ロードスターのデザインで「大きさ」を比較する
物理的なサイズは変更できませんが、全長を合わせてデザイン比較をすると、ロードスターには共通点が多い事が分かります。なお、一番小さく見えるのはNCロードスターなのが面白い所です。ちなみにデビュー当時のNAは、ロータスエランと比較して巨大過ぎると批判されていました。 実は「大きい」といわれていたロードスター 小さくて軽い「ライトウェイトスポーツカー」であるロードスターは、コンパクトなサイズであることが […]
物理的なサイズは変更できませんが、全長を合わせてデザイン比較をすると、ロードスターには共通点が多い事が分かります。なお、一番小さく見えるのはNCロードスターなのが面白い所です。ちなみにデビュー当時のNAは、ロータスエランと比較して巨大過ぎると批判されていました。 実は「大きい」といわれていたロードスター 小さくて軽い「ライトウェイトスポーツカー」であるロードスターは、コンパクトなサイズであることが […]
カッコいいけれど・・・似てますよね 2020年2月に発表されたスポーツクーペの雄、アストンマーティンが発表した「ヴァンテージロードスター」・・・途轍もなくカッコいいです。 アストン様入魂のデザインは、私もスポーツカー乗りの端くれなので、スキのない美しさに写真を見るだけで「ため息」が出てしまいます。 AMG由来の510馬力をFRで駆動すると聞いたら、(とても手は出ないけれど)ステアリングを握ってかっ […]
ロードスターは幸いなことに、さまざまなデザインスケッチが残されています。躍動感あふれるスケッチは眺めていてとても楽しく、完成車の美しさにも劣らないものを感じるはずです。今回は、そのあたりのご紹介です。 新世代オープンカー(V705) ロードスターのオリジナルデザインはカリフォルニア州アーバインにあるマツダデザインスタジオ(MRA/現MNAO)が発祥となります。上のスケッチには海外でロードスターの父 […]
市場投入される新車には、プレスキット(メディア用広報資料)がメーカーより配布されます。それはもちろん歴代ロードスターにも存在し、グローバル展開するロードスターは海外向け資料も公開されます。 日本車であれば日本語をローカライズしたものが基本ですが、(そういう時代であったのか)NBロードスターに関しては国内とは別の表現で紹介されています。 そこで今回はMX-5(1998)・・・NBロードスターのプレス […]
「コンセプトカー」とはメーカーが展示目的で製作したクルマです。 その意図としては「デザインや企画の方向性を発表するもの」もしくは「そのまま市販できるレベル」という二つの方向性に分かれます。そして、お披露目において好評だった企画要素は、さまざまな形で市販車両へフィードバックされていくのです。 さて、NBロードスターの発売期間は1998年~2005年。その間にはロードスターの「方向性」を模索する、様々 […]
1998年12月にデビューした2代目NBロードスター。今でこそ4代目のNDロードスターは多方面から好意的に受け入れられていますが、NBロードスターのデビュー当時を振り返ると、特にデザイン面であまり望まれなかったモデルチェンジだった記憶をしている方が多いはずです。 それは先代ロードスター(NA)のシンプルかつ普遍的な「良さ」を感じるデザインが偉大すぎて、特にリトラクタブルヘッドライトの廃止に否定的な […]
今回は実際に市販されたNBロードスターのインテリアを解説します。 「わび・さびの継承」をテーマに、NAロードスターの進化系として造りこまれたのがNBロードスターの内装です。 基本構成は「T字」「インパネからドアへ続く形状」「丸型ルーバー」という三つの軸をもとに、インパネからボンネットに向かって一体感のある造形になっており「内と外の境界をなくす、オープンカーであることの演出」を意図しています。 なお […]
今回はNAロードスターのオーナーからも評価を頂いている、NBロードスターのインテリアに関わるエピソードです。 NBロードスターには開発エンジニアが「あぁ、ロードスターだ!という感覚を残しておきたい。アフターパーツで改善できる部分はあるが、収納や質感はメーカーでしか作りこめない」という言葉を残しています。つまりNBロードスターへフルモデルチェンジするにあたり「質感」の向上がひとつのキーワードになって […]
ロードスター/ミアータの初期ロゴといえば、やはり筆文字。ただ、これはマツダの専売特許ではなく(当然ですね・・・)、日本のメーカーであれば都度採用されていたりします。そもそも、90年代前後は筆文字が間違いなくひとつのトレンドでした。として存在していました。 80スープラ(Supra Mk4) 有名どころでいうと、日本名セリカXX(ダブルエックス)改め、「スープラ(JZA80)マーク4」。いわゆる80 […]
コンセプトカー、マツダ「RX-01」をじっくり眺めていたのですが、とあることに気づきました。 記事を書くのに素材を並べていたのですが、マツダのスポーツカー・アルミホイールにはメーカー内でリスペクトがあるのではないかと気づいたのです。 ロータリーとロードスター まずはRX-01(1995)とRX-8後期型(2008)。 エイト(RX-8)のルーツがゼロワン(RX-01)というのは有名な話ですが、エイ […]
一般的に自動車の補助灯といえば「フォグランプ」や「デイタイムランニングライト(通称デイライト)」が思い浮かぶと思います。 補助灯の役割といえば、「視界確保」や「常灯による警告」という安全機能に加え、「ファッション」や「ハイパフォーマンスの象徴」・・・つまり、カッコいいから装備されていたという面もあったと思うのです。 特に「デイライト」は2016年10月の保安基準改正により、デイライトの明確な基準が […]
マツダ・アテンザが2019年7月4日付のマイナーチェンジにて、「MAZDA6」へペットネームを変更しました。以前より変わるという噂がありましたが、マイナーのタイミングで名前を変えたという事は、少なくともあと2年以上はフルモデルチェンジが無いことは確定ですね。 予定されていた【ラージプラットフォーム】の【直6エンジン・FR】リリースが1年先延ばしになったという話もあるので(※2019年現在)、マツダ […]
2014年9月4日、ついにNDロードスターのデザイン発表会が舞浜アンフィシアターをはじめ、世界3会場で同時に行われました。販売は翌年にも関わらず、デザインピラーたるNDロードスターの力の入れようたるや、嬉しいやら悲しいやら。 ろどすたくん 9月4日以降、全国でNDロードスターのローンチイベントが続いてきます。そこで今回は、2014年9月28日に開催したROCJ主催の新型ロードスターイベント「LON […]
2008年末、NC1から約3年を経てNCロードスターはマイナーチェンジを迎えました。通称「NC2」と呼ばれる進化は、フェイスリフトだけではなくメカとセッティングの熟成など、わかりやすい性能向上がなされました。 NC2ロードスターは、当時のマツダデザインテーマ「流(NAGARE)」をうまく取り込みながら、テーマカラー「サンフラワーイエロー」の鮮烈さも伴い、牧歌的だったNCロードスターのイメージを、研 […]
NCロードスターがデビューした約1年後。かねてより噂のあった電動ハードトップモデルがついに発表されました。その名もロードスターRHT(リトラクタブル・ハードトップ)。プジョー206CCから一気にトレンドになった「屋根付き」オープンカーは、商品力強化として必然のモデルでした。 RHTに採用された固定ハードトップは明らかに重量増になってしまいそうな気がします。LWS(ライトウェイトスポーツ)をうたうロ […]
2014年9月、NDロードスターが舞浜でお披露目されたときの衝撃は未だに忘れません。ソウルレッドのキリッとしたっボディがスモークの下から現れたとき、本気で震えました。 NDロードスターは1016年のワールドカーオブザイヤー(WCOTY)やワールドデザインオブザイヤー(WCDOTY)をダブル受賞するなど、国内外でも折り紙付きのカッコいいデザイン。メカの出来ももちろん最高なので、最新の人馬一体マシンは […]