マツダ

1/2ページ

あの時、NDを購入しなかった理由

2015年春、ついにNDロードスターがデビュー! 2015年春に販売が開始された第4世代ロードスター、いわゆるND型は噂にたがわぬ素晴らしい出来であり、クルマを語るメディアは総出で「最高傑作」と浮足立ちました。 時代背景としてもエコだミニバンだと騒いだあとに、2012年に発売されたトヨタ86のおかげで「スポーツカーも許される」機運が高まっていたうえで、ついに燃料投入されたということで、まさに「お祭 […]

二軍の反骨精神

今では想像できないかも知れませんが、かつての「ロードスター乗り」はモヤモヤした思いを時代がありました。それはマツダのフラグシップスポーツカー、ロータリーエンジンを搭載する「RXシリーズ」の存在があったからです。 ロードスターは最高!しかし、後ろめたさがあった・・・ 私は新卒2年目に、親からの借金となけなしの貯金をはたいて、やっと自分の愛車を手に入れました。 中古車ではありますが、平成4年式の「ユー […]

クラシックレッドである決意

意外な「赤い」クルマ 2012年某日、自動車好きならば驚かずにはいられなかった、フルモデルチェンジを発表した際のピンク色に塗装された「クラウン」。今でこそ慣れてきましたけれど、当時は派手な王冠グリルもインパクトがあり、とんでもない時代になったな・・・という記憶が残っています。 流石にピンク色はカタログカラーとはなりませんでしたが、限定車として発売されました。たまに街で見かけますので、トヨタファン( […]

レストアプログラムに思う事

歴史的快挙!NBロードスターのレストアは? NBロードスターは現時点で対象外ですが、初期N型プラットフォームとしてパーツコンバートが可能であることへの希望と、マツダの「文化を継続する」心意気は賞賛せずにはいられない「NAロードスターレストアプログラム」。 海外ではフェラーリもポルシェもランボルギーニもメーカー公認で行われる旧車にレストアサービス。実は国内でも「NSX」にはメーカー公式プログラムが存 […]

MPSシリーズ エピローグ(MPS-5)

複数回続いた「MPS」シリーズのエピローグは、ロードスターターボの組み付け風景と、その他のマツダ・パフォーマンス・シリーズの紹介です。 今まではNBロードスターを中心に書いていきましたが、マツダはこんなバカやっていた(褒め言葉)時期もあるという補足です。 ロードスターターボの組立て マツダは世界でも類を見ないひとつの生産ラインで多様な車種を組み立てる「混流生産」を行うことで有名です。ロードスターも […]

重箱の隅(ごめんなさい)

毎年7月あたりにRCOJ主催にて横浜マツダR&Dセンターで開催される「ロードスター展」。ロードスター乗りであれば思わず唸る展示をすることで有名です。今回は、貴重なコンセプトカーが展示された2012年のレポートです。 フォトレポートなどはメディア記事や個人ブログで拝見することが出来ますが、ここはひねくれて重箱の隅をチェックしたレポートです。決して馬鹿にしているのではなく、リスペクトしている […]

デミオのルームミラー移植

とある春先、ファミリーカーとして愛用していた2代目デミオ(DY3W)を降り、残念ながら廃車手続きをする事にしました。悪質な業者さんだと廃車手続きをせずに海外市場に流してしまうそうですね・・・ デミオの形見を受け取る こだわりのスパイシーオレンジのデミオ。車屋さんにて、廃車なら形見を貰っていいですか?と聞くと、あっさり快諾いただきました。 そこで、手続き終了後とともにデミオに移動して、ルームミラーと […]

マツダ純正・スポーツアルミ考

コンセプトカー、マツダ「RX-01」をじっくり眺めていたのですが、とあることに気づきました。 記事を書くのに素材を並べていたのですが、マツダのスポーツカー・アルミホイールにはメーカー内でリスペクトがあるのではないかと気づいたのです。 ロータリーとロードスター まずはRX-01(1995)とRX-8後期型(2008)。 エイト(RX-8)のルーツがゼロワン(RX-01)というのは有名な話ですが、エイ […]

撃沈、東京モーターショー2019

2019年10月21日(日曜日)、前評判はともかくとしてクルマ趣味の弟と一緒に東京モーターショーへ行ってきました。私の次女と甥っ子も含めた4人パーティです。 凄まじい人混み 今回のモーターショーは目玉となるクルマが非常に少ないから、そんなに混んではいないだろう・・・なんて予想は大きく覆り、休日・子供無料・無料開放ゾーン設置という条件がそろったからか、とんでもない人混みでした。老若男女・国際的な顔ぶ […]

新型MAZDA6に思う

マツダ・アテンザが2019年7月4日付のマイナーチェンジにて、「MAZDA6」へペットネームを変更しました。以前より変わるという噂がありましたが、マイナーのタイミングで名前を変えたという事は、少なくともあと2年以上はフルモデルチェンジが無いことは確定ですね。 予定されていた【ラージプラットフォーム】の【直6エンジン・FR】リリースが1年先延ばしになったという話もあるので(※2019年現在)、マツダ […]

NDロードスター「魂動オブジェ」

2014年9月、NDロードスターが舞浜でお披露目されたときの衝撃は未だに忘れません。ソウルレッドのキリッとしたっボディがスモークの下から現れたとき、本気で震えました。 NDロードスターは1016年のワールドカーオブザイヤー(WCOTY)やワールドデザインオブザイヤー(WCDOTY)をダブル受賞するなど、国内外でも折り紙付きのカッコいいデザイン。メカの出来ももちろん最高なので、最新の人馬一体マシンは […]

マツダデザイン遍歴

マツダといえば昔から「走る喜び」を全面に打ち出しながら、デザインも「心ときめく」素敵なモデルを発表しています。そしてデザイン・アイデンティティを表現するために、テーマを設定していることでも有名です。 そのルーツは1990年前半までさかのぼります。当時、マツダの戦略で「人の感情に訴えかける魅力」をもとに差別化すると、ワールドワイド・ブランド・ポジョニングを策定していったそうです。 ちなみに、この写真 […]