歴代ロードスター クーペコンセプト(Coupe1)
今回から複数回に渡って、ロードスターデザイナーの悲願とされたロードスターの「クーペ」を紐解きます。 クルマにおける「クーペ」とは二人乗りの「箱馬車」が語源になっており、現在は2枚ドアの乗用車を指す言葉になっています。 オープンカーのロードスターをオプションの「脱着式ハードトップ」ではなく、「固定ルーフ」のクーペ化をおこなうという構想は、開発段階からデザイナーサイドの案として存在していました。 した […]
今回から複数回に渡って、ロードスターデザイナーの悲願とされたロードスターの「クーペ」を紐解きます。 クルマにおける「クーペ」とは二人乗りの「箱馬車」が語源になっており、現在は2枚ドアの乗用車を指す言葉になっています。 オープンカーのロードスターをオプションの「脱着式ハードトップ」ではなく、「固定ルーフ」のクーペ化をおこなうという構想は、開発段階からデザイナーサイドの案として存在していました。 した […]
2016年3月23日の「ニューヨーク国際自動車ショー」にて、ついにNDロードスターの「RHT(仮)」と噂をされていた固定ハードトップモデル「ロードスターRF」が世界初公開されました。 ロードスターRFに対する反応は、純然たる「RHT(仮)」を待ちわびていたファンからも賛否両論(悲喜こもごも)でしたが、結果的には近年稀にみるスポーツカーのヒットモデルとなっています。単純にカッコいいですからね。 そこ […]
私のロードスターは内装がVSコンビネーションBの「ベージュ」で幌が「黒」という国内唯一の【NC4インテリア】仕様です。そんな事情から、コーディネートのために一時期エクステリアの一部を黒に変更をしていました。 なぜ塗装処理にしたのか Aピラーを黒化した際に、トータルコーディネートのためにサイドミラーの黒化も行いました。ハードトップ(幌)の黒さも相まって、クルマの上半身を軽く見せたいという意図になりま […]
私のロードスターは内装がVSコンビネーションBの「ベージュ」で幌が「黒」という国内唯一の【NC4インテリア】仕様です。そんな事情から、コーディネートのために一時期エクステリアの一部を黒に変更をしていました。 Aピラーをブラック化で用意をしたもの ロードスターのピラーを黒化するために本来ならば塗装を行いたいところですが、エクステリアはいつでも純正に戻せるようにしておきたい。そこで屋外用のカッティング […]
前回に引き続き、NBロードスターをベースにしたキットカーのご紹介です。 キットカーの文化とは 現在、日本国内においてキット状態で輸入したパーツを使って「車両登録」を行うのはハードルがとても高いようです。それは衝突試験などをクリアするため、多くの実験車と分析データを用意する必要があり、現実的には個人の範疇を越えるコストになってしまうからです。 しかし、この状況はお国柄によって違います。米国はカスタマ […]
今回はNBロードスターのシャシーを流用したキットカーのご紹介です。 NBロードスターのシャシー クルマ1台は約30,000点の部品で構成されるといわれています。当然その部品が全て「専用パーツ」だとコストが跳ね上がってしまうので、メーカーの垣根を越えてネジやタップのレベルから、コンポーネント(構成部品)に至るまで可能な限り共有・流用されていることは周知の事実です。 特にロードスターは流用パーツが多い […]
CR-Zは6年で生産中止 2016年、鳴り物入りでデビューしたホンダの「CR-Z」の生産中止が発表されました。ブランニューだったハイブリッド・スポーツカーの灯火が消えてしまったのは、少々残念な出来事でした。 出力や車重、価格帯などで考えたらライトウェイトになるので、ロードスターともいいライバルだったのですが、2010年2月販売からファイナルモデルが2016年6月(売り切り)と、約6年ちょっとの販売 […]
荒い運転をしていると、うっかりやってしまうクルマのガリ傷。「見た目」のダメージ以上に「精神的」ダメージが大きいです。ロードスター、ごめんなさい・・・ 板金塗装をお願いするにも「手元に愛車がいなくなる不安」と「コスト」的な関係から、DIY補修のチャレンジを行いました。これはその時の記録です。 準備をした主なもの <作業系> ・バンパーパテ ・コンパウンド複数 ・サンドペーパー複数 ・研磨スポンジ < […]
誰にでも愛されるスポーツカー「ユーノスロードスター(NAロードスター)」。既に30年以上前のクルマであるにもかかわらず、生けるレジェンドとして街で見かけない日はありません。 そんなNAロードスターはデビューから4年後の1993年、初のマイナーチェンジを行いました。動力性能の向上と環境規制対応のために排気量を1600ccから1800ccへ向上し、パワーユニットの特性に伴ったギアレシオの変更も行われま […]
魔法の色、グレー マツダのプレスリリースによると、ローンチから販売好調とされたロードスターRF。ちなみに国内ではNCロードスターの販売台数と比較されがちですが、世界販売ではNCロードスターもNDロードスターとおなじ程度は売れています。 また、テーマカラーである「マシーングレープレミアムメタリック」と「VS」グレード内装のマッチングは素直にカッコいいし、オートカラーアウォード受賞という評価も得ました […]
今回はNBロードスターがベースになったコンセプトカーのひとつ、ロータリースポーツコンセプトのご紹介です。 そもそもコンセプトカーとは コンセプトカーの定義を改めて確認しますと「自動車メーカーが展示目的で製作したクルマ」とされ、次世代モデルのデザインや技術の方向性を表現することを目的としています。 Mazda MX-4(設計思想が後のAZ-1) 市販を前提としていないコンセプトカーは、「デザインや企 […]
デビュー当初は硬派なグレード構成だった4代目NDロードスターですが、2017年「ロードスターRF」がモデル追加されると同時に、ついに「VS」グレードが復活しました。 ヴィンテージ・スペシャル ロードスターのエレガント・グレードの筆頭といえば、いわずと知れた「Vスペシャル」です。グレード名の由来は公表されていませんが、「ヴィンテージ(vintage:伝統的な)」、つまり古き良きスポーツカーの伝承とい […]