歴史

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正直に作った、ロードスター(2017まとめ)

開発元主査 貴島孝雄さんインタビューまとめです。最後は改めて、スポーツカーを続けていくための哲学と、そして「ロードスターをやって良かったこと」をお聞きしています。 スポーツカーを続けていく為に ポルシェは当然として、ベンツにしてもアウディにしてもBMWにしても、カーメーカーの掲げる看板になるからスポーツモデルはサイクリックに提供している。しかし日本は、それが一気になくなってしまった。これでは文化に […]

貴島孝雄さんインタビュー(2017)プロローグ

NBロードスターを振り返るアーカイブとして、NAロードスター後期、NB・NCロードスターの開発主査をされていたミスター・ロードスター貴島孝雄さんに時間を頂き、たっぷりとロードスターの話を聴きに行って来ました。 2017年と、2018年の夏に山口東京理科大学の貴島研究室にお伺いした内容を、複数回に分けてレポートさせて頂きます。 貴島孝雄さんプロフィール 今更ではありますが、貴島さんのプロフィールをご […]

筆文字のロゴ

ロードスター/ミアータの初期ロゴといえば、やはり筆文字。ただ、これはマツダの専売特許ではなく(当然ですね・・・)、日本のメーカーであれば都度採用されていたりします。そもそも、90年代前後は筆文字が間違いなくひとつのトレンドでした。として存在していました。 80スープラ(Supra Mk4) 有名どころでいうと、日本名セリカXX(ダブルエックス)改め、「スープラ(JZA80)マーク4」。いわゆる80 […]

大きく見せたかった時もある

NDロードスターのキーワードといえば「原点回帰」・・・って、歴代ロードスターはいつも同じプレスリリースしている気がしますね。「キープコンセプトではなく、コンセプトを変える必要はない!」とは、ミスタースポーツカーの発言です。 今更ですが2014年に舞浜でNDロードスターのデザインが発表されたとき、もっとも賛否両論あったのがリアビュー、テールランプのデザインだったと思います。 小さく見せたいNDのテー […]

リッジレーサーフルスケール(AC-GAME)

今回はビデオゲームの話です。ゲームのいちジャンルとして定着しているのが「レースゲーム」というカテゴリです。近年、その進化は凄まじいものがあります。 ここ近年、家庭用ゲーム機やスマートフォンのスペックがまでが、とんでもないことになっています。有名どころでいえば、家庭でもプレイできる「グランツーリスモ」などは凄いレースゲームの代表格でしょうか。 しかし、ひと昔前の最先端ゲームといえばアーケードゲーム( […]

新型MAZDA6に思う

マツダ・アテンザが2019年7月4日付のマイナーチェンジにて、「MAZDA6」へペットネームを変更しました。以前より変わるという噂がありましたが、マイナーのタイミングで名前を変えたという事は、少なくともあと2年以上はフルモデルチェンジが無いことは確定ですね。 予定されていた【ラージプラットフォーム】の【直6エンジン・FR】リリースが1年先延ばしになったという話もあるので(※2019年現在)、マツダ […]

流(ナガレ)と魂動(NC2/NC3ロードスター)

2008年末、NC1から約3年を経てNCロードスターはマイナーチェンジを迎えました。通称「NC2」と呼ばれる進化は、フェイスリフトだけではなくメカとセッティングの熟成など、わかりやすい性能向上がなされました。 NC2ロードスターは、当時のマツダデザインテーマ「流(NAGARE)」をうまく取り込みながら、テーマカラー「サンフラワーイエロー」の鮮烈さも伴い、牧歌的だったNCロードスターのイメージを、研 […]

新世紀の大本命(NCロードスターRHT)

NCロードスターがデビューした約1年後。かねてより噂のあった電動ハードトップモデルがついに発表されました。その名もロードスターRHT(リトラクタブル・ハードトップ)。プジョー206CCから一気にトレンドになった「屋根付き」オープンカーは、商品力強化として必然のモデルでした。 RHTに採用された固定ハードトップは明らかに重量増になってしまいそうな気がします。LWS(ライトウェイトスポーツ)をうたうロ […]

新世紀のロードスター(NC1ロードスター)

NAロードスター、NBロードスターともに約15年「同じシャシー」を熟成させた、日本では珍しい車種であるロードスターも、2000年以降の安全/環境レギュレーション対応の延命処置に限界がでていました。そこで2005年8月にフルモデルチェンジしたのが3代目ロードスター、通称NCシリーズです。 RX-8が先ではなかった NA/NBロードスターは贅沢にもスポーツカー専用のN型プラットフォームで生産されていま […]

精悍な表情へ(NBロードスター後期型)

コントラスト・イン・ハーモニー。あまり聞いたことがない響きかもしれませんが、これはフォード傘下に入った90年終わりころから謳われた、マツダブランド戦略のキャッチフレーズです。 マツダ・ブランド戦略 「コントラスト・イン・ハーモニー」は、一目でわかる「マツダの存在感」と「機能・スタイリングの調和」を意図しています。そこで、マツダ車のデザインにおいて、絶対に変えてはいけない不文律が設定されました。それ […]

最後の「ときめきのデザイン」(NBロードスター前期型)

90年代後半のマツダといえば、今や伝説の迷走期。多チャンネル戦略(マツダ、アンフィニ、ユーノス、オートザム、オートラマ、アマティ(企画のみ))の崩壊にともない、経営再建のためにフォード経営の傘下に入り、ディーラーおよび車種の統廃合が行われました。 時代背景 当時のマツダ・デザインテーマ「響きのデザイン」も虚しく、車種ラインナップに残されたのは基幹モデルのみ。マイナーチェンジで延命されたRX-7(F […]

NBロードスターの新車見積価格

今回はNBロードスターの新車見積価格の話です。私事ですが、初代NAロードスターを愛車にしていた2002年当時、峠で自爆したり、エンジンオイルが染み出してきたり、走っているだけで異音が鳴っていたりと可哀想な状態になっていました。 その際、たまたま経済的にクルマが買える時期になり、新車の「ロードスター」に乗りたいとディーラーに通い始まったのです。(見積にあるアンフィニの名前が泣かせますね・・・) 20 […]

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