GATE製1/18 ロードスターの世界
過去のアイテムにプレミアがつくのは昔からよくある話ですが、感染症の蔓延によりオンライン生活が身近になったせいでしょうか・・・趣味性の高いものに対するアイテムは、プレミアというよりもボッタクリ価格が横行している気がします。 そこで今回は、その筆頭といっても過言ではないGATE製のミニカー(モデルカー)をご紹介します。 1/18ビッグスケール、元は驚異の2900円 「GATE(ゲート)」とは、1998 […]
過去のアイテムにプレミアがつくのは昔からよくある話ですが、感染症の蔓延によりオンライン生活が身近になったせいでしょうか・・・趣味性の高いものに対するアイテムは、プレミアというよりもボッタクリ価格が横行している気がします。 そこで今回は、その筆頭といっても過言ではないGATE製のミニカー(モデルカー)をご紹介します。 1/18ビッグスケール、元は驚異の2900円 「GATE(ゲート)」とは、1998 […]
今でこそ全ての「ロードスター」を愛してやまない私ですが、かつてはユーノス神を信望するNAロードスター信者でした。 当時の言動を振り返ると壮大なブーメランになり心が痛いのですが・・・歴史は繰り返すものなのでしょうか、「〇〇はロードスタじゃない」なんて、今でも似たような声を耳にすることがあります。そこで、後々痛い目に合って欲しくない教訓の備忘録です。 「マツダ・ロードスター」の大前提 大前提になります […]
歴代ロードスターに装備されている「三角窓」。これは、初代「コスモスポーツ」から続くマツダ・スポーツカーのデザインオマージュな部分もありますが、実は実用的な事情も見えてきます。今回はそんなトピックです。 そもそも「三角窓」とは 全天候型として運用されるクルマにおいて、そもそもエアコン(クーラー)が普及したのは80年~90年のこと。もちろん、今よりも気候変動が穏やかだったので「窓を開ければ涼しい」と時 […]
なぜかアフターパーツ扱いな「フロアマット」 座席の足元を汚れから守る大切なオプション「フロアマット」。およそ9割以上のクルマに装着されているとされていますが、メーカーオプションではなくショップオプション(ディーラーオプション)なので、古いクルマのカタログ画像で目にすることは少なかったりします。(NBロードスターのカタログは、総じて足元がお留守です) フロアマットを標準化しない主な理由は「自分のライ […]
かつてのユーノス乗りであれば一度は憧れた(と思われる)、ホビーメーカー京商による1/18ビッグスケール・ダイキャストカー「ユーノスロードスター」。 同社は今でこそ高精細なミニカーを提供するブランドとしての地位を確立していますが、古くはR/Cカー(ラジコン)で名を馳せたメーカーでした。90年当時、満を辞してミニカー業界へ参入する足掛かりとして選ばれた一台が、当時大ヒットをしていた「ユーノスロードスタ […]
オークションやホビーショップで、どうしても見逃せないジャンクコーナー。誰かにとってはゴミだけど、たまにお宝も混ざっているのです。特に、手のひらに乗るトミカサイズ(約1/64)のダイキャスト製ミニカーは小サイズならではのアレンジが効いていて、少し手を加えるだけで見違えるのです。 そこで今回は、3台ほどレストアをしてみました。 トミカ「アバルト124スパイダー」の再塗装 いきなりロードスターではあ […]
「DUO101」から「V705」へ マツダ北米スタジオ(MANA)のアドバンスデザイン「DOU101」をベースに発足した「P729」オープンスポーツプロジェクト。社内デザインコンペを勝ち抜いたとはいえ、量産化の道のりはまだ先が見えない状態でした。しかし、有志の計らいで当時マツダで新設された技術研究所における「樹脂ボディ開発」の名目を得ることにより、可動プロトタイプが制作されることになります。 前回 […]
ロードスター企画前夜 どのようなクルマにも歴史はありますが、なかなか表舞台に出ることはありません。ただ、幸いなことにロードスターは様々な記録が残されています。ただ、媒体によって細かいディティールが違うので、あえて再調査したものをご紹介させていただきます。 1976年、米国モータートレンド誌のジャーナリストで日本語も堪能なボブ・ホール氏が、マツダのトップエンジニア、ロータリーの父とされる山本健一常務 […]
ロードスターにはフライングM(マツダ・カモメマーク)やMAZDA/Roadsterのロゴバッジなど、ブランドや愛称を示すロゴマークが加飾されています。ただ、よく目を凝らしてみるとその他にも多くの文字列が隠れているのをご存じでしょうか。 その正体は、世界各国の保安基準適合を表すもの。一見ただの文字列に見えますが色々な意味が示されていて、パーツの仕様を確認をすることも可能です。近代のクルマでは目立たな […]
ユーノスロードスターは、基本エアコンレス仕様 ロードスター史上、古い方しか覚えていないであろうトリビアのひとつに、初代ユーノスロードスター(NA)は最終型まで「エアコンがショップオプション(ディーラーオプション)だった」というものがあるでしょう。 今の基準で考えるとなぜ?となるかもしれませんが、そもそも当時はエアコンレス車両が珍しくなかった時代であり、スポーツカーに余計な装備は不要という考え方もあ […]
あらゆる特異点、1989年(平成元年) 1989年(昭和64年、平成元年)の日本といえば、バブル経済まっしぐらの好景気。我らがロードスターをはじめ、スカイラインGT-Rやレガシィ、セルシオなどの名車が誕生した、国産自動車の歴史における特異点として良く語られます。 ただ、この年は自動車だけでなく、様々なヒット商品が生まれた年としても知られています。ざっと書くだけでも・・・ ・ハンディカムTR-55( […]
ヒトの感覚ほど繊細で分かりづらいものはありません。なにせ価値観の「基準」は十人十色なので、それが正しいかなんて他人には判断できないからです。 特に、(私も書いていますが)クルマのインプレッションはその最たるもので、記述者の経験の「軸」がどこにあるかで、評価は180度変わることもザラにあります。もちろん好きも嫌いも正しいでしょうし、共感できればOKという考え方もありますし、定量的にクルマを知るために […]