スポーツカーの販売期間
CR-Zは6年で生産中止 2016年、鳴り物入りでデビューしたホンダの「CR-Z」の生産中止が発表されました。ブランニューだったハイブリッド・スポーツカーの灯火が消えてしまったのは、少々残念な出来事でした。 出力や車重、価格帯などで考えたらライトウェイトになるので、ロードスターともいいライバルだったのですが、2010年2月販売からファイナルモデルが2016年6月(売り切り)と、約6年ちょっとの販売 […]
CR-Zは6年で生産中止 2016年、鳴り物入りでデビューしたホンダの「CR-Z」の生産中止が発表されました。ブランニューだったハイブリッド・スポーツカーの灯火が消えてしまったのは、少々残念な出来事でした。 出力や車重、価格帯などで考えたらライトウェイトになるので、ロードスターともいいライバルだったのですが、2010年2月販売からファイナルモデルが2016年6月(売り切り)と、約6年ちょっとの販売 […]
荒い運転をしていると、うっかりやってしまうクルマのガリ傷。「見た目」のダメージ以上に「精神的」ダメージが大きいです。ロードスター、ごめんなさい・・・ 板金塗装をお願いするにも「手元に愛車がいなくなる不安」と「コスト」的な関係から、DIY補修のチャレンジを行いました。これはその時の記録です。 準備をした主なもの <作業系> ・バンパーパテ ・コンパウンド複数 ・サンドペーパー複数 ・研磨スポンジ < […]
誰にでも愛されるスポーツカー「ユーノスロードスター(NAロードスター)」。既に30年以上前のクルマであるにもかかわらず、生けるレジェンドとして街で見かけない日はありません。 そんなNAロードスターはデビューから4年後の1993年、初のマイナーチェンジを行いました。動力性能の向上と環境規制対応のために排気量を1600ccから1800ccへ向上し、パワーユニットの特性に伴ったギアレシオの変更も行われま […]
魔法の色、グレー マツダのプレスリリースによると、ローンチから販売好調とされたロードスターRF。ちなみに国内ではNCロードスターの販売台数と比較されがちですが、世界販売ではNCロードスターもNDロードスターとおなじ程度は売れています。 また、テーマカラーである「マシーングレープレミアムメタリック」と「VS」グレード内装のマッチングは素直にカッコいいし、オートカラーアウォード受賞という評価も得ました […]
今回はNBロードスターがベースになったコンセプトカーのひとつ、ロータリースポーツコンセプトのご紹介です。 そもそもコンセプトカーとは コンセプトカーの定義を改めて確認しますと「自動車メーカーが展示目的で製作したクルマ」とされ、次世代モデルのデザインや技術の方向性を表現することを目的としています。 Mazda MX-4(設計思想が後のAZ-1) 市販を前提としていないコンセプトカーは、「デザインや企 […]
デビュー当初は硬派なグレード構成だった4代目NDロードスターですが、2017年「ロードスターRF」がモデル追加されると同時に、ついに「VS」グレードが復活しました。 ヴィンテージ・スペシャル ロードスターのエレガント・グレードの筆頭といえば、いわずと知れた「Vスペシャル」です。グレード名の由来は公表されていませんが、「ヴィンテージ(vintage:伝統的な)」、つまり古き良きスポーツカーの伝承とい […]
今回はNBロードスターの安全性能全般の話です。 NAロードスターからNBロードスターにフルモデルチェンジした経緯は幾つもありますが、特に重要だったポイントは国際レベルの安全基準に対応することでした。グローバルで展開するロードスター(MX-5)は、そこに適合できないと企画自体が成り立たなく、つまり継続販売ができないのです。 なお、2020年現在の自動車レギュレーションはより厳しくなっており、緩くなる […]
今回は実際に市販されたNBロードスターのインテリアを解説します。 「わび・さびの継承」をテーマに、NAロードスターの進化系として造りこまれたのがNBロードスターの内装です。 基本構成は「T字」「インパネからドアへ続く形状」「丸型ルーバー」という三つの軸をもとに、インパネからボンネットに向かって一体感のある造形になっており「内と外の境界をなくす、オープンカーであることの演出」を意図しています。 なお […]
今回はNAロードスターのオーナーからも評価を頂いている、NBロードスターのインテリアに関わるエピソードです。 NBロードスターには開発エンジニアが「あぁ、ロードスターだ!という感覚を残しておきたい。アフターパーツで改善できる部分はあるが、収納や質感はメーカーでしか作りこめない」という言葉を残しています。つまりNBロードスターへフルモデルチェンジするにあたり「質感」の向上がひとつのキーワードになって […]
最近は何かとトヨタがアツいです。特に話題の「GRスープラ」ですが、デビュー時のプレスリリースには面白い記載があり、一部で話題になりました。 「GRスープラ」のプレスリリースでは、「ホイールベース(W)をトレッド(T)で割った比率が1.55」というものが強調されていました。この数値はレビューサイトによってはスポーツカーの「黄金比」とまで書かれています。(※プレスリリースではそこまで吹いていませんが) […]
今回はメーカー系チューニングブランドということで頭角を表したマツダスピードにおける、NBロードスターの話です。 NBロードスター「A-spec」 NBロードスターがデビューした98年は、NB自体がNAロードスターのパーツをコンバートできることと、マツダスピード自体もマツダと繋がりがあることから、早い段階で各種パーツが発表されていきました。 デビュー当時の広告で「NEW」と記載されていないものは、N […]
前回に引き続きマツダスピードをご紹介します。 マツダスピードのパーツは全国のマツダディーラーで購入することができたので、オフィシャル準拠のブランドとして一気にブランド化していきました。 95年はバブル景気が崩壊していたとはいえ、チューニングマーケットはまだブルーオーシャンでした。特に趣味性の高いクルマであれば、合法であるからこそ信者は湯水のごとくお金を使いました。 NAロードスター「A-spec」 […]