ロードスターの防錆処理
我が家のNBロードスターも生産から20年近く経ち、ありがたいことに機関良好にて乗り味に文句はありません。しかし、経年劣化であちこちから錆が見え始めてきましたので、予防整備として防錆(ぼうせい)を行うことにしました。 用意したもの ・ワイヤーブラシ ・パーツクリーナー ・シリコンオフ ・エンドックス「錆転換剤RS」 ・呉工業「シャシーコートクリア」 ・習字用の筆@100円ショップ ・その他、洗車用品 […]
我が家のNBロードスターも生産から20年近く経ち、ありがたいことに機関良好にて乗り味に文句はありません。しかし、経年劣化であちこちから錆が見え始めてきましたので、予防整備として防錆(ぼうせい)を行うことにしました。 用意したもの ・ワイヤーブラシ ・パーツクリーナー ・シリコンオフ ・エンドックス「錆転換剤RS」 ・呉工業「シャシーコートクリア」 ・習字用の筆@100円ショップ ・その他、洗車用品 […]
積年の宿題でした 以前、かの元主査にインタビューに伺った際に「君はターボに乗ったことあるかい?」と問われました。 「あのターボはアメリカの要望で作ったんだけど、ドッカンじゃなくてロードスターの人馬一体である「気持ち良さ」を追求したモデルなんだ。機会があったら乗ってみるといい」 私自身、たまたま歴代ロードスターのステアリングを握る機会を得ることはありますが、NBロードスターのターボのみどうしても触れ […]
新型ロードスターの「KPC」とは 発表以来メディア記事では恐ろしくベタ褒めで、何一つネガティブな内容が存在しないといっても過言ではない、2022年以降のNDロードスターに搭載された姿勢安定機能「KPC(キネマティック・ポスチャー・コントロール)」。 ハイスピードのコーナリングにおいてもより安定した旋回姿勢を実現し、ドライバーとクルマの一体感を高める新技術。 上記のようにカタログでうたわれている「K […]
オークションやホビーショップで、どうしても見逃せないジャンクコーナー。誰かにとってはゴミだけど、たまにお宝も混ざっているのです。特に、手のひらに乗るトミカサイズ(約1/64)のダイキャスト製ミニカーは小サイズならではのアレンジが効いていて、少し手を加えるだけで見違えるのです。 そこで今回は、3台ほどレストアをしてみました。 トミカ「アバルト124スパイダー」の再塗装 いきなりロードスターではあ […]
15年目の挑戦、ロードスターターボ メディアの前人気は上々でありつつも、メーカーの本音は成功する見込みが読めなかったユーノスロードスター。したがって、デビュー時はボディカラー4色、5速MTのみ、オプション少々とバリエーションは最低限の割り切った仕様になっていました。 しかし、蓋を開ければ(時代の追い風があったとはいえ)異例の大ヒット。想定よりも「売れた」ことはクルマの熟成を促し、モデルチェンジも許 […]
「DUO101」から「V705」へ マツダ北米スタジオ(MANA)のアドバンスデザイン「DOU101」をベースに発足した「P729」オープンスポーツプロジェクト。社内デザインコンペを勝ち抜いたとはいえ、量産化の道のりはまだ先が見えない状態でした。しかし、有志の計らいで当時マツダで新設された技術研究所における「樹脂ボディ開発」の名目を得ることにより、可動プロトタイプが制作されることになります。 前回 […]
ロードスター企画前夜 どのようなクルマにも歴史はありますが、なかなか表舞台に出ることはありません。ただ、幸いなことにロードスターは様々な記録が残されています。ただ、媒体によって細かいディティールが違うので、あえて再調査したものをご紹介させていただきます。 1976年、米国モータートレンド誌のジャーナリストで日本語も堪能なボブ・ホール氏が、マツダのトップエンジニア、ロータリーの父とされる山本健一常務 […]
カッコいいけれど劣化する、レザーシート 歴代ロードスターはVS系グレードを中心にレザーシート(革シート)が採用されています。 正直、利便性や量産性、環境性を鑑みればファブリックシートの方が一枚上手ですし、大昔はファブリックシートの方が「高級」でした。ただ、自動車文化が熟成していくとともにレザーシートは「様式美」として残った文化であることがポイントです。極端な話、電気自動車のリアバンパーにマフラーを […]
LAオートショー「デザイン・チャレンジ」 マツダの先進的なプロジェクトに割り振られる「MX(Mazda eXperimental)」シリーズ。「MX」と名の付くクルマは、MX-5(ロードスター)のような市販車だけでなく、様々なマツダのコンセプトカーにも名づけられました。 そのなかで、とりわけ未来志向なコンセプトカーとして発表されたのが「MX-0(ゼロ)」です。 2010年、世界経済はリーマンショッ […]
ロードスターにはフライングM(マツダ・カモメマーク)やMAZDA/Roadsterのロゴバッジなど、ブランドや愛称を示すロゴマークが加飾されています。ただ、よく目を凝らしてみるとその他にも多くの文字列が隠れているのをご存じでしょうか。 その正体は、世界各国の保安基準適合を表すもの。一見ただの文字列に見えますが色々な意味が示されていて、パーツの仕様を確認をすることも可能です。近代のクルマでは目立たな […]
ユーノスロードスターは、基本エアコンレス仕様 ロードスター史上、古い方しか覚えていないであろうトリビアのひとつに、初代ユーノスロードスター(NA)は最終型まで「エアコンがショップオプション(ディーラーオプション)だった」というものがあるでしょう。 今の基準で考えるとなぜ?となるかもしれませんが、そもそも当時はエアコンレス車両が珍しくなかった時代であり、スポーツカーに余計な装備は不要という考え方もあ […]
伝説の食玩「ビッグワンガム(BIG・1・GUM)」 80年代のキッズを興奮させたプラモデル「ビッグワンガム(BIG・1・GUM)」を憶えている方はいらっしゃるでしょうか?こちらは、老舗お菓子メーカー・カバヤ食品より発売されていた伝説の「プラモデル付きガム」で、いわば「食玩」の元祖的な存在です。 ルーツは70年代まで遡り、前身となるビッグリーグガム、ニューエフワンガムといった「おまけプラモ付き」とい […]
あらゆる特異点、1989年(平成元年) 1989年(昭和64年、平成元年)の日本といえば、バブル経済まっしぐらの好景気。我らがロードスターをはじめ、スカイラインGT-Rやレガシィ、セルシオなどの名車が誕生した、国産自動車の歴史における特異点として良く語られます。 ただ、この年は自動車だけでなく、様々なヒット商品が生まれた年としても知られています。ざっと書くだけでも・・・ ・ハンディカムTR-55( […]
カメラがアナログ・フィルムからデジタルに移行して久しいですが、今や恐竜的進化を遂げたスマートフォンでも手軽に高機能な「カメラ機能」を謳う時代です。40枚ぐらいの低解像度しか撮影できなかったけれど、かなり衝撃だったデジカメ・カシオQV-10に感動したのも、「写メール」として携帯メールに写真が添付できるようになった事件もすでに20年以上前の出来事。歳も取るはずです・・・ そんなジジイの戯言は置いといて […]
ヒトの感覚ほど繊細で分かりづらいものはありません。なにせ価値観の「基準」は十人十色なので、それが正しいかなんて他人には判断できないからです。 特に、(私も書いていますが)クルマのインプレッションはその最たるもので、記述者の経験の「軸」がどこにあるかで、評価は180度変わることもザラにあります。もちろん好きも嫌いも正しいでしょうし、共感できればOKという考え方もありますし、定量的にクルマを知るために […]
NBロードスターのBOSEサウンドシステム NBロードスターの純正オーディオは上位クラスにBOSEサウンドシステムが実装されていました。 オープン時に歪みのない重低音を生む8インチBOSE Nd™ウーファーはマグネットをコーン前方に配置して厚さを50mmに抑えるとともに、ネオジウム磁石の採用で通常コーンの約2.5倍の振動距離を確保し、ドア内部の支持構造を強化したうえで装着。 さらに中 […]