普及できたことで、アフターパーツの安定供給や補修ノウハウが蓄積されているからです。面白いのは、現状維持以上に突き抜けた近代化改修をおこなうレストア。今回紹介するのはV6エンジンを乗せたNA/NBロードスターのレストアカーです。 ロードスター […]