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NBロードスター時代のコンセプトカー(1998-2004)

「コンセプトカー」とはメーカーが展示目的で製作したクルマです。 その意図としては「デザインや企画の方向性を発表するもの」もしくは「そのまま市販できるレベル」という二つの方向性に分かれます。そして、お披露目において好評だった企画要素は、さまざまな形で市販車両へフィードバックされていくのです。 さて、NBロードスターの発売期間は1998年~2005年。その間にはロードスターの「方向性」を模索する、様々 […]

ロードスター(NB6C) 5MTの魅力

愛車が「楽しい瞬間」を言語化する 走る、見る、触る。メカをいじっても、洗車をしても、楽しい。クルマの価値観は様々あれど、とりわけ自分の愛車が最高だと思う瞬間ってありませんか。ただ、それを人に伝えるのはなかなか難しものです。 特に趣味車であるロードスターは多様なカスタマイズをされているので、【愛車の良さ】を聴かれたらどう答えようか・・・などと、いらぬ心配までしてしまいます。そこで今回は、NB6ロード […]

レストアプログラムに思う事

歴史的快挙!NBロードスターのレストアは? NBロードスターは現時点で対象外ですが、初期N型プラットフォームとしてパーツコンバートが可能であることへの希望と、マツダの「文化を継続する」心意気は賞賛せずにはいられない「NAロードスターレストアプログラム」。 海外ではフェラーリもポルシェもランボルギーニもメーカー公認で行われる旧車にレストアサービス。実は国内でも「NSX」にはメーカー公式プログラムが存 […]

発煙筒をアップデートする

気づいたら有効期限切れの「発煙筒」 NBロードスターはそれなりに古いクルマです。なので、気づいたら様々なパーツが経年劣化しているなんてことがよく起こります。 今回は「発煙筒」のメンテナンスです。以前デミオの車検を受けた際に発煙筒が【有効期限切れ直前】で、次回は交換になると指摘されていました。 別件でホームセンターに行った際、大量に販売されていた発煙筒をみてそのことを思い出しました。ただ、値段は同じ […]

NDロードスター デビュー時の備忘録(2015)

販売好調!NDロードスター NDロードスターの販売開始から1か月経過した2015年6月、マツダのプレスリリースでも販売好調というプレスリリースがありました。累計受注台数が新車効果もあって6月21日時点で5,042台になったそうです。 なお、当時の広報資料を抜粋しますと・・・ グレード別での受注構成比は、「S Special Package」が52%、「S Leather Package」が39%、 […]

ユーノスの継承(MX-5 EUNOS EDITION)

ロードスター(MX-5)には国内外に様々な限定車が存在します。 なお、ロードスターの限定車は「世界単位」のものと「国(販社)単位」のものに分かれます。世界単位は「30周年記念限定車」のようなモデルで、国単位のものは国内では「ロードスタークーペ(NB7)」くらいしかありませんが、海外では数えきれないくらい存在します。※M2商品群は別会社、「TokyoLimited(NA)」は東京販社のみだったので別 […]

NBロードスターの量産工程

今回はNBロードスターの量産工程をご紹介します。 価格帯を鑑みても贅沢な専用プラットフォーム(N系)で組まれていたロードスターシリーズ。 コストセービングのためにメカ的にはデミオなどと共通のパーツを流用していたことは有名な話ですが、その手段の一つとして他マツダ車と同じラインで組み立てる【混流生産】が採用されています。 貴島主査の言葉をお借りすると、実はほぼデミオと同じコストでロードスターが組めるの […]

NBロードスターが生まれるまで(試験車両)

今回はNBロードスターの各種プロトタイプ車両のご紹介です。 経営不振によりフォード傘下となったマツダですが、ロードスターは開発中止の対象ではなく、むしろ「やりたいクルマ」という位置づけでした。(※そのエピソードは別途ご紹介します)そのような状況の中、1994年から開発がスタートしていたNBロードスターは、エンジニアリングサイドからの記録も残されていました。 試験車両たち(メカニカルプロトタイプ) […]

ハードトップ(DHT)「ひとり脱着」と異音対策

ロードスターの魅力のひとつであるディタッチャブル・ハードトップ(DHT)。幌から固定トップに換装することで、対候性・剛性(※剛性感ではなく、純然たる剛性)の向上とともに、乗り味の変化まで楽しめます。クーペスタイルのロードスターはキャラクターががらりと変わってなかなか面白いことになります。 なお、私の場合は夏・冬のシーズン毎にハードトップ脱着を行いますが、家族などのサポートはありませんので一人で作業 […]

「高性能」のアイコン

多様化したクルマのデザイン 奇抜、新鮮、斬新・・・次々に発表されるクルマのデザインの多様さは本当に面白いです。 初見で驚いた「カウンタック」や「ムルティプラ」。国産車では「最終型プリメーラ」や「ジューク」、「X-90」もありました。マツダでいえば「AZ-1」や「ビアンテ」など、書き出したらキリがありません。 今でこそ近代トヨタ・フェイスのキーンルックも見慣れたものになりましたが、4代目「プリウス」 […]

ドアモールの交換(&真実)

懸念事項のひとつだった、経年劣化したドア回りのウェザーストリップの交換を行いました。機能的にはまだまだいけたのですが、ゴム由来のパーツが綺麗だとクルマが締まって見えるからです。 塗装の誤魔化しは、目先の処置 モール自体はゴムパーツ主体でできているので、ラバースプレーの上塗りでいけるのではと試してみました。 なお塗装前のモールは「つや有り」ですが、経年劣化によりザラついています。アーマオールである程 […]

ロードスタークーペ コンプリートカーmm1(後半)

前回に引き続きコンプリートカー「mm1」の話を続けます。 カスタマイズカー事業のスタートアップ マツダ自身がさまざまな理由から市販化を断念したロードスタークーペ「TSコンセプト」。しかし時代の潮流が手を差し伸べることになりました。 当時、本格的な流行が見込めそうなカスタマイズカー事業において、カー用品店を手掛けるオートバックスセブン社が、自社ブランド「mono CRAFT」シリーズのスタートアップ […]

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